3反世界勢力企業 ~魔法少女は俺の敵~
連載中·4·1.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
 訳あって大金を必要とする主人公、結城 紡(ゆうき つむぐ)は、バイト情報紙に掲載された、高額報酬のバイトに応募する。なんとか面接に漕ぎ着け、指定された雑居ビルの一室に向かった紡を待っていたのは、4人の少女だった。  少女たちは、実は異世界からの来訪者で、自分達の住む世界の滅びを避けるために、地球に存在する魔力(マナ)を持ち帰るという使命を帯びていた。  彼女たちが使命を果たすための現地協力者に選ばれた紡だったが、ある世界の資源を一方的に別の世界に持ち出すことは、異世界間の協定により固く禁じられていた。協定を破った紡たちに対して、世界の均衡を保つ調停者(バランサー)たちは、協定破りを罰するために、こちらも現地協力者として選定した魔法少女たちを送り込むのだった。 【登場人物(パンピー)】 結城 紡(ゆうき つむぐ) 主人公。高校二年生。厭世的。なるはやで大金が欲しい。 花山田 花菜(はなやまだ はな) 主人公の幼なじみ。ゆるふわ系女子。世話焼き。巨乳。 【登場人物(よそもの)】 マギア(まぎあ) エルフっぽい亜人。よそものリーダー。金髪ロングストレート。ちょっと若作り。偽ロリ。貧乳。 エマ(えま) 獣耳亜人。狼ベース。銀髪外跳ねセミロング。アホの子。ボーイッシュ。並乳。 ジズ(じず) 有翼亜人。鴉ベース。黒髪ロング姫カット。神経質。スレンダー。貧乳。 レヴィ(れゔぃ) 有角亜人。鬼ベース。白髪ショートウェーブ。おおざっぱ。筋肉モリモリ。大胸筋。 【登場人物(らいばる)】 魔法少女 フラワー*ピンク(まほうしょうじょ ふらわー*ぴんく) ピンク担当。獲物はステッキ。ステレオタイプ魔法少女。優しさ一番星。巨乳。 魔法少女 エッジ//ブルー(まほうしょうじょ えっじ//ぶるー) 青担当。獲物は長ドス。脳筋魔法少女。先制攻撃。並乳。 魔法少女 スターリィ*イエロー(まほうしょうじょ すたーりぃ*いえろー) 黄担当。獲物はM134。面制圧魔法少女。ツッコミ気質。貧乳。 【登場人物(けもの)】 猫(ねこ) マスコットその1。黒毛玉。名前はまだ無い。 リブラ(りぶら) マスコットその2。白毛玉。魔法少女生産装置。魔法少女は個人事業主。
6ダンジョンが義務教育になった世界で《クラス替え》スキルで最強パーティ作って救世主になる
連載中·29·8.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
 2256年近未来、突如として《ダンジョン災害》と呼ばれる事件が発生した。重力を無視する鉄道〈東京スカイライン〉の全30駅にダンジョンが生成されたのだ。このダンジョン災害により、鉄道の円内にいた200万人もの人々が時空の狭間に囚われてしまう。  主人公の咲守陸人(さきもりりくと)は、ダンジョンに囚われた家族を助けるために立ち上がる。ダンジョン災害から5年後、ダンジョン攻略がすっかり義務教育となった世界で、彼は史上最年少のスキルホルダーとなった。  ダンジョンに忍び込んでいた陸人は、ユニークモンスターを撃破し、《クラス替え》というチートスキルを取得したのだ。このクラス替えスキルというのは、仲間を増やしクラスに加入させると、その好感度の数値によって自分のステータスを強化できる、というものだった。まず、幼馴染にクラスに加入してもらうと、腕力がとんでもなく上昇し、サンドバックに穴を開けるほどであった。  凄まじいスキルではあるが問題もある。好感度を見られた仲間たちは、頬を染めモジモジしてしまうのだ。しかし、恋に疎い陸人は何故恥ずかしそうにしているのか理解できないのであった。  訓練を続け、高校1年生となった陸人と仲間たちは、ついに本格的なダンジョン攻略に乗り出す。2261年、東京スカイライン全30駅のうち、踏破されたダンジョンは、たったの1駅だけであった。
9桃姫様 MOMOHIME-SAMA ~桃太郎の娘は神仏融合体となり、関ヶ原の戦場にて花ひらく~
連載中·130·54.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
 鬼ヶ島にて──犬、猿、雉の犠牲もありながら、死闘の末に鬼退治を果たした桃太郎。  故郷の村に帰還した英雄は、やがて一人の娘を授かった──その名は桃姫。  桃姫が10歳を迎えた祭りの夜──突如として鬼の軍勢が村を襲撃した。  軍勢を率いるのは、かつて討伐された鬼ヶ島首領の息子──温羅巌鬼(うらがんき)。  村は瞬く間に蹂躙された──家々に火が放たれ、人々は血の海に沈み、桃太郎も巌鬼との戦いでその命を落とした。 「──桃太郎の娘よ、生きて地獄を味わうがよい──」  両親を殺され、燃える村にただ一人残された桃姫に対して巌鬼はそう言い放つと鬼ヶ島に引き上げた。 「──地獄では……生きていけない──」  絶望した桃姫は、涙を流しながら己の喉元に刃を突き立てた──その時、一人の麗人が桃姫の前に姿を現した。  美しい銀髪を月の光に輝かせた彼女は、震える桃姫の手を優しく握って、静かにほほ笑んだ。 「──私の名は、雉猿狗(ちえこ)。御館様との約束を果たすため、ただいま天界より現世に顕現いたしました──」  呆然とする桃姫に向けて、雉猿狗は天照大御神を思わせる慈悲深くも力強い眼差しで告げた。 「──桃姫様。あなた様が強い女性に育つその日まで、私があなた様を必ずや護り抜きます──」  かくして、桃太郎の血を受け継ぐ少女〈桃姫〉と三獣の化身〈雉猿狗〉の日ノ本を巡る鬼退治の旅路が幕を開けるのであった──。 《桃姫シリーズ 全五幕》 【第一幕 乱心】  一夜にしてすべてを失った10歳の桃姫は、故郷の花咲村に別れを告げて、お供の雉猿狗と共に鬼退治の旅に出る。 【第二幕 斬心】  日ノ本を巡る旅路。出会いと別れを繰り返し、奥州・伊達領に辿り着いた桃姫は、16歳の女武者へと華々しい成長を遂げる。 【第三幕 覚心】  己の体に流れる桃太郎の血の力に目覚めた17歳の桃姫は、闇に飲まれる関ヶ原の戦場を救い清めるべく、神仏融合体へと開花する。 【第四幕 伝心】  悪徳陰陽師・道満と晴明、そして明智光秀の千年天下の野望を打ち砕くべく、19歳になった桃姫は神仏融合剣を携えて鬼退治に挑む。 【桃姫BLACK】  時は流れ──桃姫様の伝説から500年後の2099年。復讐の黒鬼と化した足立の姉妹が、闇に支配され滅びゆく日本の未来を斬りひらく。
10修羅転生 – Dance with the Wild things –
連載中·15·3.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
 2038年、夏、渋谷。その門は、突如現れた。  中世ヨーロッパを思わせる巨大な門扉の中から現れたのは、緑色の肌が特徴的な人のような生き物。  それを見た誰かが呟く――ゴブリン、と。  次の瞬間、地球上の全ての生物の眼前に、それが浮かんでいた。のちに、システムメッセージと名付けられることになる、不思議な画面が浮かんでいたのだ。  この日、闘争の時代が訪れた。  そして、英雄たちも誕生した。  渋谷の英雄たちと呼ばれる約千人の人々と、その中から生まれた、世界にその名を知らしめた九名の男女――シークレット・ナインと呼ばれる英雄の中の英雄が生まれ、数時間後、渋谷事変が幕を閉じた。  世界は、未曾有の災厄に耐え、順応し始める。  渋谷事変後、世界各地に門が現れるも、シークレット・ナインを始めとした力を得た人類が奮闘し、怪物たちを門の中へ押し戻すことに成功、逆に、怪物たちを討伐すべく、門の中へと侵入。門内部をダンジョンと呼称。ダンジョンの調査を開始したことで、判明したことがある。  現在、地球が見舞われている災厄が、異世界からの侵略であること、門の向こう側は必ず、ダンジョン最奥であること。  そう、ダンジョンは最奥から始まる。  渋谷事変から五年後。とある少年が、ダンジョンアタックを始める。本来、人数を集めて探索することが推奨されるダンジョンにおいて、その少年は、たったひとりで怪物の命を散らしていく。  その壮絶かつ美麗な闘いぶりから阿修羅の異名を充てられた彼は、日本刀片手に、嬉々としてダンジョンに向かう。何故か?  彼は、現代剣術の惰弱さに呆れていた。そんな彼の前に、闘争する場が現れた。しかし、年齢制限のルールに阻まれて五年も待たされた彼は、今年、十五歳になり、ようやく愉しめるようになった。約二〇年ぶりに、闘争の場に戻ってきたのだ。嬉しいのは当然である。  彼は、いわゆる転生者。その正体は、天才と謳われたものの、志半ばで病に倒れた剣士。  かつての名は――沖田 総司。  最強の狼の群れの中にあって、天稟と称えられた天才剣士が、現代最強の阿修羅――藤堂 海斗となって、ダンジョンを征く。  ダンジョンの先、異世界の大地を踏んだ時、再誕した狼は果たして、何を想うのか。   ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体などとは一切関係ありません
12antiques -アンティークス-
連載中·1·1.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
それは霧烟る都市にて開幕する、 器物vs人間の〝世界争奪戦〟 虐待を繰り返す父のもとから逃れた高校一年生・切雨零市(きりさめ れいち)は、母方の叔母が営むアンティークカフェに身を寄せるため、16年間暮らした東京から【白神京(しらかみきょう)】へと引っ越すことに。 外周を川に囲まれ、白い霧の立ち込める都市・白神京では、さながら都市伝説のような異常現象──【都市異変】が都民の安全を脅かしていた。 零市は、器物に宿る「所有者との記憶」を読み取る能力【サイコメトリー】を持ち、【九十九術(つくもじゅつ)】という異能を操る術師としての素質を秘めていた。 その力は、魂の宿る【依代(よりしろ)】を媒体として、器物を変形・強化・複製するほか、対象の器物から連想される〝概念〟すら現実化させるもの。 彼は、自らの依代である十字架の首飾りを手に、自身の内に潜む「死への恐怖」と向き合いながら、街を蝕む器物由来の怪物──【アンティークス】との戦いへと身を投じていく。 そして、零市には数年前から叶えたいと強く願っている一つの望みがあった。それは白神京に住んでいる最愛の母と妹に再会すること。この街のどこかにいる彼女たちを守るために、そして無事に再会するためにも、零市は異変の調査および解決に励むのだった。 ある日、零市は〝一晩で廃墟と化した図書館〟にて一人の少女・アリスと出会う。彼女はアンティークスでありながら、殺しを拒む優しさを持ち合わせていた。やがて零市たちと行動を共にするようになった彼女は、敵と味方、そして「人間とは何か」という問いの狭間で揺れ動く。 やがて、アリスの秘密、アンティークスの真実、そして零市自身が抱えていた死恐怖症の原因が明らかになっていく。 これは、死を恐れた少年が「死」と「愛」を通じて過去と向き合い、彼なりに「人間として生きる意味」を悟るまでの戦いの物語。
15DRUG TREATMENT
連載中·21·5.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
刻は令和。神の現身たる人間の心に闇が満ちる時代―― 俺、阿久聖(あく さとし)は幼少期に叔母によって虐待を受けて育ったお陰で心にトラウマを抱えてしまった。 それはプレッシャーを掛けられると緊張が高まって体は硬直しまともな思考すらもままならない。 肝心な時に選択・決断ができないという精神的なものだ。 俺はずっとそんな呪縛から逃れられずに生きてきたんだ。 でもそんなことなど世間にしてみれば知ったこっちゃないって訳。 だから俺も何とか社畜としてブラック企業で働く日々を送っていたんだけど、そんな環境の中1人の新人が入社してきたんだよ。 その女の子の名は神崎セピア。 俺は救世主が来たと思ったね。 でも新しい社畜ライフが始まったと思ったら奇妙なことが次々と起こるんだ。 鬼のような化物に襲われたり、それを神崎セピアが撃退したり……しかも彼女、変身までしたんだぜ? 挙句の果てには全く記憶にない従妹、鬼丸ルージュって女の子が現れて俺の部屋に押し掛ける始末。 しかも彼女達から色々と話を聞いた結果、俺の心臓は暗黒化してしまっていて、何か知らんが凄い力まで秘めているらしい。 化物たちは暗黒化した俺の《黒の心臓》ってヤツを狙って襲ってくるなんて話を聞かされて、しがない三十路過ぎのおっさんとしてはもう何がなんだか理解不能で大混乱って寸法だ。 それで俺は真実を知ることになるんだが、何と!彼女達は人間じゃなかったってオチ。 神崎セピアは天使、鬼丸ルージュは堕天使、つまり魔神だって言うじゃないか! そんなオカルト染みた存在なんて信じてなかったもんだから、それはもう驚いたね。 彼女達に囲まれて生活を送るようになった俺は天使や魔神、そして化物の王、鬼神と出会って不本意ながら戦いに巻き込まれていくこととなっちまった。 何だかんだで距離が縮まって彼女達の目的が判明したんだが、セピアは俺の中に宿る神器が、ルージュに至っては俺自身が秘める力が目当てってことらしい。 そしてその刻は訪れる。 セピアの固い信念が揺らぎ絶対なる神を疑う刻が。 ここに至って俺はようやく彼女に惹かれていたことに気付くのだ。 俺はようやく選択する。 俺はようやく決断する。 例えそこに打算があったとしても俺を支えてくれた彼女達には必ず報いなければならない。 これは阿久聖が過去と決別し一人の天使を救おうとする物語――
16マスター・ワールドヘリテージ ~天狼域の守護者たち〜
連載中·8·2万字
残酷描写有り
“進化”によって、全人類が獣人《ホモ・ルプス》となった惑星〈ルカリシア〉。 そこでは、自然界の頂点に君臨する“空翔る”狼、天狼《てんろう》を巡る、長きにわたる人と獣の歴史が刻まれていた。 「――おばあちゃんがくれたこの命で、今度はあたしが誰かの命を救うの!」 そんな決意を胸に抱くは、一人の天才少女、桜田ナルミ。 彼女は、祖母から受け継いだ古くて新しい“心臓”を胸に、最高の人工心臓を開発するため、世界最高の医療技術を誇る〈LC・ファーマ〉への就職を目指す。 「――民には、真実を知る権利があるわ」 一方、永世中立企業王国ラクリキアでは、若き王女、ヴァヴァリアが民のために心を砕いていた。 謎の死を遂げた弟の悲しみを背負い、王務を放棄した父王に代わって、気丈に王国を導こうと日夜奔走する。 出逢うはずのなかった二人。 しかし、復讐の炎を宿す「もう一人の王女」の出現によって、彼女たちの運命は交錯する。 「――妾が、真のラクリキア女王じゃ!」 未来に希望を灯す少女の願いが――。 泪の過去を背負う少女の願いが――。 復讐の炎に燃える少女の願いが――。 三人の少女が邂逅するとき、それぞれの胸に脈打つ“心臓”の秘密が、世界を大きく揺るがす――。 己の宿命に抗い、未来を掴もうとする少女たちの、壮大なる現代ファンタジー、ここに開幕。
20ダンジョン・マンション ~地方公務員の隠れたお仕事?現代陰陽師はスマートグラスで無双する!
連載中·3·7,909字
暴力描写有り
21イア;メメント モリ
連載中·65·24.6万字
 中央ヨーロッパのとある都市。この街には、人間の濁った魂を食らう悪魔が現れていた。その悪魔を祓い、濁った人間の魂を救う特別な力を持つ『使徒』と呼ばれる者たちは、人々にヒーローのように慕われていた。  ある日、使徒の戦いに遭遇したペトロはユダに声を掛けられ、仲間になってほしいと誘われる。使徒にはなれる条件があり、それを自覚するペトロは使徒になることを決意する。  使徒の一員となったペトロは、仲間たちと共同生活を始める。世間に存在を認められている使徒は、企業のイメージキャラクターを生業にするモデルの一面もあり、事務所も立ち上げていた。使徒とモデルの二足のわらじが始まると、記憶喪失でありながらも社長を務めるユダがマネージャーとなり、二人三脚で仕事をしていく。ペトロに恋愛感情を抱くユダは少しずつ思いを伝え、優しいユダにペトロも次第に心を開いていくが……。  ある時、悪魔とは違う存在が現れる。その名前は、この世に彷徨う怨念の集合体『死徒』。『ゴエティア』という悪魔を使役する死徒との戦いが始まるが、その戦いは使徒のトラウマを呼び起こし、精神を脅かす。最初の餌食となったペトロだが、唯一無二のパートナー『バンデ』となったユダに支えられて立ち向かい、ユダの思いも受け止め恋人となる。他の使徒も狙われ、バンデに支えられながら自身のトラウマと戦うことになる。だが。この死徒との戦いは、ユダとペトロの運命を動かし始める。  ユダの記憶喪失と関係する、彼に課せられていた“責務”と死徒との“因縁”。それは、命を懸けた“世界へのけじめ”だった。記憶が戻りそれが明らかとなった時、現実を突き付けられ選択を迫られるユダと、ペトロたちの道は分かたれることになる。  やがて、死徒の計画『ホーローカウスト』発動の時が迫り、使徒たちは計画阻止の決意する。ヨハネたちは死徒との最後の戦いへ。そしてペトロは、ユダ奪還に動き出す。死闘の中で突き付けられる死徒たちの思いに、使徒は本来自分たちがするべき“救う戦い”を選ぶ。そしてユダを奪還するペトロも、ユダとともに怨嗟のマタイを救うために戦うが、そこには“最後の敵”が待ち受けていた。  果たして使徒は、亡き者たちの思いを受け止め、未来を守れるのか。  そして。この世界はいったい誰のせいなのか。
25ノラカゲ!
性描写有り
連載中·105·32.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
 もしも、自分の影が襲い掛かってきたら、あなたはどうしますか?  光と影が交錯する時、史上最低ゲロイン参上!……の、はずだったよな……?  塚本ハルは高校二年生。女子にいじめられ、妄想に耽る日常を送っていた。  そんなある日、ハルはひとを食う『ノラカゲ』に遭遇する。ピンチに陥ったハルを救ったのは、ハル自身の影から出てきた『影』――影子(かげこ)だった。  傍若無人、傲岸不遜なドSの影子はいじめを粉砕し、クラスの主となる。  そんなめちゃくちゃな日々を送るハルたちに、龍の形をした『影』が襲い掛かる。  『影』に翻弄されながらも絆を深めるハルと影子。  『ノラカゲ』を駆逐するASSBという機関とも接触し、事態はますます混乱を極めていく。  黒幕の存在、そしてふたりの行き着く先は……?  めちゃくちゃにハイテンションで、めちゃくちゃにバイオレンス!  『影』とひととが織り成す青春爆走ファンタジー!  うなるチェインソウ、吠える影、非常にファックでキュートなゲロイン、そして成長していくふたりの様子をご覧ください。 .*˚読むかどうか迷っているあなたに!.*˚ https://youtu.be/qvyqigOh94o?si=PgX6Lp99jU_iM1xu こちらで一章ほぼ丸々朗読紹介していただいております!(たけピーチャンネルさんありがとうございます!) 30分くらいの長さですので、気になった方はぜひ動画だけでも!
26闇鍋ヒーローズ!〜ヒーローガールはパン屋を支えるために戦う〜
連載中·25·12.8万字
【毎週火・木の17時頃に更新予定】 とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。 空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追われるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。 しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。 彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。 圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。 そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。 さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。 当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。 利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。 それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。 そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。 彼女の目的はとてもシンプル、それは『父親が女を作って出ていったので、実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。 ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。 そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!? みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!
29ラスボスドラゴンを育てて世界を救います!〜世界の終わりに聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声でした
連載中·263·53.8万字
世界が滅びるその時に聞いたのは寂しがり屋の邪竜の声だった。 人類は敗北した。 99個のゲートをクリアせよという不思議な声と共に平和だった世界はモンスターが現れる危険なものへと変わってしまった。 覚醒者と呼ばれるモンスターと戦う力を持った者が必死に戦ったけれど人類は邪竜の前に滅ぼされてしまったのである。 たった一人を除いて。 愛染寅成(アイゼントモナリ)は人類最後の一人となった。 けれどトモナリもモンスターの攻撃によって下半身が消し飛んでいて、魔道具の効果でわずかな時間生きながらえているに過ぎなかった。 そんな時に新たなスキルが覚醒した。 戦いに使えないし、下半身が消し飛んだ状況をどうにかすることもできないようなスキルだった。 けれどスキルのおかげで不思議な声を聞いた。 人類が滅びたことを嘆くような声。 この世界に存在しているのはトモナリと邪竜だけ。 声の主人は邪竜だった。 邪竜は意外と悪いやつじゃなかった。 トモナリは嘆くような邪竜の声に気まぐれに邪竜に返事した。 気まぐれによって生まれた不思議な交流によってトモナリと邪竜は友達となった。 トモナリは邪竜にヒカリという名前を授けて短い会話を交わした。 けれども邪竜と友達になった直後にトモナリは魔道具の効果が切れて死んでしまう。 死んだのだ。 そう思ってトモナリが目を覚ましたらなんと信じられないことに中学校の時の自分に戻っていた。 側には見覚えのない黒い卵。 友といたい。 そんな邪竜の願いがトモナリを過去へと戻した。 次こそ人類を救えるかもしれない。 やり直す機会を与えられたトモナリは立ち上がる。 卵から生まれた元邪竜のヒカリと共に世界を救う。 「ヒカリと一緒なら」 「トモナリと一緒なら」 「「きっと世界は救える」」
35超チポポカニ園の復讐
性描写有り
連載中·1·5,223字
残酷描写有り暴力描写有り
38魔装戦士
連載中·88·28.7万字
少年は戦う、己が意思を突き通すため── 魔法と科学が発達した世界。 そんな世界で魔力がない不良高校生 晴山 優吾は何となく高校に行き何となく暮らしていた。 そんなある日、いつも通り遅刻して学校へ行き、指導室で反省文を書いているとクラスメイトの彩虹寺 綾那が松葉杖を突いて入ってくる。意気投合とまでは行かなかったが、彩虹寺と少し話して退学しようとしていた考えを改める。 その後は彩虹寺のいじめにも遭遇し、何か縁を感じ始め放課後も何となく一緒に帰ろうと誘おうとしたが、彩虹寺の様子がおかしい。後をつけるとなんと彩虹寺は魔法術対策機関として魔族から人を守っている様子を目撃してしまった。 ピンチに陥った彩虹寺の様子に優吾は彩虹寺を庇い魔族に追われる。そして、優吾がピンチに陥った時、形見の石が語りかけてきた。 イシを持ちし者よ。聞こえますか─── 力を使いなさい─── と…… わけも分からないまま優吾は石を握り、頭の中に流れ込んできた詠唱文を唱える…… 魔装!!─── これは、魔力のない少年が父から貰った形見の石に運命を動かされる物語であり、少年が魔装戦士として戦い、成長する物語である。 カタラレヌ・クロニクル シリーズ第2弾(仮)(予定)!!
42ヴァルキリアヒーロー
連載中·18·9.6万字
44社畜オジサンがゲロ吐いたら、吸精鬼な魔法少女になっちゃった!
連載中·12·4.4万字
性描写有り
ー新たなる魔法少女は、社畜オジサンの〝ゲロ〟から誕生しちゃったりする!ー  アラフォー社畜の火廊陣生【ひろうじんせい】は、家庭では2人の娘と妻に蔑ろにされ、会社では20代の女性上司である辺留薔薇薔薇院エリーザ【べるばらばらいんえりーざ】に叱責を受けるという冴えない毎日を過ごしていた。  そんな彼の唯一の心の支えになってたのは、幼い頃から好きだった魔法少女アニメであった。  会社の飲み会で泥酔した陣生は、不思議な声に導かれ、〝何者〟かの封印を解くよう促される。  その封印を解く直前、酔いが回った陣生は嘔吐してしまう。  陣生の〝ゲロ〟に含まれてた僅かな精気を吸って、声の主である魔法少女・ジュリアナが現代に蘇る!  ゲロの精気だけでは実体化出来ないため、やむを得ず陣生の身体を依り代とするジュリアナ。  幼少期より憧れていた〝魔法少女〟になってしまった事により、喜ぶと同時に驚く陣生。  ジュリアナは、魔法少女であると同時に人間の精気をエネルギー源とする〝吸精鬼(きゅうせいき)〟でもあった!  それを知った陣生は……。  人生に疲労したアラフォー社畜オジサンパパと、史上最低・最悪臭〝ゲロイン系〟……いや、〝吐瀉物系〟魔法少女による〝臭〜い〟仲で、ハチャメチャな共同生活が幕を開けちゃったりするのであった!    この物語を読んだオジサンは、きっと明日からゲロを吐きたくなる!……って、そんなわけあるかぁぁぁー!!    ※タイトルからお察しの通り、この作品は食事中に読むのはオススメしません(笑)
45ダンジョン超人は女体化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜
連載中·23·4.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
 202X年。  日本各地に突如大量の大空洞が出現した。  そこから色々な調査が行われて。  未知の生命体、未知の鉱物、物理学にすら反する超常的な人工物が発見された。  ビデオゲームなどの創作物から、大空洞は迷宮やダンジョンと呼ばれ定着し。  未知の生命体はモンスターと呼ばれた。  数年後、203X年。  ダンジョンの慎重な調査が行われていた中で。  突如としてダンジョンからモンスターたちが溢れ出して、人々を襲いインフラを破壊した。  これを政府は災害と認定し、迷宮災害と呼んだ。  自衛隊による迷宮災害対策作戦が決行され、避難や仮設住宅の設立、原子力発電所の防衛と同時進行でモンスター群の駆逐とダンジョンの消滅を進めた。  しかし、ここで未知の感染症が日本に蔓延。  感染し発症すると男性の場合は高確率で死亡、または女性になるか。  感染力が凄まじく、男性の大量死が発生。  生き延びた男性のほとんども肉体が女性となり。  男性比率九割以上だった自衛隊や警察は、ほぼ壊滅。  感染症対策のため、各国は日本への海外派遣を拒否。  渡航制限も付いた。  政府は急遽、共鳴現象によりモンスターを使役する力を持った民間人への協力を募り集めた。  つまり、攻略者が迷宮災害対策に乗り出した。  まあ元は盗掘犯の民間人。  大した成果も上げられるわけもなく。  感染症により、女性出生率が上がり。  じわじわと人口を減らし、札幌以外の七大都市も陥落。  日本は窮地に追い込まれていった。  三十年後、206X年。  札幌近郊、千歳ダンジョンから一人の男が現れる。    男は三十年前の迷宮災害対策でダンジョンに潜った若き自衛隊員。  部隊からはぐれ、迷い続けて三十年。  一人、生き延び続け。  感染症の被害にも遭わなかった。  そして何故か年はとらず、老いることもなかった。  ただひたすらに日本のために戦って生き延びた、超人。  そして男は、この国から災害を一つ消すために動き出す。  しかし、三十年ぶりの地上は。  女子率99.999パーセントのハーレム世界へと変わっていたのだった。 ※閲覧モードは原稿モードを推奨、縦組み横組みは両対応しています。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
46錬金先輩のバズレシピ!
連載中·87·47.4万字
<NSP02金賞受賞!> 月・水・金 朝6:00公開 ※三章からネオページ専用契約作品となります(全編書き下ろし) 錬金術に打ち込むあまり、周囲とのコミュニケーションを取らなかった槍込聖(32)は、同期に成果を奪われ搾取の日々を送り続けていた。しかしその状況を打破しようと一人の女性が立ち上がる。大学時代に聖によって命を救われた望月ヒカリ(31)は今の現状を我慢ならないととある計画を立てていた。それが実行される当日、聖は原因不明の重体により救急搬送。ヒカリは兼ねてからの書類をまとめ勤務先の上司に直談判。 無事退職を終えたヒカリは、かねてよりヘッドハンティングを考えていた聖を誘い、とある配信チャンネルを設立した。 それが『先輩と後輩の錬金チャンネル』というもの。 世に数多いる錬金術師の卵の熟練度を底上げしようと試みる実験的なチャンネルだった。 立ち上げ当初は誰もがそう思っていた。企画主のヒカリでさえも。 だがそれを覆した存在がいる。 「え、エリクサー? 熟練度250で作れるよ。素材は要相談だけど。まだレシピが出回ってない? あ、ふーん(察し)」 軽い雑談で投下される爆弾情報の数々。こいつは何者だ? 噂は噂を呼び、ついには特定班まで出始める日々。 槍込聖はこの日から謎の錬金術師Vtuber『先輩』として世界に理解不能な情報と恐ろしいほど高い錬金術の腕前を見せつけていくのであった。同時に己のかわいらしい姿も見せつけて、多くのリスナーの脳みそを焼いていく。 「どうしてみんな僕をおじさんだって認知してくれないのかなぁああああ?」 これは可愛すぎるおじさん錬金術師『先輩』と、世話焼きだけど趣味の押し付けが激しい『後輩』のドタバタ日常劇。 配信ついでにいつの間にか世界の危機も解決しちゃってる、そんなお話。 一章『先輩、世界的にバズる』完結 二章『先輩、探索者仲間を歪ませる』完結 三章『先輩、メス落ちの運命に抗う』鋭意執筆中。
47異世界秩序機構~勇者を取り締まる者たち~
連載中·83·19.7万字
【毎日投稿中】 異世界秩序機構は、転生した勇者たちが異世界で悪事を働いた場合、その勇者を元の世界に連れ戻すために設立された組織である。 吉崎恵介(よしざき けいすけ)は、高校に通いながらその異世界秩序機構でアルバイトをしている。 彼がこの仕事を引き受けているのには、生活費を稼ぐ以外にも理由がある。それは、幼馴染を探すためだ。 3年前、恵介の幼馴染が突然姿を消してしまう。残されたのは、幼馴染が乗っていた自転車のみ。 どこを探しても幼馴染の姿は見つからず、何の手がかりもなかった。 そんな中、恵介は異世界秩序機構にスカウトされ、異世界秩序機構の一員として転生した勇者たちを取り締まる仕事に携わることとなった。 異世界が存在することを知り、恵介は、幼馴染が異世界に転生したのではないかと考える 異世界を行き来しながら幼馴染の行方を追う恵介。 相棒の北條院 結姫(ほうじょういん ゆいひめ)と共に、日々一癖も二癖もある勇者たちと向き合いながら、恵介は幼馴染を探し続ける。しかし、異世界で起きる出来事は次第に彼を新たな謎へと導いていく。 果たして、幼馴染を見つけることはできるのか?そして、幼馴染が異世界に転生したその理由とは?
50俺の家がセーブポイントにされてるんだけど!?
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残酷描写有り暴力描写有り
51我が家と異世界がつながり、獣耳幼女たちのお世話をすることになった件
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52ノーマンズ・コード
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残酷描写有り暴力描写有り
異界と地球の接続により発生したエネルギー体「アストラルギー」。これにより、一部の人間は「異能」と呼ばれる特殊能力を得た。 ――果たしてその力は、人類の進化か、破滅への道か。 国際異能管理機構WHITEは、異能者の監視と管理、平和維持を使命とし、異能犯罪、反乱、そして異界の脅威に対抗するために設立された機関だ。 真田団は、異能を持たないにもかかわらずWHITEの特殊事案対策局にスカウトされた高校一年生の少年である。 正義感に突き動かされる団は、異能を恐れず、時に異能者たち以上の熱量で任務に飛び込む。その姿勢は賞賛と同時に、危うさを孕んでいた。 仲間たちと共に、団は数々の事件を解決していく。だがその裏で、異能による世界の再構築を目論む組織「イマジン」が動き出していた――。 ▷主な登場人物 ・真田 団(さなだ だん) 「悪いやつだから倒す、捕まえる」といった正義感に突き動かされる少年。異能を持たないが、素の身体能力が高く、恐れ知らず。 様々な異能犯罪を通して、正義とはなにか、悪とは何かを学び、やがて葛藤していくことに。 ・渡井 右京(わたらい うきょう) 熱エネルギー操作の異能を持ち、周囲の熱エネルギーを下げたり上げたりして氷や霜を作り出したり、灼熱の熱さを再現する。 性格は冷徹で基本的に他人のことは我関せず。団の強さに対しては興味を抱いている様子。
55小次郎ちゃんは素敵なお嫁さんになりたい!〜妖刀使いは惹かれ合う
性描写有り
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残酷描写有り暴力描写有り
日本のどこかにある地方都市・樺山(かばやま)市。 ある日の深夜、地下鉄車内で何者かが刃物を振り回し、多くの乗客を殺傷する事件が起きた。 なぜ? どうして? 一体誰が? 大胆かつ残忍な犯行に注目が集まるが、津波のように情報が押し寄せる時代とあって、間もなく事件は市民の記憶から忘れ去られていく。 そんな中、樺山市の地方新聞社で働く佐々木昭武(ささき・あきたけ)は、帰宅途上で倒れていた老人・足利善三(あしかが・よしぞう)を助ける。 心臓が悪い足利を自宅まで連れて帰ると、「独居」と言ったはずなのに、かわいらしい孫娘が2人も飛び出してきた。 高齢の足利は、もし自分に何かあれば、孫娘2人の面倒を見てほしいと佐々木に頼み込むのだが…。 剣豪が美少女になって転生するという、よくあるネタです。 ネオ書きコン1に参加するために、作りかけていたプロットを字にしてみました。 ホラーっぽいダークファンタジーのつもりで書き出したのですが、なんだか最終的にいつものコメディになりそうで怖いです。 ※残虐な描写があります。血生臭いのが苦手な方はご注意ください。 【注意】この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。 【注意】この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
57未来の宇宙軍士官、現代日本にタイムスリップする―スキルや魔法がなくても超科学でダンジョン攻略できるよね—
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残酷描写有り暴力描写有り
60ギャル・ダンジョン生配信で今日もあげみざわ
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残酷描写有り暴力描写有り
 二十数年前、現実世界の様々な場所に突如としてダンジョンが出現した。ダンジョンの最終ボスが倒されると、特別なアイテムが手に入った。このアイテムはエネルギー、工業、軍事など様々な分野で使用可能で、そのため世界中の国々は競うようにダンジョンを攻略していった。しかし、貴重なアイテムほど危険も伴う。命を落とすこともある。各国は出来るだけ安全に、そして効率よくアイテムを回収するために、組織を作りダンジョン攻略に取り組み始めた。 探索者は国が管理する会社に登録をする事が義務化され、探索者達の為の保険、給料、アイテムによってはボーナス、福利厚生等を整え、ダンジョン生配信用の特別なスマートホンと携帯電波塔を開発した。これによって、安定した生配信が可能となった。会社は生配信の際の費用を持ち、広告料とアイテムを回収する。アイテムは自社で使ったり他社に売ったりした。また、生配信はそのまま活動記録として会社にも自動配信、記録され、探索者の管理やダンジョン内の新たな発見にもつながった。ダンジョンは一度クリアしても時間の経過とともにモンスターや最終ボスが復活することがあるので、何度もチャレンジすることが出来た。時にはダンジョン内が変わったり、モンスターのレベルが上がったり下がったりすることも、最終ボスを倒した時に手に入るアイテムが変わることも。また、ダンジョン内の変化もモンスターの復活もなくなった『デス・ダンジョン』もあった。そんなダンジョンは、テーマパーク等の商用利用として活用した。その場合、一番早く見つけた会社が権利を持つ。それらの全ては、生配信で確認できるのだ。そして、探索者達によるネットでの生配信で、徐々に人気職業として世界中で流行するようになった。 カルミア社登録番号S10568アイ・本名『哀川美月』16才は、『ダンジョン探索者』という小さい頃からの夢を叶えた女子高校生だった。 美月は生徒会の風紀委員を立派に務め、キッチリと制服を身につけ、長い黒髪をキッチリと三つ編みにして、丸いフレームの眼鏡を愛用。非常に真面目でまさしく『模範となる生徒』だった。けれどそんな彼女が誰にも言えない秘密が、『ダンジョン探索者』だと言う事。ダンジョンに挑む美月は最強の魔法使い。ギャルの恰好でギャルの言葉で呪文を唱え、杖の代わりにロリポップや口紅を振り回す。それは誰にも知られたくない秘密だった。
62銀色の稲妻と呼ばれた落ちこぼれヒロイン、 最推しの上司に見てもらえるように、最強へと至るまで
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残酷描写有り暴力描写有り
——少し違った歴史を辿った過去、そして大きく違った歴史となった現代の日本。 「ヒーロースキル」と呼ばれる現代の異能が目覚めた新人類「ヒーロー」が闊歩し、道を外れた犯罪者「ヴィラン」が夜を支配する魔都と化していた。 夜な夜なヒーローとヴィランの戦いは激しく続き、人々は恐怖に慄いていた……が、案外人間とは慣れるもので、この両勢力の戦いをマスメディアは面白おかしく書き立て、ネットメディアなどでも紹介される人気コンテンツへと変貌していた。 そんな東京二十三区の端っこ、川を渡るとそこはもう別の県へと入ってしまうようなちょっとのどかな街に住む一人の女性が住んでいる。 彼女の名前は市嶋 雷華(いちじま らいか)、都内にあるヒーロー団体の事務所に所属する一九歳の少女だ。 人よりも少し恵まれた容姿と、誰よりも優れた才能を持ちながらも今ひとつ自分の仕事に自信を持てずに悩んでいた。 「シルバーライトニング」 雷華の持つヒーロースキルはたった一秒間だけ稲妻のように超加速できるヒーロースキル……超レアスキルではあるものの、慣れていない雷華からすると地味で使い所に困る微妙な能力。 生来の引っ込み思案な性格な性格もあり、ヒーロー活動でドジを連発……「逃げ足だけは早い女」という不名誉なあだ名までいただいてしまい、毎日が楽しく過ごせない。 ヒーロー活動なんかもう無理だと考え、普通のOLにでも転職してそこで知り合った男性と結婚して幸せな家庭を……と考えていた彼女の前に、指導員役として現れたのは彼女が少女時代に憧れていた先輩ヒーロー「ヘラクレス」だった。 雷華の上司として教育を任されたヘラクレスは彼女のレアスキルに可能性を感じて、自ら教育役を買って出たのだ。 最推しの先輩ヒーローに教えてもらえる喜びと、彼に振り向いてもらいたい一心でそれまでの自分を捨てるように努力を始める雷華。 そしてそんな雷華をみて次第に彼女のひたむきさや、心優しさに惹かれていくヘラクレス……。 これは役立たずだった落ちこぼれヒロインが、推しの後押しを受けて最強へと成長していく過程と、恋を描いた物語である。
65東京九龍魔境都市
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残酷描写有り暴力描写有り
68異世界帰還者、現実世界のダンジョンで装備・知識・経験を活かして新米配信者として最速で成り上がる。
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残酷描写有り暴力描写有り
異世界から無事に帰還を果たした、太陽。 彼は異世界に召喚させられてしまったわけだが、あちらの世界で勇者だったわけでも英雄となったわけでもなかった。 そんな太陽であったが、自分で引き起こした訳でもないド派手な演出によって一躍時の人となってしまう。 しかも、それが一般人のカメラに収められて拡散などされてしまったからなおさら。 久しぶりの現実世界だからゆっくりしたいと思っていたのも束の間、まさかのそこにはなかったはずのダンジョンで活動する探索者となり、お金を稼ぐ名目として配信者としても活動することになってしまった。 それでは異世界でやってきたこととなんら変わりがない、と思っていたら、まさかのまさか――こちらの世界でもステータスもレベルアップもあるとのこと。 しかし、現実世界と異世界とでは明確な差があり、ほとんどの人間が“冒険”をしていなかった。 そのせいで、せっかくダンジョンで手に入れることができる資源を持て余らせてしまっていて、その解決手段として太陽が目を付けられたというわけだ。 お金を稼がなければならない太陽は、自身が有する知識・装備・経験でダンジョンを次々に攻略していく! 時には事件に巻き込まれ、時にはダンジョンでの熱い戦いを、時には仲間との年相応の青春を、時には時には……――。 異世界では英雄にはなれなかった男が、現実世界では誰かの英雄となる姿を乞うご期待ください!
69対-TSUI-
連載中·140·34.5万字
幸村凪は、ある日突然、見知らぬ世界に飛ばされる。 そこは彼女が知る現実とは異なる、表裏一体の「対の世界」だった。 訳もわからぬまま襲われ、危機に陥った凪の前に現れたのは、銀髪の戦士――焔。 彼は秘密警察「SPT」に属し、国家を揺るがす危険な組織「ミレニア」との戦いに身を置いていた。 「君は重大な『秘密』を知っているはずだ」 その言葉に戸惑いながらも、凪は焔と半人前の八咫烏、ヤトとともに「対の世界」の謎を探り始める。 彼女の前に立ちはだかるミレニア。 陰謀が渦巻く組織の闇…。 そして、「対(ツイ)」に秘められた真実とは? すべての謎が解けた時、世界が大きく動き出す。 ―主要キャラー ・幸村凪…主人公。高校2年生。剣道部所属。素直で優しい性格。 ・焔…秘密警察SPTの幹部。内に闘志を秘めた銀髪の戦士。厳しくも温かく凪を見守る。 ・ヤト…半人前の八咫烏。人間の言葉を喋る。明るい性格。 ・幸村藍子…凪の祖母。「対の世界」の研究者で「天才」と呼ばれていた。 ―SPT― ・丹後志門…SPT幹部。凪の祖母、藍子を恨んでいる。喧嘩っ早い。 ・天宮昂生…SPT幹部。天宮財閥の御曹司。温厚な性格。 ・瓜生蓮華…SPT幹部。幹部唯一の女性。美人なしっかり者。 ・江藤律…SPT幹部最年少。やんちゃな赤毛の青年。 ・橘龍之介…SPT長官。藍子と面識がある。 ・上木凛…SPT隊員で瓜生の部下。無口。狐面で顔の火傷を隠す。 ―紅牙組― ・財前光流…関東の極道「紅牙組」の若頭。喧嘩好きのドスケベ。 ・花丸耕太…凪と同じ世界の青年で、外科の研修医。命を絶とうと「対の世界」へ迷い込み、なぜか紅牙組へ。 ・風間烈牙…紅牙組組長。顔中に刀の古傷がある。 ―八咫烏の一族— ・獅童…ヤトの父。通称「ヤトパパ」 ―御影一族― ・御影安吾…人狼族最凶・御影一族本家の跡取り。ミレニアに捕われている。 ・御影関水…焔の祖父。御影一族の分家。 ―ミレニア― ・万丈…人狼族だったが裏切ってミレニアへ。現在はミレニアの参謀。
72華守りの三十一字の花筏 僕らが見つけた守りたいもの
連載中·5·1.5万字
75ぽんこつ祓い屋は依頼を選り好みしてる場合じゃない
連載中·60·13.7万字
83僕のサッカー日誌2020 ~高校サッカーレベルの僕だけど、本気で天皇杯優勝を目指す。~
連載中·1·2,000字
85アルカナキャプチャーと巻き込まれ系主人公
連載中·77·26.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
89記憶と神巡る『平安』物語
連載中·26·4.8万字
時は平安時代……壇ノ浦の戦の場面から始まる。 いよいよ源平合戦が終局を迎え、平家一門が滅びようとする、その時。 平氏の指揮を執っていた平知盛が海に沈みゆく中聞いたのは、不思議な声だった。 『……時に、この世界の先のどこかには、ふぁんたじぃな世界があるようじゃが』 「……ふぁん、た……なんだって?」 『次はその世界へ生まれ落つる可能性が高いようじゃよ。じゃけぇ、そぉじゃな……そこでの貴殿の氏は【伊月】でええかの。俺がお主だと、分かるように』 「……ええかのと言われても」 半ば意味不明だが、この先に待つのは滅亡と再生を繰り返した果ての世界……『疑似平安時代』と呼ばれる世界だった。 この世界の言い伝えでは、『神が顕現する』そして……時々、『前世の記憶を持ったまま生まれる人がいる』世界だという。 そしてその世界では。 この世界で「僕」こと【伊月 晃】は、前世の記憶が一切ない、ごく普通な中学生として生活をしていた。……が、時折ひっかかる記憶と、この地に根付いた平氏への関心の高さ、そして目の前に現れた同年代と思われる不思議な少年との出会い等によって、少しずつ自分の前世に関心を持つようになる。 自分や近しい人たちとの前世でのつながりは一体どのようなものだったのだろうか。 また、この不思議な少年の正体とは……。 記憶と神の存在をめぐる、平安時代な転生×歴史ファンタジー、ここに開幕します。 ※所々歴史上人物や史実等時代背景描写も出てきますが、事実と関係ない場合も多く、またファンタジー色が強めのフィクション作品となります。苦手でなければ、ぜひお付き合いいただけましたら幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
93英雄武装 〜伝説の魂を継ぎし者、令和の世に戦う〜
連載中·34·7.9万字
暴力描写有り
主人公、[名前]は、特別な力を持たない普通の高校生。だが、ある日突然、彼は授業中に明治時代、名剣を手にすることとなる。その剣は単なる古い武器ではなく、かつての英雄、名剣客の魂が宿る物。この剣は、選ばれし者にのみその力を与え、過去の戦士の意志を引き継ぐ存在に変える。剣を手にした瞬間から、主人公の運命は大きく変わり、次第にその剣に宿る魂の力を使いこなしていく。しかし、彼の前に立ちはだかるのは、今の政府に対して反旗を翻す組織「新維新志士」だ。 彼らは、過去の武士や革命家たちの意志を引き継ぎ、国家を革命によって新しい秩序へと導くことを目指している。しかし、その手段は過激で暴力的なもの。時には無慈悲な戦闘や破壊活動を行い、次第にその影響力を広げていく。彼は「新しい時代を切り拓くためには、古い体制を倒さなければならない」と信じており、そのためにはどんな犠牲も厭わない。 彼の目的は、単なる政治的な革命ではなく、社会全体を根底から覆すことにある。主人公は、新維新志士の過激な行動に巻き込まれ、彼らと対立することになる。剣を手にしたことで、彼の身に宿る過去の英雄たちの意志が次第に目覚め、彼はその力を使いこなしながら、自分の正義とは何かを模索していく。 だが、戦いが激化する中で、主人公は次第に自らの家族の秘密を知ることとなる。実は、彼の家族もまた、過去の英雄たちと深い関係があり、彼は次第に、自らの力とその意味を理解し、新維新志士との最終決戦に向けて、己の心の葛藤と向き合わせられることになる。剣を使うことの重み、過去の英雄たちの意志を継ぐことの意味、そして新しい時代を作るために何が必要なのか。主人公は、そのすべてを背負いながら、革命と破壊の渦中で戦い続けることになる。
96Nightfall-ブレイカーズ-
連載中·107·37.9万字
97怪獣都市のマーダラーズ
性描写有り
連載中·2·1.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
100魔女✕極道
連載中·75·21.1万字
暴力描写有り
俺の名は軍馬竜司。三十三歳、バツイチ独身。 泣く子も黙る針棒組の若頭で、長ドスを振るえば右に出る者のいない、ゴリゴリの武闘派だ。人呼んで、「剛剣無敗の昇り竜」。 とある深夜、組事務所にたった一人で留守番していると、新興の暴力団・泥縄組の連中が大挙してカチコミを仕掛けてきやがった。もちろん、狙いはこの俺だ。 銃を持った奴らに取り囲まれ、絶体絶命となったまさにその時、俺の目の前に何処からともなく落っこちてきたのは、なんとも奇妙な恰好をした若い女の子だった。 金髪碧眼丸メガネに、おかしな形の長い耳。おまけに鍔広のとんがり帽子と黒いローブを身にまとったその娘は、よりにもよって自分は「異世界から来た、由緒正しいエルフ(?)の魔法使い」だなんてぬかしやがる(まあ、とびっきりの美少女だってことは認めなくもないが)。 だが、俺がこの修羅場を切り抜けることができたのは、まぎれもなくこの娘の「魔法」の力のおかげだった……。 それからというもの、なぜか俺はこのエルミヤとかいうイカれた魔女に、四六時中つきまとわれることになる。俺のハードボイルドな任侠生活は、いったいどうなっちまうんだよ? 「ご安心ください、リュージさま! これからは私が、魔法でお守りいたしますわ!」 いや、ヤクザに魔法はいらねえよ!