4初めてを君に
連載中·102·27.2万字
性描写有り
⭐︎毎週、日、水、最新話更新⭐︎ ⭐︎お気軽にコメントして下さ〜い!秋斗陽向の恋の行方を見守りながらワイワイしましょ⭐︎ ーーーあらすじーーー 身体だけと割り切ったはずの2人に芽生えた恋心。好きな気持ちは溢れていくのに、2人の関係は拗れていってしまう……。2人が選んでいく道は? 秋斗(あきと) 大学生の頃、興味半分で出会い系サイトに登録し、その後セフレとトラブルが続き、嫌気がさして出会い系の条件欄をかなり厳しくした。本当に身体だけの割り切った関係しかしたくない。しかし、そう簡単に相手は見つからず大学卒業、就職し、半年が経った。  そんなある日『初めてをして欲しい』と連絡があり、興味半分で陽向(ひなた)に会う。 こんな綺麗な子がゲイ?喜んで身体を重ねる。一夜限りのつもりが、陽向と連絡先を交換する。その日を境に、毎日毎日なぜか陽向へ連絡をしてしまう自分に戸惑う。数回身体を重ねる関係が続いた。もうさすがに陽向へのこの苦しくて、愛おしくてたまらないこの気持ちを、きちんと伝えようと決心するが…陽向から「今日で会うのはおしまいにしたい。」と告げられる。 陽向(ひなた)は駅中の人気カフェで働いている20歳。  物心ついた頃から男の子しか好きになれない自分。本当にゲイなのか、男に抱かれたいのか、思い切って出会い系アプリに登録する。 この人なら、割り切ってセックスだけしてくれそう、とAKITOに連絡をする。 ほとんど一目惚れだった。 一夜限りだと諦めてた…そんな相手に関係を続けたいと言われる。何度も身体を重ねるうちに好きな気持ちがどんどん膨らんでくる。でも、相手は恋人が何やらいそうな雰囲気で…。  そんな報われない恋、好きな相手に身体だけと思われている辛さに耐えられなくなり「今日で会うのはおしまいにしたい。最後に抱いて欲しい。」と告げる。
15ドラゴン族の黒騎士は逃亡オメガに愛を誓う
連載中·20·5.3万字
性描写有り
【ネオページ契約作品】 <オメガバースファンタジー> 極悪非道なドラゴン族のいる世界。アルファ性しか存在しないドラゴン族は、人間の街からオメガをさらい、子を産ませるための道具としていた。 人間界にはオメガを保護する教会があり、テオはオメガの仲間と共に大切に育てられた。 「僕もいつか、立派なアルファのもとに嫁ぐんだ」と信じていたテオだったが、信頼する神父の恐ろしい裏の顔を知ってしまう。 それから二年。教会から逃げ出したテオは村の酒場で働いていた。 ヒート(発情期)が起これば抑制剤を飲み、辛い時期をやり過ごす。 そんなある日、森で怪我をした子犬を発見したテオは、子犬を連れ帰り癒しの力で治療する。しかし子犬の正体はドラゴン族の男だった。 仕事を終え、部屋のドアを開けると全裸の男が立っていた。金色の髪と美しい顔。 へその下にドラゴン族の印である痣を見たテオは、大きな悲鳴を上げる。男は驚いた表情になり、窓から逃げ出すのだった。 子犬が消えショックを受けるテオ。 落胆していたテオは森の中でドラゴン族に襲われそうになる。そこへ現れテオを救ったのは、あの子犬に化けていたドラゴン族の王子・イルディオだった。 純粋な愛がふたりの運命を変え、世界をも変えていく──── 毎週金・土・日、更新です!
28つやめきの半妖
完結済·11·3万字
性描写有り
春川衛人(はるかわえいと)は、山奥にある、亡き祖父の家を守るため、家族の反対を押し切り、移住計画を立てていた。 ある日、古民家同然の祖父の家の掃除と遺品整理をするため、十日間の休暇をとることに。 ところが、誰もいないはずの家には、人影が。 その正体は、仙狸(せんり)という中国原産のあやかしと、人間の間に生まれたハーフの男、猫田千里(ねこたせんり)だった。 千里は、親譲りのあやかしの力をわずかに受け継いでいる半妖。たくましい体に、美しい容姿をしていたが、気が弱く、それでいて無意識に、無差別的に人を魅了し、惑わせてしまうという悩みを抱えていた。 一方で衛人は、初恋の傷が原因で、恋愛そのものにトラウマを抱え、心にしこりを抱えている。 居場所のない千里を突っぱねることができない衛人は、安易な考えで、ひとまず祖父の家に置いてやることに。 だが、千里と過ごすうち、彼の色気と妖艶な魅力に急激に惹かれ、惑わされていく。 これは千里のまやかし……? それとも恋? そして、「人間を好きになったことがない」千里の本当の気持ちは――? 初恋にしこりを抱えた青年、衛人と、人間社会で居場所を見つけられない半妖が送る、ちょっと和風な現代ファンタジーBLです。
30君の魂は金色に輝く
連載中·25·7.4万字
性描写有り
【契約連載作品です。持病悪化の影響により、少しの間、火曜日と金曜日の週2回、午後5時に更新となります】 ──唯一無二の純愛をあなたに。ハイスペ俺様御曹司と純情男子高校生の悶えてときめくBL── 勇人(はやと)はもの心ついたときから、人の魂の色を見る異能に目覚めていた。これは母親から受け継いだもので、母親の家では代々この異能で政治的な役割や司法が絡む場など、様々なシーンで嘘や真実や欺瞞を見抜き、あるいは能力で人を誘導して活躍してきた。 母親の血を引いた勇人は、将来を嘱望されてきた。勇人が中学校を卒業して間もなく母親が他界してからは、後継者として周りの期待も高まった。 その勇人の両親は、運命で結ばれた夫婦だった。魂の色には様々な意味があるが、金色に見える相手というのは己の「運命の人」しかいない。 母親は魂の色が見える異能により、魂が金色に輝く父親を一目見て運命の人だと確信したが、父親もまた初めて触れ合ったとき、母親が金色に輝いて見えて、これこそが彼女の言う運命の人なのかと思ったという。 勇人は両親の二人寄り添い仲睦まじかった姿に憧れていた。あまりにも幸せそうに見えていて、二人の世界は完璧な幸福だったからだ。そこで愛されて育った勇人もまた、両親のように誰かと人生を分かち合いたいと願っている。 勇人は高校生となったいま、政界や経済界に慣れるようパーティーなどに出て、多くの人の魂を見てクライアントに報告し、訓練を積んでいる。常に真っ直ぐだった誠実な母親のように、後ろ指さされず生きたいと。 そして、心の中では、このあふれるほどの混沌とした魂たちの色の中に、金色を見せてくれる人が現れるかもしれないと希望を抱く。 母親のように、いや両親に恥じないように成長して活躍し生き抜いて、そして自分も運命の人と出逢い生涯を共にしたい。愛し愛されて、唯一無二の人と結ばれたい。 そう願い、日々努力を続けていた勇人に夢にまで見たものを見せてきたのは、あろうことか女好きで知られる一人の青年──大人で「同性」の人──優和(ゆうわ)だった。 戸惑いながらも勇人は運命の金色を信じ、優和に歩み寄ろうとする。 勇人をはじめは「おかしな奴」とあしらっていた優和も、勇人の真っ直ぐな気持ちに触れてゆくうちに変化してゆき……。
45傾国美人は鐘楼で微笑み、舞いを舞う
連載中·31·1.5万字
暴力描写有り性描写有り
本当は、ほのぼのファンタジーなのかも?  ◆ ◆ ◆ 砂漠の王国 政変で奴隷の身分に落とされた楽師のナジュ 麗しい美貌で国を滅ぼすと予言された少年(中身は食い意地のはった天然) そして 追及の手から逃れた格闘・最強・ブラコンな妹アーシャハことアーシャ  ある時にラクダレースが開催されて 景品は楽師ナジュとの一晩だった ※添い寝かも? ◆ ◆ ◆ これは昔の砂の王国 幼き少年よ… これは美しき者 心優しき者 選ばれし供物  誰よりも美しき贄(にえ) もし、この王国に 血に酔いしれ、荒れ狂う暴王が立てば、この者を捧げよ… 残酷な王への贄、生贄   それゆえに この者は涙する  やがては その身は毒をはらみ 人を狂わせ王と王国さえも 滅ぼすだろう… 少女よ、幼き少女よ そなたは美しき者に良く似た太陽の光の加護を頂く者 この者、この少女は鋼(はがね)の刃 他の刃と共に立ち、やがては…暴王を鎮める 刃の一本 血まみれの刃に その足もとにあるのは そなた達の刃に倒れた暴王と・・ 王と共に滅びる運命(さだめ)の美しき贄(にえ)たる者 そなたの誰より愛しき兄                        少女の、そなたの背負うはずの闇の定めを引き受けた 美しき、哀れなる者 『その贄(にえ)となりし者に涙せよ』 『さすれば…新しき王国はそなた達のもの』 だが、しかし供物たる者を救いたければ… 続きは  笑って、一番上の兄のみにそっと告げた・・
80君に声が届くまで
性描写有り
連載中·11·3.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
太古、世界は光と闇の勢力に分かたれて戦いを続けていた。 光と闇は『勇者』と『魔王』と名を変えて今尚戦いを続けており、その名はいつしか『勇者』と『ヴィラン』となって連綿と繰り返されている。 そんな『ヴィラン』の高瀬総司は、ある日『勇者』たちに支援を行っている巨大コングロマリット【橘コーポレーション】の本邸襲撃に参加する事になった。 暇つぶしのように適当に作戦に参加していた総司は、発見した隠し扉の奥に監禁されていた橘の御曹司・橘シンがΩであると気付くや彼を連れて作戦から逃亡していた。 理由が分からぬ衝動に戸惑いながらシンと共に元いた地域から脱出する総司。 αからΩへと変質した事で生きる自信を失っていたシンは抵抗する事もなく総司についていき、そこで初めて経験する「普通の生活」にある種の感動を覚えていた。 しかし、共に生活を初めて4ヶ月になる頃、シンは体調を崩してしまう。 監禁生活で弱っていた身体をさらに悪くしたかと不安になったシンは、しかし不意に己の吐き出した【花】に強い恐怖を抱く。 こんな奇妙な病気を総司に知られれば自分はここに居る事は出来ない――…… 総司と共に暮らしていくため、シンは己の吐き出す【花】を徹底的に隠し通す事を心に決めた。 二人の前に、光と闇が訪れようとしている事も知らずに――