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連載中·25·10.7万字
暴力描写有り性描写有り
ゲーム世界に転生した不遇外科医が、驚異の能力を持つスライム娘の協力×前世チート×錬金術で理不尽を切り抜け、平和な生活を手に入れるまでの物語。もっとも、最大の理不尽は尽くし系スライム娘がかわいすぎて困る点だけど。

【詳しいあらすじ】
―― 14歳で母親と死に別れて以来、努力を重ねて外科医となった田辺林大朗(リンタロー)。
だが手術中に父親が心筋梗塞で亡くなったことをきっかけにPTSDと鬱(うつ)を発症、手術ができなくなり、病院をやめる。
内科医として再起を図ろうとするも直前、ストーカーに刺されて生命を失う――
目が覚めたら、幸せだった子どものころにプレイしていたゲームにそっくりな世界にいた。
せっかくなら好きなことをして皆の役に立ちつつ平和な生活を送りたい。
錬金術師として第一歩を踏み出した主人公の前にあらわれたのは、なんと、しゃべる水たまり。
なんで水たまりが、しゃべるんだ?
―― 現実主義な主人公、目の前で起こる理不尽にツッコミ入れつつ、授かった特典能力と前世の知識をフル利用して人助け&無双する。 
最大の理不尽は 「恩返しするまで離れません!」 とあの手この手で主人公を喜ばせようとしてくる超チートなスライム娘が、かわいすぎて困る件かもしれないが。

※本作で行われている医療行為はフィクションです。病気・怪我の治療は医師や薬剤師にご相談ください。

◆毎週火・金曜 12時30分更新予定

©️砂礫零
無断複写・転載を禁止します。
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版权所有。
복제 금지.
転載禁止
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連載中·10·1.9万字
【なるほど・・・やはり本の知識は優秀なのですね!】

「アリーゼ=ホーリーロック。お前をカトリーナ教会の聖女の任務から破門にする。話しは以上だ。荷物をまとめてここから立ち去れこの「異端の魔女」が!」

カトリーナ教会の聖女として在籍していたアリーゼは聖女の証である「聖痕」と言う身体のどこかに刻まれている痣がなくなり、聖魔法が使えなくなってしまう。

それを同じカトリーナ教会の聖女マルセナにオイゲン大司教に密告されることで、「異端の魔女」扱いを受け教会から破門にされてしまった。そう聖魔法が使えない聖女など「いらん」と。

でもアリーゼはめげなかった。逆にそんな小さな教会の聖女ではなく、逆に世界を旅して世界の聖女になればいいのだと。そして自分を追い出したこと後悔させてやる。聖魔法?そんなの知らないのです!と。

そんなアリーゼは誰よりも「本」で培った知識が豊富だった。自分の意識の中に「世界書庫」と呼ばれる今まで読んだ本の内容を記憶する能力があり、その知識を生かし、時には人類の叡知と呼ばれる崇高な知識、熟練冒険者のようなサバイバル知識、子供が知っているような知識、そして間違った知識など……旅先の人々を助けながら冒険をしていく。そうこれは世界中の人々を助ける存在の『聖女』になるための物語。

※追放物なので多少『ざまぁ』要素はありますが、W主人公なのでタグはありません。

※基本はアリーゼ様のほのぼの旅がメインです。

※追放側のマルセナsideもよろしくです。
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連載中·8·1.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·4·1.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·102·39.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·17·4.9万字
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連載中·4·1.1万字
暴力描写有り
【私は『最強無敵』のギルド冒険者の超絶美少女だから!】

「エルン。悪いがこれ以上お前とは一緒にいることはできない。今日限りでこのパーティーから抜けてもらう。」

またか…… ギルドに所属しているパーティーからいきなり追放されてしまったエルン=アクセルロッドは、何の優れた能力も持たず、ただ何でもできるという事から、ギルドのランクのブロンズからシルバーへパーティーを昇格させるための【便利屋】と呼ばれ、周りからは無能の底辺扱いの嫌われ者だった。

そして今日も当たり前のようにパーティーを追放される。エルンは今まで29回の追放を受けており次にパーティーを追放されるか、シルバーランクに昇格するまでに依頼の失敗をするとギルドをクビになることに。

ギルドの受付嬢ルナレットからの提案で同じギルドに所属する、パーティーを組めば必ず不幸になると言われている【死神】と呼ばれているギルドで嫌われている男ブレイドとパーティーを組むことになるのだが……。

そしてそんな【便利屋】と呼ばれていた、エルンには本人も知らない、ある意味無敵で最強のスキルがあったのだ!

この物語は29回の追放から這い上がり『最強無敵』になった少女の最強の物語である。
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連載中·4·1万字
【珍しいジョブの『スカウト』の私が霞んでる……私が一番まともなんだけど……これ?】

「朝早くからすまんな。エステル。お前は今日限りでこのパーティーを抜けてもらう。今までご苦労様」

 主人公のエステルはパーティーのリーダー、グラン=デルタニアに呼び出されいきなり追放宣言をされた。

 理由はもっと強い仲間を探している。だから弱いお前はいらないんだよ。と簡単な理由。そして更に「お前のジョブはなんだ?『スカウト』だろ?なら尚更役立たずじゃねぇか。時代遅れなんだよお前のジョブは。」

 エステルのジョブは珍しい『スカウト』。敵の気配を感じ取り事前に察知したり、罠の発見をしたり出来るジョブ。戦闘ではあまり役に立たない、それでも一生懸命サポートをしていたがエステルの頑張りは誰も認めてくれない。周りからは「時代遅れのジョブ」と思われているだけだった。

 しかしエステルはダンジョン攻略に必要な『危険回避』『マッピング』『罠解除』『索敵』『開錠』『アイテム係』すべての能力を持ち合わせているサポートマスターだった。彼女が不得意なのは『戦闘』だけ。

 今までの給料「銅貨2枚」を握りしめ、貧民街に行き、そこで『妖精の隠れ家』と呼ばれる酒場を経営している、元冒険者のマスター アリシア=フォン=ルーザリアと出会うのだが……。

 この物語は今時珍しいジョブの『スカウト』のエステルがスカウトされ新たな『妖精の隠れ家』で、「おしゃべり陽キャのアサシン」「怪力の破壊魔少女」「腰痛持ちの剣聖」「超絶美少女の男の娘クレリック」……etc

 超絶個性派な仲間たちと成り上がっていくファンタスティックストーリーです!
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連載中·27·7.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·4·0.7万字
【私。この『なんでも屋』で高級ラディッシュになります(?)】

「今日であなたはクビです。今までフローレンス王宮の宮廷魔法士としてお勤めご苦労様でした。」

アイリーン=アドネスは宮廷魔法士を束ねている筆頭魔法士のシャーロット=マリーゴールド女史にそう言われる。

理由は国の禁書庫の古代文献を持ち出したという。そんな嘘をエレイナとアストンという2人の貴族出身の宮廷魔法士に告げ口される。この2人は平民出身で王立学院を首席で卒業、そしてフローレンス王国の第一王女クリスティーナの親友という存在のアイリーンのことをよく思っていなかった。

もちろん周りの同僚の魔法士たちも平民出身の魔法士などいても邪魔にしかならない、誰もアイリーンを助けてくれない。

自分は何もしてない、しかも突然辞めろと言われ、挙句の果てにはエレイナに平手で殴られる始末。

王国を追放され、すべてを失ったアイリーンは途方に暮れあてもなく歩いていると森の中へ。そこで悔しさから下を向き泣いていると

「どうしたのお姉さん?そんな収穫3日後のラディッシュみたいな顔しちゃって?」

オレンジ色の髪のおさげの少女エイミーと出会う。彼女は自分の仕事にアイリーンを雇ってあげるといい、山奥の農村ピースフルに連れていく。そのエイミーの仕事とは「なんでも屋」だと言うのだが……

アイリーンは新規一転、自分の魔法能力を使い、エイミーや仲間と共にこの山奥の農村ピースフルの「なんでも屋」で働くことになる。

そして今日も大きなあの声が聞こえる。

「いらっしゃいませ!なんでも屋へようこそ!」

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連載中·38·4.5万字
残酷描写有り性描写有り
不老不死の少女40億年遡る壮大な一人旅

17歳のカムラは大切な母にひどい言葉を言い後悔していました。そんな中彼女は不思議な薬を飲みます。それは永遠に若くいられるけど40億年遡り永遠に生きる呪いの薬でした。

カムラは気づいたら40億年前の地球にいました。そこには人間どころか動物さえまだいません。

カムラは母親、そして些細なすれ違いから疎遠になった大切な親友の少女の事を片時も忘れたことはありませんでした。
カムラは神様からの罰でこんな場所に放り出されたのかもしれません。

カムラはサイコロを振りながら、いろんな時代を旅することになりました。恐竜がいる時代、人間が生まれる時、未来の世界など、いろんな時代を行き来します。

その旅の中で、カムラは素敵な風景を見たり、いろんな時代の愉快な仲間たちと出会ったりします。
でも、永遠の命はずっと一人でいることも意味します。愛する人と別れ、新しい出会いを繰り返すことになるのです。

カムラはこの長い旅の中で、自分自身と向き合い、世界の本当のことを知ろうとします。これはただ逃げるための旅ではなく、自分の心の平穏を見つけるための旅でもあります。

カムラはこの呪いから逃れ、母親、そして親友の女の子に謝って、本当の幸せを見つけることができるのでしょうか。

完結までストック有

主な登場人物

•蓮姫《カムラ》
17歳の主人公の少女。
古代ガンガラ大陸のとある小国の王宮に住むワガママなお姫様。
まるで絵に描いたような典型的なジャイアン系女子。
世の中にまかり通っている不条理に対しては
真っ向から立ち向かう粋な一面を持つ。


【追憶編】
•カムラのおばちゃん
蓮姫《カムラ》の血縁の祖母。
いなくなったカムラの実の両親の代わりにカムラを育てている孫思いの優しいおばあちゃん。

•蓮姫のお母さん
家出をし、行く宛の無くなったまだ幼い
カムラを引き取り育ててきた里親。
王族のお妃様。

【(1)原始のいのち《地下生物圏》編】
•オイロス
真っ暗な水中の世界で蓮姫が出会った年の頃小学校低学年くらいの幼い少年。

•マザー様
オイロスを含め村人達が創造主としてあがめている謎の存在。
マザー様という呼称からも想像できるように、みんなに分け隔てなくせっする偉大で優しいお母さんのような存在らしい。

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連載中·22·6万字
残酷描写有り暴力描写有り
〜あらすじ〜

主人公の八尋(ヤヒロ)はとある休日に、年の離れた妹の陽菜子(ヒナコ)と共にゲームをしていた。

そこに陽菜子の家庭教師兼、二人の幼なじみの伊織(イオリ)がやってきていつも通り伊織の小言を聞きながらダラダラゴロゴロと過ごしていた。

そんな平穏な時間を過ごしていたそんな時、謎の少女Aが現れる。

「見つけました、勇者様!」
「ウチ、そういう系の血筋じゃないんで……」

丁寧にお引き取り願おうにも、手足をねじ込まれ、押し売りセールスマンの如く帰ってもらえない。

そして問答無用で渡された箱を恐る恐る確認すると、一通の手紙と共にゲームソフトが。
不審に思いながらも起動すると謎の魔法陣が現れ、気づけば三人は見知らぬ世界の森の中に転移させられていて……。

異世界生活を続ける度に、八尋は変な敵には目をつけられるし、変人にばかり好かれる。さらには妹と、その取り巻く人々に振り回される日々。
そんなお兄ちゃんは、妹への心配をどんどん募らせる。

三人がこの世界に呼び出された本当の意味とは一体――――!?

八尋を中心に繰り広げられる、ヲタク兄妹と幼なじみ。そして異世界の住民である木の化け物やお人好しな神官、それにツンデレ半魔など、見た目も個性も様々な種族や住民たち!

どうにか元の世界に帰る方法を探しながら、見え隠れする彼らの抱える問題や心の闇。降りかかるトラブルや困難を解決すると共に、少しずつ成長していく物語。

これはそんな彼らの織り成す、ドタバタ異世界転移のシスコンファンタジー!!


……なのかもしれない。




お気軽にブックマークや評価、レビューや感想等頂けると今後の励みになります。
また、伏線についての考察なども大歓迎です。
よろしくお願いします。
※こちらの作品は『カクヨム』様、『ノベルアップ+』様、『テラーノベル』様にも掲載しております。
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連載中·17·6万字
残酷描写有り暴力描写有り
【ネオページ契約作作品】*火・木19:10更新(都合で土曜も)
——それは契約《キス》から始まる復讐譚

『機械の創造を禁ずる。破れば即座に全世界が敵国とみなす』
 シエンシア平和協定唯一禁忌条項

 新暦五二五年。
 帝国の陰謀によって亡国とされたレストアーデ王国。
 王族の中で生き残ったのは第一王女たるソフィーリア・ヴァン・レストアーデただ一人。
 彼女の能力は微力。仲間もごく僅か。
 元王国を統治する帝国の力は世界最大。軍人一人一人の力は並みを遥かに上回り、覇権国家として世界に君臨している。
 されど彼女は王国を取り戻すことを諦めない。ソフィア王女はどんなことをしてでも帝国を討ち、王国を取り戻すと誓っていた。

 それがたとえ、人類を憎悪し殺戮を誓った禁忌の『人型兵器《エクステンド》』と手を組んだとしても….。
 それぞれの復讐・野望・権謀術数・国家間の対立と同盟。
 様々な思惑が大陸中を駆け巡る中、人型兵器と元王女は寄り添い同じ道を歩いていく。
 全ては己が復讐を貫くために——

「——なんだマスター。お前、オレに『あんなこと』しといて意外と初心なのか?」
「か、揶揄わないで! わ、私だってあんなの初めてだったんだから……!」
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連載中·42·14.5万字
大気にはマナが、地には人間と魔物たちが満ちて、稀に空でドラゴンが舞っている世界。
「幻想の大魔女」ラヴェンナ・フェイドリームはかつて「勇者」に手を貸し、一時は魔王討伐の立役者とも呼ばれていたが……そんな話も百年以上前のものとなった。

人々が平和に暮らす世界において大きな争いごとは起こらず、かつて最強とまで呼ばれた魔女ラヴェンナも力を持て余す日々。退屈と怠惰に塗れる中、今日も昨日と同じようにゆったりと流れていく。魔王が復活したり、悪しき領主に民が苦しめられたりする噂も聞かない。

魔女は今日も、近所の友人と共にゆっくりと過ごしたり、興味本位で入手した謎のアイテムで退屈を紛らわしたりして過ごす。
「古くからの仲間」であるロクサーヌ、定期的に訪ねてくる商人のセレスティア、近くの修道院でシスターを務めるアイリス、「社会勉強」として修道院からお手伝いに来る少年のアレン、街の騎士団を束ねる女騎士カトリーナ……

平穏な田舎での穏やかな、そしてちょっとままならない隠居生活は、今日も細々と紡がれていく。

※エピソードは基本的に1話完結ですが、前までの話を読んでいるとニヤッとできる部分が所々にあります。
※毎週、月曜日・木曜日のAM11:45に1話ずつ更新していきます。
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連載中·70·13.9万字
パチモン賢者の異世界転生譚。
現世で賢者と呼ばれた男、異世界でパチモンから本物へと成かわる。


知的探究心が強く、様々な事象を知識として擦り込むことが生きがいの一条蒼介。

彼はその膨大な知識量を背景に、開設したブログを生計の柱としていた。

貪欲に知識を貪る性癖で、高校生ながら一千万円以上のアドセンス収益を得ていた一条蒼介は、大学進学と同時に合同会社を設立する。

月額数百円からのサブスクで事業者が利用出来る求人サイトを立ち上げて業績を伸ばしていき、大学卒業後も事業は順調に推移していた。いくつかのサイトを立ち上げ、これまで行っていた活動との相乗効果もあり、小さいながらも会社としての体裁も強固なものとなっていく。

ある時、共に事業を立ち上げた親友の不正を知り、他の従業員の心情や会社の将来を見据えて告発したことにより相手は逮捕されてしまう。

そこでのショックが予想以上に大きかった一条蒼介は、かねてより打診のあった企業に持ち得る事業のすべてを売却して億単位の富を得た。

立ち上げたサイトは堅調な利益を出しており、関連のある企業からM&Aの打診をされていたが、信じていた仲間の裏切り、そして事業を通して人の闇に何度か触れたことにより何もかも清算することにしたのだ。

その後、海外に渡って好きに生きようと考えていたが、逆恨みを抱いた元親友に車で轢かれて命を絶たれてしまう。

つぎに意識を取り戻した一条蒼介を待ち受けていたのは···

チートもハーレムもなし。
生まれもった特別な才能などとは無縁の一条蒼介は、"氏より育ち"を座右の銘に生きてきた等身大の青年。ストイックに知識や経験を培い、若くしてハイスペッカーとなった男が異世界の不条理に挑む。


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連載中·110·50.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·47·14.6万字
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連載中·2·0.4万字
暴力描写有り
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連載中·18·5.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
《毎日更新しています!》

 カイトは勇者である。
 復活する魔王を倒すべく日々特訓し、平和を守る為に村を襲う魔物達を退治していた。
 そうして彼は最終的に魔王を倒し、世界を救うだろう。

 そんな未来は絶対来ないが。

 カイトは前世を思い出し、知ってしまった。
 この世界は前世でやった事のあるダークファンタジーゲームが元になっていると。
 そして自分は偽物の勇者で、しかも敵によって作り出された捨て駒のホムンクルスだと。
 さらに重要な情報も思い出した。

 本物の勇者は、カイトの想い人であるクレアだ。

 小さい頃からカイトと一緒に過ごしてきた幼馴染クレア。小さい頃、勇者のように大切な人を守りたいと誓い合った仲であり、その日からカイトと共に戦っている戦友だ。

 もしゲーム通りに進むなら彼女は濡れ衣を着せられた上に追放されて、ヴァルハラ王国の追手から逃げる生活を強いられる。
 しかし逃げる過程でいろんな村や街を訪ねて仲間を増やす。そうやって出会いと別れを繰り返し、やがては本物の勇者として覚醒するのだ。
 
 そして最後に彼女は。

 魔王と相打ちになって死ぬ。

 カイトは激怒した。
 そんな事はさせない。
 ゲーム通りの結末にさせてなるものかと。
 だからこそ彼は決意した。
 クレアを死なせない為にゲームストーリーを変えてやろうと。

 これは贋作として作られた男が破滅に抗う物語である。


※話によって視点変更あり。
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連載中·13·3.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
 とんてん、鉄を打つ音が鳴り響く。
「剣を打っていただきたいのですが!」
 音は途切れない。大きな声を出しても、鍛冶師はまったく何も聞こえないかのように鉄を打ち続ける。
「女を斬る剣を、所望したい!」
 音が止まる。
 そこで鍛冶師は初めて声の方向を見た。
 かわいらしい姿形をした黒髪の『美人さん』だ。
 精一杯『女らしく』しているようだが、細い手足、低い背、それに喉のふくらみからすぐわかる。
 男だ。
 男が、女を斬る剣を所望するという。弱者である男が、圧倒的強者である女を斬る剣を。
 鍛冶師は視線で続きを促した。
「斬りたい女がおります。連れ去られた弟を取り戻すために」
 鍛冶師は視線を逸らさない。
 少年は観念したように語る。
「斬りたい理由があります。この世界で、私の剣が最強であると証明したい」
 鍛冶師は笑った。
「面白れぇ。お前の剣を打ってやる」

 ここは、男が弱者、女が強者の世界。
 神の威を宿した女が支配するこの世界に、以前の世界で最強に至った剣豪は弱者として生まれ変わってしまった。
 だからこそ、自分の剣の最強を証明できると思った。
 これは剣に憑かれた男が、女こそ最強の世界で剣を奮うだけの物語。

※カクヨム、ハーメルンでも掲載予定
70
連載中·51·12.5万字
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連載中·65·14.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
あるところに双子の少女がいた。
二人は水色の長い髪に金色の瞳。見た目はそっくりだったけど妹のユリアには神の祝福と呼ばれる不思議な力があった。
 その力に見惚れた王子に見初められたユリアは上手くまるめこまれて連れてかれた。
姉のラナは夢で見た泣きじゃくるユリアの姿に妹を取り戻すことを決意する。
ようやく城に忍び込めたラナはそこで変わり果てた妹の姿に驚愕し、国を出ようとユリアを連れ出す。
逃走中にとある旅芸人の人たちが隣の国に行くというので乗せてもらう。
ユリアが居なくなったことで、王子は怒り少女たちを追うことを決めた。
逃げる少女たちと追う王子たち。
王子はユリアの不思議な力を取り込んで王族の力を増やす算段だったのに逃げられてかなり苛立っていた。
一番疑わしいラナのところに行くが、とうの昔にもぬけの殻だったためにラナを指名手配するも目撃情報は全くと言っていい程得られなかった。
その最中に王子の妹の少女は崖から転落し大ケガをしたために城に戻るはめになってしまう。
王子はなんとしてもラナに惨めな死をと躍起になって二人を探す。
逃げる少女たちと追う王子たちどちらが相手の息の根を止められるのか。

小説家になろう様で先行公開しています。
https://ncode.syosetu.com/n2857iv/
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性描写有り
連載中·31·8万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·75·18.8万字
暴力描写有り性描写有り
27歳独身の冴えないアラサーオッサンの龍道 進は今日もバイト先の店長の小言をその大きな体を丸めて聞いていた。
「龍道君・・・君、困るよ・・・うちの店で一番長いのに、君が一番棚入れ替え遅いんじゃ、後輩の子に示し付かないよ」
「はぃ・・・申訳ありません・・店長・・・」
チェーン店の駅前に有るコンビニのスタッフブースで、頭が少し薄くなって小太りな中年のオジサンに、これまたパーマの掛かった髪が野暮ったく伸び、目元も隠れ無精髭が不潔な印象の20代後半のオジサンが、無駄に大きな体を丸め小さくなって怒られている姿を見て、クスクス笑う声
金髪ショートで少しツリ気味の大きな瞳のスレンダーな美少女 鳥居 五月
黒髪のロングヘア―で潤んで艶のある唇とおよそ高校生とは思えないバストの持ち主 蜂須賀 雫
バイトの後輩でコンビニの近くにある聖堂女学園に通う女子高生
「なぁなにジロジロみてんだぁ?おっさん!エロい目で見んなよ、この童貞オヤジが!」
「もしかして、オジサン、ウチ等みて興奮して身体の一部が反応したから、カウンターから出られないとかぁ?」
そしてバイトのシフトが被るとこうして俺を馬鹿にしてくる・・・何も言い返せないのが27歳童貞の悲しさ
しかしそんな俺には15年間毎日何時間も続けてる事がある
【ドラゴンロード】15年前のレトロなRPG、無名のこのゲームをただひたすらすら初期の村でストーリーを進める事も無くスライムだけを狩り続け本日ついに最後の隠し職業ドラゴンロードをレベル999にすることが出来た
次のレベル上限解放か?新しい隠し職業の解放か?ドキドキしながらシスターマリエに話をすると・・・真実の玉というアイテムが与えられただけで、レベルの上限解放も隠し職業も無くこれが最終到達点らしい、すすむは言いしれない喪失感の中15年目にして初めてストーリーを進める事を決意する
イベントの中でヒロインを設定する画面で進は【さつき】【しずく】とバイトの後輩をイメージして設定する
ゲームイベントでヒロインを守るため最初の小ボスと戦うがレベル最強のすすむはあっさり敗れる
それだけでなくゲームもバグって進められない・・・絶望の中コンビニナイトに向かうが、五月と雫が不審者に襲われてる
進は助けに入るが、不審者により致命傷を負うと【真実の玉】が発動する

気が付くとそこは、そこは現実とよく似た平行世界だった
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連載中·15·5.9万字
暴力描写有り
とある北の国に『勇者のみが抜くことのできる3本の聖剣』が存在していた。

聖剣は柄に刻まれた黒い円の紋章を全て光らせた者のみ抜く事ができ、聖剣を手にすることで勇者の資格を得ると言われていた。

年に一度、聖剣を抜く事にチャレンジできる三聖剣祭では大勢の者たちが台座から聖剣を抜こうと挑戦するが、ろくに紋章を光らせることができず微塵も抜ける気配がなかった。

しかし、祭りの途中で現れた3人の男だけは違った。

クレマンと呼ばれる王子は聖なる紋章を完璧に光らせて聖剣を抜いて勇者となり

パウルと名乗る少年は聖なる紋章を半分しか光らせることが出来なかったものの観衆に勇者候補としての可能性を見せつけた。

そして、主人公ゲオルグは聖剣を抜くために柄へ手を掛けるが紋章は3分の1しか光らせることができなかった。

それでもゲオルグは聖剣を諦めはしなかった。

なんとゲオルグは人並み外れた腕力を駆使し、台座ごと聖剣を抜いてしまったのだ。

歴史上、例の無い勇者の誕生っぷりに観衆は騒めきたつ。

規格外な勇者ゲオルグの誕生を経て、ある者は彼に惹かれ、ある者は嫉んで牙を剥く事となる。

勇者クレマン、勇者候補パウル、そして規格外勇者ゲオルグの3名はそれぞれの思想・プライドを抱えて自分の信じる勇者道を歩き始める。

一方、勇者たちの誕生を遠くから眺めていた魔王は不敵に微笑み、静かに動き出す。


――――毎週『月・水・金』の17時30分前後に更新いたします(第1話のみ火曜にも掲載)
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連載中·39·12.4万字
暴力描写有り
『異世界ボクシング浪漫』

 ウェルター級(およそ66・68キログラム)プロボクサー飛田義人(とびた よしと)はバイト中、道路へ飛び出した子どもをトラックから救い、代償として両手を失った。

 しかし彼はボクサー生命を絶たれたことを嘆かない。「やりたいことやりきる」という約束を守れなくなったことばかりを悔やむのだ。

 彼の病室へ見舞いに訪れたバイト先の元先輩、佐藤花子(さとう はなこ)はある期待を胸に切り出してしまう。
 面倒な約束を押しつけられる上、試練に挑まなければならないが、受け継げる両手があるとしたらどうするかと。

 即答で試練を受けると返した義人へ自分が魔術師だと明かした花子は、現実世界と異世界との狭間へ導く。そこは異世界にて「王者」と呼ばれていた男が遺した両手を保存するため作られた空間であり、数百年もの間、ただ一匹で両手を守り続けてきた魔獣(黒犬)がいる、言わば墓所だった。

 これまで多くの挑戦者を退けてきた魔獣と対決し、勝たなければ両手は得られない。
 こうして義人は暫定的に繋がれた両手をもって魔獣と闘い、なんとか勝ちを認めさせることに成功した。

 晴れて王者の手の正当後継者となった義人は、初代王者が遂行できなかった約束を果たすため、そして自分が大切な人と交わした約束を守りぬくため、花子と犬を供連れ異世界へと向かう。
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性描写有り
連載中·80·27.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·32·7.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
92
性描写有り
連載中·8·1.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
 西暦二千二十六年、世界は異世界から現れたドラゴン……龍の軍勢による襲撃を受けた。現代兵器が通じず、軍隊では倒せない龍とは、超常的な力を持つスーパーヒーロー達が戦うことになった。
 だが、奮戦にも関わらず、スーパーヒーロー達は劣勢に追い込まれ、龍の軍勢の支配地域は拡大を続けた。そして、欧米や中国などの軍事大国に遅れ、とうとう日本でも龍の軍勢による襲撃が始まった。
 大学生の寧人(ねいと)は、友人達と遊んでいた時、龍に襲撃された。スーパーヒーローとして活躍した祖父から、超常的な力を受け継いでいた寧人は、その力を使い、龍の襲撃から友人達を逃がすことに成功。
 だが、スーパーヒーローになる道を選ばず、ろくに修行もせずに普通の学生として生きていた寧人の実力は、未熟過ぎた。結果として、ドラゴンを戦闘不能に追い込んだものの、同行していた龍の如き人間……龍人(ドラゴンメイド)に太刀打ちできず、寧人は致命傷を負ってしまう。
 その場に駆け付けた、幼馴染にして祖父の弟子でもあるスーパーヒーローは、寧人に言い放った。
「スーパーヒーローとして生きることからも、己を鍛え続けることからも逃げたお前には、似合いの最後だよ……自業自得だ」
 そんな厳しい言葉を口にした幼馴染が、龍人と互角に戦う光景を目にしながら、寧人は死んだ。スーパーヒーローになる道を選ばず、ろくに修行もせずに生きてきたことを、後悔しながら……。
 だが、祖父から受け継いだ物のお陰で、寧人は蘇った。日本ではなく、魔術や仙術などが存在する、祖父が若い頃に究極の武術の修行していた、ファンタジックな異世界……クルサードにおいて。

 これは、一度は敗れて殺された、スーパーヒーローになれなかった男が、異世界で蘇って修行をして、本物のスーパーヒーローとなり、世界を救おうとする物語。
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連載中·45·11.7万字
ある日、お使い帰りのメイブは、”癒しの魔女”が住む『癒しの森』の奥で運命の出会いを果たす。倒れていたのは、平和を象徴する東の大国メルボーン王国の近衛騎士、レオンだった。彼が抱える使命とは、”曲解の魔女”によって突如もたらされたチェルシー王女を苦しめる『魔女の呪い』を解くこと――ただそれのみ。
“癒しの魔女”ロッティと、その使い魔であるヒヨコのメイブは、彼の願いに共感し、勇敢なる冒険へと旅立つ。

魔女の使う禁忌『魔女の呪い』は、生命力を吸い取り苦しみを与え死に至らしめる強力なもの。唯一解呪することができるロッティの魔法効力を底上げ出来る『フェニックスの羽根』を求め、使い魔メイブ、”癒しの魔女”ロッティ、”霊剣の魔女”モンクリーフ、近衛騎士団長レオン、騎士フィンリーは旅に出る。
世界の南ルーチェ地方に位置する『癒しの森』を拠点に、数々の困難な試練と不思議な出会い、魔女や人々、そして仲間たちとの織りなす絆を描くこの物語は、信じる心と愛情の物語でもある。

怒り心頭の”曲解の魔女”が語った愛するペットが被った悪戯の真相、人語が話せないことで苦悩するメイブ、心に秘めた思いと使命の板挟みに葛藤するロッティ、自分の行動に対し無責任だったモンクリーフの心の成長、人間でありながらメイブの言葉が判ってしまうフィンリーの秘密とメイブへの恋、忠誠心故に焦るレオンの誠実な想い。ロッティとレオン、メイブとフィンリーの異種族間の恋愛模様や、みんなの心の成長を経て王女の解呪に挑むとき、ロッティとメイブに立ち塞がる最後の試練は!? きらめく冒険と温もりに満ちたファンタジーが、今ここに始まる。

中世欧州風の、人間と魔女が共存する世界アルスキールスキンを舞台に、小さなヒヨコの使い魔メイブと、魔女や人間たちとのほのぼの王道ハートウォーミング冒険ファンタジー。

※2024/09/02:連載開始
※更新曜日:月・水・金
※更新時間:20時
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連載中·8·2.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
人間による人間のための国、真人帝国エンプライヤ。
科学の発展著しいこの国では、近年魔女への風当たりが強くなっていた。
人間のための国を目指すこの国では、不思議の担い手たる魔女は邪魔な存在だった。

徐々に世界から不思議が失われていき、魔女たちの数が減っていく世界の中、紫の魔眼と不老のために周囲の人間たちから恐れられていた魔女リーゼは、自分の支配する森の異変に気がつく。
魔物の反応が数体と、この森に存在するはずのない反応が一つ。

魔物を葬り去ったあと、もう一つの反応の元に向かうとそこには金髪の少年がぶっ倒れていた。
どっかのお坊ちゃまかと思える格好で倒れている少年からは、僅かに不思議の残滓が感じられたためリーゼはこの少年が人間ではないことを悟った。
リーゼが声をかけて目覚めた少年は自分のことを吸血鬼だと主張する。
「なんかフラフラじゃない?」
「ちょっと貧血が……」
そう言って少年は自分の青い顔を手でおさえる。

貧血の吸血鬼という意味の分からない存在を連れて帰ると、吸血鬼の少年はリーゼを訪ねてきたという。
ハルムという存在を知っているかと問われたリーゼは当然のごとく頷いた。
ハルムとは不思議の王。
それは災厄をもたらす天災のような存在。
人間の持つ科学に反応しやってくる怪物。
”不思議”の集団的無意識が生み出した、科学に対抗するための生物兵器。
約一〇〇年前に大都市ヴァラガンを襲った怪物。
その際、リーゼはハルムを撃退していた。
「我は警告に来た。再びハルムがヴァラガンに迫っている。ハルムはアンタの命を狙っているぞ? 一〇〇年前に自身を撃退したリーゼを警戒しているのだ」
吸血鬼の警告にゾッとしたリーゼの元に、大都市ヴァラガンからの救援要請が届く……。

これは異質なあまり人間から嫌われた魔女と、人間が好きすぎるあまり貧血状態となった吸血鬼による珍道中!