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 恋をするのに免許証が必要となった時代。

「俺と付き合ってよ」

 高校1年の春休みの2日前、日野原 結衣は人生初の告白をされ、人生初の彼氏ができる。
 相手は、学校内でも人気の高い翔先輩。
 これから訪れる春休みに期待は大きく膨らむ。

 ――だけど次の日、先輩はとある罪で停学となってしまった。
 それは、恋愛免許証・偽造の罪。


【恋愛法 第4条】
『恋愛をし、告白しようとする者は、公安委員会の恋愛免許証を取得しなければならない』


 ストーカー、DV、離婚……。
 多発する恋愛がらみの事件や問題に対抗すべく、政府は【恋愛法】を制定する。
 これにより、無免許での恋愛は重大な法律違反となった。

 更に先輩は他にも付き合っている人がいて、安全恋愛義務違反となる脇見恋愛の常習犯。
 そのほか出会ってすぐに告白するスピード違反や、相手の状況・立場を考えない一時停止無視違反など、数々の余罪があった。

 こうして先輩との交際が1日で破局となった結衣は、
「もう恋なんてしない!」
 と、免許証を返納してしまうのだった。


 それから数日が過ぎて新学期。
 2年生になった結衣は、親友たちと同じクラスになれたことを喜び合っていた。
 ——そのとき、

「そこ、俺の席なんだけど」

 不意にかけられる静かな声。
 それは小学校の同級生で結衣の初恋の人、月島 蓮だった。
 別々の中学に進学した二人は、実に4年ぶりの再会。
 クールな姿に成長した彼に、結衣の胸は高鳴りを覚える。
 再び動き出す二人の時、その心の行方は……!


 これは、恋を失った結衣が仲間と共に今を駆け抜ける青春ラブストーリー。
 あなたは、恋の免許証を持っていますか?
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連載中·25·4.1万字
現世で大切な人を失った主人公の陽日。
突然にも、母親を失い哀しみの日々を過ごす。

とはいえ、父親と共に進めていた研究を無駄にもできず、仲間と共に物体を転移する開発に取り掛かかる。こうして寝る間を惜しみ開発に没頭するも実現には至らず。
しかし、どうしても諦めきれなかった陽日は、何度も実験を繰り返す内にあることを閃く。

それは、当初計画していた過去や未来を行き来する《タイムトラベル》ではなく、意識だけを時空に飛ばす《タイムリープ》の開発に切り替えた。

なぜなら、これだとリスクも少なく時空の歪みを最小限に抑えられる。
これにより、陽日は物体転移から意識転送に開発を切り替えることにした。そして、どうにか試作品まではこぎつけた。

『あと少し、あと少しで僕の目的は果たされる……』

けれど、陽日には時間がなかった。ゆえに、ある事情から自らで試作品を試す。
ところが、それは1度しか使用出来ない片道切符。

意識転送すれば、脳は破壊され現世の肉体も崩壊してしまう恐れがある。
では何故、そのようなものを?

それよりもまず、過去に戻るという事は、タイムパラドックスが発生するのではないか。
であるなら何度繰り返そうが元に戻そうとする作用が発生するはず。

たしかに、過去に物体を移動させた時点で次元に歪みが生じ、なにかの働きが時間を戻そうとする。
とはいえ、意識のみであればタイムパラドックスを解消する事ができるかも?

こう考えた陽日は、物体ではなく意識を飛ばそうと計画を変更した。
ところが、それとて過去で干渉をおこなえば何かの作用が発生するに違いない。

では、どうすれば……。
だが陽日には秘策があった。現世で起きた事は一切変えず、変えるものはただ一つ。

そして陽日は、装置に座標を打ち込みカプセルに仰向けになった。
すると、仕込まれた電磁コイルが動き出し、周囲を高速で回転し始める。

そして片道切符を理解したうえで、ゆっくりと目を閉じた。
再び目を開けないかも知れないというのに……。

しかし、陽日は運良く過去にたどり着く。ところが、転送した姿に驚いてしまう。
やがて、陽日の前に一人の重要人物が現れた。

その人物と出会い、想いを変えるべく因果に立ち向かう事になる。
こうして、相棒同士となった二人の世にも奇妙な珍道中。不思議な物語の開幕である。
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連載中·15·3.8万字
性描写有り
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連載中·109·21.8万字
性描写有り
『この気持ちは小説《嘘》じゃないから。だから……ずっと一緒にいてほしい……』

思春期女子が共感できるところが1つはある。涙なくしては語れない至極のモヤキュン青春百合小説誕生!どうぞ御堪能ください

※プロローグは前置きで本編は2話から始まります。

【あらすじ】
様々なジャンルの中で唯一「恋愛物」が嫌いな主人公 新堂凛花(しんどうりんか)。

彼女は恋愛物以外ならなんでも好き。小説の中の恋愛はあり得ないと常々思っている。

名門花咲学園に入学した凛花は、必ず部活に入らなくては行けない決まりを知り、見たことも聞いたこともないような部活の「小説同好会」に興味を持つ。

そしてその小説同好会に行くと黒髪で美人な見た目の二年生の先パイ 小鳥遊結愛(たかなしゆあ)がいた。

彼女は凛花を快く迎えいれてくれたが、凛花が恋愛物の小説が嫌いと知ると態度が一変。

そう、ここは小説同好会ではなく小説演劇同好会だったのだ。恋愛経験も乏しく男性経験もない、恋愛物を嫌っている主人公の凛花は【小説女優】として小鳥遊結愛先パイに恋愛物の素晴らしさを身を持って分からされていくことになるのだが……。

この物語は女子高生の日常を描いた、恋に勉強に色んな悩みに葛藤しながら、時に真面目に、切なくて、そして小説を演じながら自分の気持ちに気づき恋を知り成長していく。少しエッチな青春ストーリー。
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性描写有り
連載中·9·2.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
※水・金週2更新(時々週3→その場合月・水・金)です

人は糸で結ばれている。その糸は色によって意味が違う。
代表的なものでいうと、黒は不運。白は幸運。赤は好かれている人の数。
太さによって効果や思いの重さが違うその糸が見えるのは、葛葉神社の巫女のみ。
切ったり、結び変えたりできるのも、巫女のみ。
それらの糸の中で滅多にない色がある。
それが、運命の糸。
色は金色(こんじき)。
金色の糸で結ばれたものは、必ず結婚することになる。
運命の糸は巫女であっても解いたり切ったり出来ないほど強い力を持つ。
しかし、輝かしいその色の糸に出会うことは、めったにない。
30歳になっても、自分から伸びる糸が見えることのなかった巫女、楠葉は自分には縁のない糸たちなのだろうと割り切って巫女としての仕事に生涯を注ぐことに決めていた。
そんなある日、空が真っ赤に染まった夕暮れ時。
巫女である楠葉が葛葉神社の鳥居の下を2回くぐった、刹那。
金色の糸が現れ、その先には黒い袴を纏った茶髪の男が居た。
しかしその正体は、人間に化けた狸。しかも不死身で倒すことのできない、悪戯好きの妖怪バカ狸。
あまりの驚きで妖怪と認識する前に、見たことのない美男な容姿に見惚れてしまった楠葉は幻惑をかけられて結婚させられることに。
その結婚生活は勿論平和なわけがなくて……!?

これは、三十路になって男に対して耐性のない気の強い巫女と、悪戯好きからかい好き迷惑行為大好き妖怪の化け狸の夫婦による奇想天外の結婚生活物語。
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連載中·24·6.1万字
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連載中·13·3万字
毎週【月・火・木】更新
 
『恋と願いはよくせよ』なんていう、ことわざがあるから。
ついつい「相思相愛な良縁を! 願わくば、金アリ男前で!」などと、
必要以上に欲をかいてしまった夏の終わり。

ただでさえ、欲深き願いごとだったというのに、さらに欲をかき、
心願成就とばかりに「男運、爆アゲで!」と、
吉方に向かって祈ってみたり、などした結果……凶方より怪しき者きたり。


『 幸運つづきの彼女 と 怪しい見合い相手 』
~「愛しています」求愛宣言からの決別宣言「地獄に落ちろ」~


仕事と酒があればこのままでもいいかな──と思っていた社会人5年目の寿々。

「とりあえず会ってみて」と、恩人から舞い込んできた見合い話を断れず、訪れた老舗ホテルにて、

「僕、まだ結婚する気ないんだよね。相手の写真もみたけどさあ……」

30分以上遅刻してきた見合い相手の不愉快極まりない発言を耳にして、
「こっちだって願い下げだ」と憤った直後、最悪の顔合わせとなる。

完全アウトな見合い相手・左近之丞をギロリと睨みつけたとたん、
なぜか態度を豹変させた男から「愛しています」と、いきなりの求愛宣言。

理解不能な見合い相手の言動に困惑しつつ、こんな男には付き合っていられないと、

「二度とわたしの前に、その顔みせるんじゃないわよ」

捨て台詞を吐いて立ち去った寿々を、

「待って……待ってください!」

半泣きの左近之丞が追いかけてきて……


恋も空も、うつろいやすい秋のはじめ。
主人公・寿々の恋模様は、暗雲と混迷と波乱に満ち溢れていく。

人生あれこれツイているのに、なぜか男運にだけは見放された残念系大人女子の奇々怪々ラブコメディ。

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性描写有り
連載中·27·8.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·29·8.7万字
「それでも、彼女とは再会出来ぬままであった」
「それでも、諦める事が出来なかった」

 それほどまでに惹かれた。あの日、歌っていた一人の少女に。

 ***

「歌うのとか歌そのものは、今だって変わらず好きだよ」
「知らない人の前では歌わないようにしたら大丈夫と思う」

 あの時の私を救ってくれた。今度は、私が同じような人々の助けになりたい。

 ***

 有谷真衣にはどうしても入りたい会社があった。かつての自分を救ってくれたその会社に入社して、同じように苦しんでいる人々を助ける手伝いがしたいというという、夢と言う名の目標があった。
 しかし、集団面接で上手くいかず選考を落とされてしまう。失意の中で一旦は遠回りを覚悟するも、選考型インターンシップ開催というラストチャンスが巡ってきた。
 今度こそ。そう思った真衣は、並々ならぬ覚悟でインターンに参加する。充実した毎日を送る中で、行われたインターンシップ生の慰労会。真衣は、自分の事をじっと見つめる一人の男性と再会した。


【主要登場人物紹介】
有谷真衣(ありたに まい)
 今作ヒロイン。私大の文学部に通う大学四年生。人見知りの性格だが、一度仲良くなると臆せず話せる。努力は裏切らない、を信条に何事も真面目に取り組むタイプ。趣味は音楽鑑賞で、特にJポップが好き。自分で歌う事も好きで歌唱力も高いのだが、それ故にトラブルに見舞われた所為で家族や親友以外の前では歌わないようにしている。

菊野蒼治(きくの そうじ)
 今作ヒーロー。化粧品メーカーであるキクノコーポレーションの社長の息子であり、若くして財務部部長になった有能な人物。厳格な両親に育てられ褒められる事が無かったため、他者に対して期待せず関心も薄いドライな性格に育った。それ故に恋もした事が無く、真衣に一目惚れした当初はこれが恋なのだと気づけずにいた程。趣味は読書とソロキャンプ。

江長一華(えなが いちか)
 真衣の親友。高校時代からの付き合い。姉御肌気質で、大学時代トラブルに巻き込まれた真衣を献身的に支えた。思った事ははっきりと口にするタイプ。

菊野大和(きくの やまと)
 蒼治の二つ上の従兄。キクノコーポレーションの商品企画部の課長。蒼治と違い柔和な見た目と雰囲気だが、その実かなりの実力主義。

 ***

ネオページ初出&オンリーの長編です! 連載頑張ります!
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連載中·18·3.1万字
第一話 長すぎた春を過ごしてきたカップルが、ちょうど同じ日に別々の友人の結婚式に出席することになった。そこで訊いた話によると、もし引き出物がお互いバウムクーヘンだったとしたらそのカップルは別れる運命だという。最後に主人公が取った行動とは・・・。
第二話 大工の同級生とつき合うようになった主人公。彼の分かりづらい性格に愛想をつかしながらも惹かれていってしまう。
第三話 主人公は中学の女教師。担任クラスのにひとりの問題児がいた。そんなある日、主人公が不良達に絡まれて。
第四話 高校の仲良しグループが花火大会に集まった。人混みの中、彼の手を取って助けてくれたのはクラスメイトの織江だった。
第五話 あこがれの図書館司書に本を紹介してもらえることになった。何気なくそれらの本の題名をつなげてみるとある言葉が浮かび上がってくるのだった。
第六話 小学校にサーカス団の少女が転校してきた。恋に堕ちた主人公は将来サーカス団に入団することを誓う。高校を卒業して訪ねるてみるとそこに少女の姿はなく・・・。
第七話 偶然見つけたカクテルバーで亡き妻の思い出のカクテルを作って貰い堪能した。翌日その店に行ってみるとその店はすでに閉店してしまっていた。
第八話 鼻が低くて悩んでいる主人公が整形美容で鼻を高くした。翌日登校すると、周囲の反応が微妙に変化する。とくに彼氏の反応がいまひとつだった。
第九話 読書家の主人公は時々同じ本を購入してしまうという失態を犯してしまう。ある日同じような女性を書店でみかけて声を掛けて・・・。
第十話 彼と別れる決心をした主人公は、別れの印にハンカチーフを渡すことにする。ところが彼の反応は予想外のものだった。
第十一話 バイトの後輩が熱い眼差しでクリスマスの予定を訊いてきた。これはチャンス。
第十二話 女子たちの手違いでお互いに間違った相手からバレンタインのチョコを貰ってしまう。それを交換する姿を別の女子に目撃されてしままう。
第十三話 ホワイトデーで彼女たちと距離をおくために恋の達人に対応を相談する。
第十四話 交番にいたずら電話を掛けてくる女性に恋をしてしまった巡査の物語。
第十五話 彼女に浮気と勘違いされてしまった主人公のサプライズとは。
第十六話 上から読んでも下から読んでも同じになる回文カップルが遠距離恋愛になってしまった。悩んだ末別れを決意したその時・・・。
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連載中·296·149万字
性描写有り
想いを寄せた2人は一直線 。

 -19年前-
それは友人がくれた500円玉から始まった。

公立大学の工学部2年の三上恭介は寮生活をしていたが仕送りが途絶えがちな苦学生だった。

彼は典型的なオタクで、ボーッとして頼りないところがあるが、いざ本気をだして前に立つとリーダーシップを発揮すると超優秀。
それを寮幹部達に買われて学生寮の副寮長を任されていた。

そんなある日、寮長の新島が突然、結核で倒れて、三上が寮長になってしまった。

三上は寮長になって初めての寮長会議に出席するため学生課を向かおうとしたところ、経済学部で学部内で男子から言い寄られるぐらい可憐で可愛い霧島陽葵が執拗に闇サークルに勧誘されているところを三上が助けた。

このことが切っ掛けで陽葵と付き合うようになる。

―そして時は現代―。
恭介と陽葵は結婚していて子供もいた。
三上一家は亡父が経営していた町工場を継いで生計を立てるが、この不景気のご時世で色々と苦しみながらも、恭介と陽葵の機転でなんとかその場をしのいでいる状況だ。

それでも2人の愛は昔と変わらず結びついているし、家族の中は2人の愛で満ち溢れているから辛い事なんて、はねのけている。

そんなある日、恭介は悪戯心から大学時代の仲間と密に繋がっているSNSで陽葵への愛を全世界に向けて叫んでしまった。

その事が切っ掛けで当時の仲間達が再び寄り合って、学生時代のことを懐かしむように昔話をネットで語り出す…。

これは、しがないオタクの三上恭介(俺)が妻の陽葵とのベタ惚れ模様を描いたちょっと変則型のラブストーリー。

時々、夫婦が若いときの出会いを振り返り、熱くいちゃつきながら少し不器用だけど純情な2人が大好き全開でひたすら惚気る物語ー。
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連載中·79·13.7万字
曰く付きの家に嫁ぐ事になった少女と、孤独な龍の恋愛ファンタジー。

時は大正時代。まだ明治時代が色濃く残るそんな時代。
異国で生まれ育った鈴は幼い頃に両親を亡くし、たった一人の親戚である叔父を頼って日本へやってきた。
けれど親戚達は鈴に当たりが強く、とうとう曰く付きで有名な神森家にお見合いに行く事に。
結婚が決まるまではお試し期間として身柄を拘束させてもらうと言う神森家の掟に従って鈴はその日から神森家で暮らすことになったのだが、この家の住人は皆どうやら人間ではなかったようで……。

龍と少女の現代恋愛ファンタジー。

本作はダブル主人公の視点でお話が進んでいきます。
ヒロインの視点はハート記号、ヒーローはスペード記号、その他のキャラはクローバー記号で分けています。
その他のキャラの視点は誰であってもを使用しています。

※ジャンルミスで現代恋愛に登録してしまいましたが、内容はロマンスファンタジーや異世界恋愛に分類されるかと思います。
実際は大正時代の人外との恋愛です。ご迷惑をおかけしますが、ファンタジー要素が苦手な方はスルーしてください……。
※こちらの作品は小説家になろう、アルファポリス、エブリスタでマルチ連載しております。
※このお話はフィクションです。実在している団体や人物、事件は一切関係ありません。
※表紙はACサイト様からお借りしています。
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連載中·32·10.3万字
「わたしを召喚したのはあなた?」って…雛祭さん!!どういうことだよ!?

「雛祭ちかな(ひなまつりちかな)」は、おれのクラスのまじめ女子。

対して、おれ「鯉幟大知(こいのぼりだいち)」はクラスのモブ。ラノベ好きなオタクだ。

おれと雛祭さんは、同じクラスでもからむことのない、別世界の住人だった。

あの日までは———。


それは、校舎裏で、掃除をしていた時だった。
雛祭さんが、突然現れ何かをいおうとした瞬間、足を滑らせ、転んでしまったのだ。
幸い無傷だったようだが、ようすがおかしい。

「雛祭さん、大丈夫?」
「———わたしの転生先、ここですか?」

雛祭さんのそばに、おれが昨日読んでいた異世界転生ラノベが落ちている。
これはいったいどういうことだ?

病院の検査の結果、雛祭さんは「一過性全健忘」ということらしい。
だがこれは、直前まで読んでいた本の影響がもろに出ているのか?
医者によると症状は、最低でも二十四時間以内に治るとのことなので、一安心。

と、思ったら。

数日経ってもちっとも治らないじゃない上に、自分を「異世界から転生きた人間」だと信じて疑わない。
どんどんおれに絡んでくるようになってきてるし。

いつになったら異世界転生記憶喪失は治るんだよ!?
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連載中·34·8.6万字
性描写有り
「お腹の子も君も僕のものだ。
2度目の離婚はないと思え」

宣利と結婚したのは一年前。
彼の曾祖父が財閥家と姻戚関係になりたいと強引に押したからだった。
父親の経営する会社の建て直しを条件に、結婚を承知した。

かたや元財閥家とはいえ今は経営難で倒産寸前の会社の娘。
かたや世界有数の自動車企業の御曹司。

立場の違いは大きく、宣利は冷たくて結婚を後悔した。
けれどそのうち、厳しいものの誠実な人だと知り、惹かれていく。
しかし曾祖父が死ねば離婚だと言われていたので、感情を隠す。

結婚から一年後。
とうとう曾祖父が亡くなる。
当然、宣利から離婚を切り出された。
未練はあったが困らせるのは嫌で、承知する。
最後に抱きたいと言われ、最初で最後、宣利に身体を預ける。

離婚後、妊娠に気づいた。
それを宣利に知られ、復縁を求められるまではまあいい。
でも、離婚前が嘘みたいに、溺愛してくるのはなんでですか!?


羽島花琳 はじま かりん
26歳

外食産業チェーン『エールダンジュ』グループご令嬢
自身は普通に会社員をしている

明るく朗らか
あまり物事には執着しない
若干(?)天然

×

倉森宣利 くらもり たかとし
32歳

世界有数の自動車企業『TAIGA』グループ御曹司
自身は核企業『TAIGA自動車』専務

冷酷で厳しそうに見られがちだが、誠実な人
心を開いた人間にはとことん甘い顔を見せる


なんで私、子供ができた途端に復縁を迫られてるんですかね……?
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性描写有り
連載中·33·17.3万字
残酷描写有り暴力描写有り
自分のことが嫌いな風見春陽(かざみ はるひ)は高校2年になった。
黒髪で目元まで隠れた長い前髪に、黒縁眼鏡をかけた彼は、周囲から根暗な陰キャと認識されていた。
他人を信じられない春陽は、学校生活を一人で平穏に過ごすため、目立つ人物とは関わらないようにしてきた。
1年の時もそれで1年間平穏に学校生活を送れた春陽は、2年でも同じように過ごそうと決めていた。
2年のクラスでは春陽にとっての要注意人物は3人。
白月雪愛(しらつき ゆあ)
新条和樹(しんじょう かずき)
佐伯悠介(さえき ゆうすけ)
しかし、そのうち一人は同じ中学の知り合いで…。
ある日、バイト先から買い出しに出た春陽は、偶然、男達に絡まれている同じ学校の制服を着た女子生徒を助けた。
それが同じクラスの雪愛だとは気づかずに。
ここからすべては始まった―――。
バイト中の春陽は学校とは別人のような風貌で、ハルと呼ばれていた。
男性が苦手との噂の彼女は春陽とは気づかず、なぜかハルに近づいてくる。
「私はもっとハルくんと仲良くなりたい」
春陽には雪愛が何を考えているのかがわからない。
加えて、雪愛と話す陰キャな自分を想像し、周囲の反応の怖さから嫌がる春陽。
だが、雪愛の想いは止まらず―――。
五月の連休中、ついに雪愛は、同じクラスの風見春陽がハルだと知る。
そのことに驚きつつもこれまでと変わらず距離を詰めようとする雪愛。
なぜ自分のような人間にクラスの中心にいるような人が、と戸惑いを隠せない春陽だが、雪愛の真っ直ぐな言葉が春陽の心境に変化をもたらしていく。
一方、雪愛の友人達は、雪愛が男嫌いだということを知っており、学校で自分から春陽に近づく雪愛に驚きを隠せない。
そして、雪愛から話を聞いた友人達も春陽に興味を持ち始める。
どんどんと自分の理想である平穏な学校生活からかけ離れていく春陽。
その結果、彼は様々な人と関わっていくことになる。
雪愛の春陽への想いは、友情なのか恋なのか。
そして、人との関わりを避けて生きてきた春陽の想いは……。
春陽の学校生活が動き始めたとき、それぞれの想いも動き始める―――。
焦れったくてキュンキュンする、純愛系ラブコメここに開幕!
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連載中·3·5.4万字
主人公には中学の時から好きな男の子が居た。
だけど、その時は名前も他校だったため、名前も知らないままで時間だけが過ぎて行った。
大学生になって彼氏も出来、その男の子の記憶もいつか風化していくんだろうと思った。彼氏に友人だと紹介されたのは中学の時に好きになった人だった。
その人たちは学部が違ったから全然知らなかったけれど、それはどうやら自分だけだったみたいでその人は有名カップルだった。
美人の彼女にイケメンの組み合わせ。そりゃ話題にならないはずはないよねと主人公は恋を諦めて自分の彼氏との時間を楽しむことにする。
主人公の彼は少し俺様なところはあるものの、主人公のことは気に掛けてくれているので悪い人ではないと考え付き合っていた。
だけど、段々とその関係も変わって来た。
 好きな人とその恋人が近づいてきたから。
主人公はそのことに困惑していたが、彼氏はどんどんと仲良くなって行く。同じサークルに入る。主人公はその状況に困惑していたが、なんとか冷静を装っていた。
ある日あの二人は異性避けで付き合ってる振りをしていて、彼女の方が主人公の彼氏のことを好きで告白している場面を見てしまう。偽装恋人もその時知ってしまう。
主人公の彼氏も満更ではなさそうな態度にさらにショックを受けてしまい。その場に行って恋人をひっぱたき、好きな人の彼女にもひっぱたいてその日は終わった。
恋人からも好きな人の彼女からもたくさんのメッセージが入っていたが、それを黙殺し、サークルも退部していた。主人公だけ学部が違っていたから大学で彼らを避けるのは簡単だった。
だけど、三人は主人公のことを探しているらしく、同じ学部の友人から聞かれたりするとのこと、好きな人の彼女と自分の元彼が自分を探しているのは分かるけど、過ぎない人までもが自分を探しているのまでは理解出来ずに困惑していた。
だけど、あの三人に会いたくはなかったので、サークルを辞めた後は大学以外はバイト漬けにして家にもあまり帰らないようにしていた。
お陰で結構稼げたので引っ越しも視野に入れようかなと思って歩いていたら好きな人が目の前に現れた。
思わず逃げようとしたら向こうから話がしたいと言われて渋々とだけど、話をすることにした。
あの二人とはこの人は関係ないと思おうとしたからだ。
だけど、彼が言うのは元彼と彼女の話で君を怒らせてまですることじゃなかったと後悔した