2【柴犬?】の無双から始まる、冒険者科女子高生の日常はかなりおかしいらしい。
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暴力描写有り
「小説家になろう」「カクヨム」にて累計200万PV突破の学園青春へっぽこファンタジー。月水金朝9時更新です サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公! これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。 県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。 誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。 柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!? ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。 見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。 アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む) しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり! 過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル()に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。 ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね! 夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー! 我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります! 他サイトにも投稿しております。
4Dチューバーな俺とオカン ~俺のゲットしたレアスキルが【オカン乱入】だった件 大バズりしながらかーちゃんと一緒に迷宮の最
連載中·331·72.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
川崎駅の複合商業施設に悪魔が主催する大迷宮が現れて五年が経った。  高校生新宮タカシは強敵ミノタウロスに追いかけられて絶体絶命の大ピンチであった。  三十階のフロアボスであるミノタウロスにF級の底辺配信冒険者であるタカシがかなう訳もなく、一撃を食らい瀕死の重傷で壁の横穴に逃げ込んだ。  彼は大迷宮が現れた動乱の影響で母を失い、放課後、毎日浅階で狩りをして叔父の家に入れる金を稼ぐ身の上であった。  地味なF級配信者のタカシには、呼称が余の常連リスナーが一人、彼を専属で取るカメラピクシーだけが日々の狩りの道連れであった。 『力が欲しいか』  余さんの語りかけに欲しいと答えたタカシは、彼の誘導のまま、横穴の奧に潜り込み、そこで金色に輝くレア箱を発見する。  そして震える手で箱を開いたそこにあったのは、 【オカン乱入】  と、いう見るからにネタスキルだった。  それでもタカシは死んだ母の姿が見れるかもしれないとスキルを試してみる事にした。 「【オカン乱入】」  光の柱から現れたのはまごう事なき五年前に死んだタカシのかーちゃんだった。  しかもヒョウ柄の皮鎧にメイス、丸盾を装備した冒険者姿であった。 「タカシ、ひさしぶりやな!」 「か、かーちゃん!!」  タカシのかーちゃんは戦技スキルを駆使してミノタウロスを瞬殺した。  なぜそんなに強いのかと尋ねるタカシにかーちゃんは照れながら答える。 「かーちゃんな、五年前に死んで異世界転生したんやで、向こうの世界ではぴちぴちの十七才や、なんか前世の体も懐かしいなあ、こんなに太ってたんやなあ」  この物語はひょんな幸運によってレアスキルを手に入れた薄幸の少年が信頼できる仲間を作り、一日三回だけ呼び出せるかーちゃんと一緒に迷宮の深層を目指す物語。
6対-TSUI-
連載中·142·35.2万字
幸村凪は、ある日突然、見知らぬ世界に飛ばされる。 そこは彼女が知る現実とは異なる、表裏一体の「対の世界」だった。 訳もわからぬまま襲われ、危機に陥った凪の前に現れたのは、銀髪の戦士――焔。 彼は秘密警察「SPT」に属し、国家を揺るがす危険な組織「ミレニア」との戦いに身を置いていた。 「君は重大な『秘密』を知っているはずだ」 その言葉に戸惑いながらも、凪は焔と半人前の八咫烏、ヤトとともに「対の世界」の謎を探り始める。 彼女の前に立ちはだかるミレニア。 陰謀が渦巻く組織の闇…。 そして、「対(ツイ)」に秘められた真実とは? すべての謎が解けた時、世界が大きく動き出す。 ―主要キャラー ・幸村凪…主人公。高校2年生。剣道部所属。素直で優しい性格。 ・焔…秘密警察SPTの幹部。内に闘志を秘めた銀髪の戦士。厳しくも温かく凪を見守る。 ・ヤト…半人前の八咫烏。人間の言葉を喋る。明るい性格。 ・幸村藍子…凪の祖母。「対の世界」の研究者で「天才」と呼ばれていた。 ―SPT― ・丹後志門…SPT幹部。凪の祖母、藍子を恨んでいる。喧嘩っ早い。 ・天宮昂生…SPT幹部。天宮財閥の御曹司。温厚な性格。 ・瓜生蓮華…SPT幹部。幹部唯一の女性。美人なしっかり者。 ・江藤律…SPT幹部最年少。やんちゃな赤毛の青年。 ・橘龍之介…SPT長官。藍子と面識がある。 ・上木凛…SPT隊員で瓜生の部下。無口。狐面で顔の火傷を隠す。 ―紅牙組― ・財前光流…関東の極道「紅牙組」の若頭。喧嘩好きのドスケベ。 ・花丸耕太…凪と同じ世界の青年で、外科の研修医。命を絶とうと「対の世界」へ迷い込み、なぜか紅牙組へ。 ・風間烈牙…紅牙組組長。顔中に刀の古傷がある。 ―八咫烏の一族— ・獅童…ヤトの父。通称「ヤトパパ」 ―御影一族― ・御影安吾…人狼族最凶・御影一族本家の跡取り。ミレニアに捕われている。 ・御影関水…焔の祖父。御影一族の分家。 ―ミレニア― ・万丈…人狼族だったが裏切ってミレニアへ。現在はミレニアの参謀。
7闇鍋ヒーローズ!〜ヒーローガールはパン屋を支えるために戦う〜
連載中·26·13.5万字
【毎週火・木の17時頃に更新予定】 とある世界の日本では異世界と限定的につながった結果、未知なる場所へと旅行できるようになった…なんてことはなく。 空間の歪みからモンスターが生じるようになり、人々はその対応に追われるようになったのだ。当初は警察や軍隊が対処していたものの、モンスターは日本全国に広く出没するようになり、その中には日本の武力では対応が難しい存在もあったため、生存圏の大幅な縮小も覚悟していた。 しかし、そんな状況に生まれたのが『ヒーロー』であった。 彼らはこれまでの人類では考えられなかった、それこそアニメや特撮でしか見ないような力を発揮、モンスター対抗の手段として日本に希望をもたらしたのだ。 圧倒的な身体能力で格闘戦を行うもの、まるで魔法のような不思議な力を使うもの、ヒーローはいずれも強力なモンスターに対抗できる唯一の存在となり、やがて日本は平和を取り戻していった。 そして時は過ぎ、ヒーローはモンスターを撃退するだけでなく、その様子を撮影して動画を投稿、それ以外の方法でも収益を得られるようになり、職業としても認知されていた。 さらにそうしたヒーローたちをサポートする名目で様々な団体や企業も生まれ、中でも『ヒーロー安全推進協会』は中心的存在となっていた。 当初はヒーローたちが活動しやすいようにと生まれたものの、現在は多くの利権が集中して腐敗が進み、それはやがてヒーローたちにも伝播していく。 利益優先の思想が広がった結果、派手な魅せ技を使って被害を拡大したり、知名度を悪用してステマやネットワークビジネスに加担したり、本来の意味でのヒーローはいなくなったと嘆く人々もいたのだ。 それでもヒーローは日本にとって欠かすことのできない存在であり、また、憧れる人間も多いことから今も増え続けていた。 そんな世界に新たに生まれたヒーロー、その名は『ブレッド・ノヴァ』。 彼女の目的はとてもシンプル、それは『父親が女を作って出ていったので、実家のパン屋を支えるために自分が稼ぐこと』だ。 ヒーローに対して愛着もなければ憧れもなく、さらには特殊な能力もない彼女は今日も(強めの)パンチとキックで敵を叩きのめす。 そんな彼女を取り巻く存在は悪の女幹部、女サイボーグ、魔法少女!? みんな違ってみんなヒーロー、痛快だけどちょっと世知辛いガールズヒーローアクション小説、始まります!
8社畜オジサンがゲロ吐いたら、吸精鬼な魔法少女になっちゃった!
連載中·13·5万字
性描写有り
ー新たなる魔法少女は、社畜オジサンの〝ゲロ〟から誕生しちゃったりする!ー  アラフォー社畜の火廊陣生【ひろうじんせい】は、家庭では2人の娘と妻に蔑ろにされ、会社では20代の女性上司である辺留薔薇薔薇院エリーザ【べるばらばらいんえりーざ】に叱責を受けるという冴えない毎日を過ごしていた。  そんな彼の唯一の心の支えになってたのは、幼い頃から好きだった魔法少女アニメであった。  会社の飲み会で泥酔した陣生は、不思議な声に導かれ、〝何者〟かの封印を解くよう促される。  その封印を解く直前、酔いが回った陣生は嘔吐してしまう。  陣生の〝ゲロ〟に含まれてた僅かな精気を吸って、声の主である魔法少女・ジュリアナが現代に蘇る!  ゲロの精気だけでは実体化出来ないため、やむを得ず陣生の身体を依り代とするジュリアナ。  幼少期より憧れていた〝魔法少女〟になってしまった事により、喜ぶと同時に驚く陣生。  ジュリアナは、魔法少女であると同時に人間の精気をエネルギー源とする〝吸精鬼(きゅうせいき)〟でもあった!  それを知った陣生は……。  人生に疲労したアラフォー社畜オジサンパパと、史上最低・最悪臭〝ゲロイン系〟……いや、〝吐瀉物系〟魔法少女による〝臭〜い〟仲で、ハチャメチャな共同生活が幕を開けちゃったりするのであった!    この物語を読んだオジサンは、きっと明日からゲロを吐きたくなる!……って、そんなわけあるかぁぁぁー!!    ※タイトルからお察しの通り、この作品は食事中に読むのはオススメしません(笑)
9魔法少女の反逆~重なる魔法と世界の果て~
完結済·81·39.1万字
【ネオページローンチ商業連載作品(完結済)】 とある時間軸の日本。ここでは『魔法少女』たちが現実に存在し、異次元から訪れる脅威である『影奴』を撃退していた。 同時に、魔法少女たちが生み出す魔力は国を支える重要なエネルギー源となっており、『魔法少女発電所』は世界にとってなくてはならない存在であった。 そして魔法少女たちは『魔法少女学園』に通うことを義務づけられており、学園の中枢部は政府ですら手出しができないほどの権力が集中していた。 権力は密かに腐敗を生みだし、魔法少女たちを都合がいいように管理し、情報統制によって純粋なる少女たちは自分が知らないうちに搾取されていたのだ。 そうした歪みは魔法少女同士の対立すら生み出し、彼女たちは『改革派』『現体制派』『武闘派』に分かれて争っていた。そう、影奴という共通の敵がいたとしても、一つにはなりきれていなかったのだ。 このような状況の中で、また新たな魔法少女が生まれる。 その名前は、『ヒナ』。優れた素質故に「世界すら支配しかねない力」を持つと評されながらも、ただ家族との再会を願って戦う少女。 そんな彼女が『カナデ』という魔法少女と出会ったことで、物語はゆっくりと幕を開ける。 これは少女たちが、『世界』に反逆する物語──。 番外編はこちら→https://www.neopage.com/book/30261368110452600
11俺の家がセーブポイントにされてるんだけど!?
連載中·94·30.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
19グリーンフィンガー・ピルグリム ~植物乙女と義腕騎士~
連載中·12·4.5万字
植物を操る異能「みどりのゆび」を持つ少女と、両腕を失った元「庭師」の青年。 世界を巡る旅が、二人の運命を大きく変えていく。 実在する植物をモチーフに綴られる、ボタニカル・ファンタジー! --- 時は22世紀。 自在に花を咲かせる異能「みどりのゆび」を持つ人物が、第三次世界大戦を阻止した――そんな伝説から百年余り。 世界は「植物こそが平和の鍵」と信じ、国際組織VERT(ヴェール)を設立。 植物を扱う職業者は「庭師」と呼ばれ、英雄視されるようになっていた。 主人公の青年・リュッカは、VERTに所属するお人好しな緑化作業員。 しかし、地雷の事故で両腕を失い、植物に触れられなくなってしまう。 絶望するリュッカの前に現れたのは、金髪碧眼の美少女・チト。 VERTの最高権力者であり、伝説の異能「みどりのゆび」を継ぐと噂されるチトは、リュッカにこう問いかける。 「わたしと一緒に来ないか?」 それは、植物にまつわる〈異変〉や〈事件〉を解決するため、世界を巡る特例任務――チトの旅に同行する提案だった。 植物に関する文化や神話、薬効、禁忌、科学倫理に商品価値。 さまざまな思惑が絡み合う旅のなかで、リュッカは「みどりのゆび」の正体と、その裏に隠された真実に迫っていく。 異能の少女と鉄腕の青年が紡ぐボタニカル・ファンタジー、ここに開幕。
20ぽんこつ祓い屋は依頼を選り好みしてる場合じゃない
連載中·62·14.1万字
21ダンジョン超人は女体化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜
連載中·28·5.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
 202X年。  日本各地に突如大量の大空洞が出現した。  そこから色々な調査が行われて。  未知の生命体、未知の鉱物、物理学にすら反する超常的な人工物が発見された。  ビデオゲームなどの創作物から、大空洞は迷宮やダンジョンと呼ばれ定着し。  未知の生命体はモンスターと呼ばれた。  数年後、203X年。  ダンジョンの慎重な調査が行われていた中で。  突如としてダンジョンからモンスターたちが溢れ出して、人々を襲いインフラを破壊した。  これを政府は災害と認定し、迷宮災害と呼んだ。  自衛隊による迷宮災害対策作戦が決行され、避難や仮設住宅の設立、原子力発電所の防衛と同時進行でモンスター群の駆逐とダンジョンの消滅を進めた。  しかし、ここで未知の感染症が日本に蔓延。  感染し発症すると男性の場合は高確率で死亡、または女性になるか。  感染力が凄まじく、男性の大量死が発生。  生き延びた男性のほとんども肉体が女性となり。  男性比率九割以上だった自衛隊や警察は、ほぼ壊滅。  感染症対策のため、各国は日本への海外派遣を拒否。  渡航制限も付いた。  政府は急遽、共鳴現象によりモンスターを使役する力を持った民間人への協力を募り集めた。  つまり、攻略者が迷宮災害対策に乗り出した。  まあ元は盗掘犯の民間人。  大した成果も上げられるわけもなく。  感染症により、女性出生率が上がり。  じわじわと人口を減らし、札幌以外の七大都市も陥落。  日本は窮地に追い込まれていった。  三十年後、206X年。  札幌近郊、千歳ダンジョンから一人の男が現れる。    男は三十年前の迷宮災害対策でダンジョンに潜った若き自衛隊員。  部隊からはぐれ、迷い続けて三十年。  一人、生き延び続け。  感染症の被害にも遭わなかった。  そして何故か年はとらず、老いることもなかった。  ただひたすらに日本のために戦って生き延びた、超人。  そして男は、この国から災害を一つ消すために動き出す。  しかし、三十年ぶりの地上は。  女子率99.999パーセントのハーレム世界へと変わっていたのだった。 ※閲覧モードは原稿モードを推奨、縦組み横組みは両対応しています。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
24日本が逆転生者だらけでも、俺の家は聖女幼女とイケメン悪役令嬢で最強な件
連載中·4·1.4万字
暴力描写有り
25記憶と神巡る『平安』物語
連載中·26·4.8万字
時は平安時代……壇ノ浦の戦の場面から始まる。 いよいよ源平合戦が終局を迎え、平家一門が滅びようとする、その時。 平氏の指揮を執っていた平知盛が海に沈みゆく中聞いたのは、不思議な声だった。 『……時に、この世界の先のどこかには、ふぁんたじぃな世界があるようじゃが』 「……ふぁん、た……なんだって?」 『次はその世界へ生まれ落つる可能性が高いようじゃよ。じゃけぇ、そぉじゃな……そこでの貴殿の氏は【伊月】でええかの。俺がお主だと、分かるように』 「……ええかのと言われても」 半ば意味不明だが、この先に待つのは滅亡と再生を繰り返した果ての世界……『疑似平安時代』と呼ばれる世界だった。 この世界の言い伝えでは、『神が顕現する』そして……時々、『前世の記憶を持ったまま生まれる人がいる』世界だという。 そしてその世界では。 この世界で「僕」こと【伊月 晃】は、前世の記憶が一切ない、ごく普通な中学生として生活をしていた。……が、時折ひっかかる記憶と、この地に根付いた平氏への関心の高さ、そして目の前に現れた同年代と思われる不思議な少年との出会い等によって、少しずつ自分の前世に関心を持つようになる。 自分や近しい人たちとの前世でのつながりは一体どのようなものだったのだろうか。 また、この不思議な少年の正体とは……。 記憶と神の存在をめぐる、平安時代な転生×歴史ファンタジー、ここに開幕します。 ※所々歴史上人物や史実等時代背景描写も出てきますが、事実と関係ない場合も多く、またファンタジー色が強めのフィクション作品となります。苦手でなければ、ぜひお付き合いいただけましたら幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
36エグゼブレイブ~レガリアに選ばれし者たちの戦い~
連載中·9·2.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
「レガリアチェンジ! トランス・オン!」  その掛け声は選ばれた者たちにとって戦いの合図となる。  太古より人間の恨みや怨念から生まれし魔物――『ゴースト』――。奴らは人間に牙を向き人々を食らう。そんな化物から人々を守るために人知れず戦う者たちがいた。彼等は聖なる力を宿した霊石――『レガリア』――に選ばれた者であり、その力を振るいゴーストを討伐し人々に希望の光を灯した。  しかし、時が経つにつれ継承されていく力は薄れつつあった。  時は現代。  堂森町(どうもりちょう)にゴーストの魔の手が忍び寄る。  少年――五条晴也(ごじょう はるや)は高校三年生の夏休み前日に初めて彼女が出来た。陰キャな自分とはかけ離れた存在であり、とびっきり可愛くて美人で陽ギャルな彼女に浮足立っていた。  そんな幸せな一日を送ったはずの晴也にゴーストの魔の手が忍び寄る。黒い悪魔のような姿した怪人に絶望の淵へと追いやられる。 「死にたくない」  そう思った時、颯爽とパワードスーツを全身に纏った女戦士が現れた。女戦士は晴也に希望を与えると同時に瞬く間にゴーストを切り伏せた。しかし、その希望は後に変貌し、晴也に新たな運命を背負わせることになる。  現代科学で蘇ったレガリアの力。そして、生身で受け入れることになってしまった少年の最愛の彼女を守るための戦いが今始まる。
41魔女✕極道
完結済·76·21.6万字
暴力描写有り
俺の名は軍馬竜司。三十三歳、バツイチ独身。 泣く子も黙る針棒組の若頭で、長ドスを振るえば右に出る者のいない、ゴリゴリの武闘派だ。人呼んで、「剛剣無敗の昇り竜」。 とある深夜、組事務所にたった一人で留守番していると、新興の暴力団・泥縄組の連中が大挙してカチコミを仕掛けてきやがった。もちろん、狙いはこの俺だ。 銃を持った奴らに取り囲まれ、絶体絶命となったまさにその時、俺の目の前に何処からともなく落っこちてきたのは、なんとも奇妙な恰好をした若い女の子だった。 金髪碧眼丸メガネに、おかしな形の長い耳。おまけに鍔広のとんがり帽子と黒いローブを身にまとったその娘は、よりにもよって自分は「異世界から来た、由緒正しいエルフ(?)の魔法使い」だなんてぬかしやがる(まあ、とびっきりの美少女だってことは認めなくもないが)。 だが、俺がこの修羅場を切り抜けることができたのは、まぎれもなくこの娘の「魔法」の力のおかげだった……。 それからというもの、なぜか俺はこのエルミヤとかいうイカれた魔女に、四六時中つきまとわれることになる。俺のハードボイルドな任侠生活は、いったいどうなっちまうんだよ? 「ご安心ください、リュージさま! これからは私が、魔法でお守りいたしますわ!」 いや、ヤクザに魔法はいらねえよ!
42アルカナキャプチャーと巻き込まれ系主人公
連載中·78·26.8万字
残酷描写有り暴力描写有り
43新・ダンジョン事変 ~追放された元荷物持ちの僕(俺)、有名人の美少女ダンジョン配信者を助けたことでバズってしまう~
完結済·78·27万字
残酷描写有り暴力描写有り
【あらすじ】 「おい、拳児。お前は今日限りクビだ。荷物を置いてさっさと俺たちの前から消え失せろ」  ある日、荷物持ちの拳児はリーダーの草薙数馬にそう言われ、C級探索者パーティー【疾風迅雷】からのクビを言い渡されてしまう。  拳児がクビにされた理由はPTの探索者ランクがB級に昇格し、ダンジョン内で専用カメラを使っての配信活動がダンジョン協会から認可されると草薙数馬が確信したからだ。  そうなると【疾風迅雷】は顔出しで探索配信活動をすることになるので、草薙数馬は身元不明で記憶喪失だった拳児の存在自体が自分たちの今後の活動に支障が出ると考えたのである。  もちろん、拳児はクビを撤回するように草薙数馬に懇願した。  だが草薙数馬と他のメンバーたちは聞く耳を持たず、それどころか日頃からの鬱憤を晴らすように拳児に暴力を働いてダンジョン内に置き去りにしてしまう。  しかし、このときの草薙数馬たちは知らなかった。  実は今まで自分たちが屈強な魔物を倒せていたのは、拳児の秘められた力のおかげだったことに。  そんな拳児は追放されたあとに秘められていた自分の本当の力に気づき、しかもダンジョン協会の会長の孫でインフルエンサーのA級探索配信者の少女を助けたことで人生が一変。  上位探索者でも倒すのが困難なイレギュラーと呼ばれる魔物たちを打ち倒し、自身もダンジョン協会からのサポートを受けて配信活動を始めたことで空前絶後の大バズりをする。  一方の拳児をクビにして最悪な行いをした草薙数馬たちはB級探索配信者となったものの、これまで簡単に倒せていた低級の魔物も倒せなくなって初配信が大ゴケしてしまう。  やがて無名だった拳児は世界中から絶賛されるほどの探索配信者となり、拳児をクビにして追放した草薙数馬たちは死ぬこと以上の最悪な結末を迎えることになる。  これは現代ダンジョン配信界に激震が走った、伝説の英雄配信者の比類なき誕生譚――。
45小次郎ちゃんは素敵なお嫁さんになりたい!〜妖刀使いは惹かれ合う
性描写有り
連載中·29·8.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
日本のどこかにある地方都市・樺山(かばやま)市。 ある日の深夜、地下鉄車内で何者かが刃物を振り回し、多くの乗客を殺傷する事件が起きた。 なぜ? どうして? 一体誰が? 大胆かつ残忍な犯行に注目が集まるが、津波のように情報が押し寄せる時代とあって、間もなく事件は市民の記憶から忘れ去られていく。 そんな中、樺山市の地方新聞社で働く佐々木昭武(ささき・あきたけ)は、帰宅途上で倒れていた老人・足利善三(あしかが・よしぞう)を助ける。 心臓が悪い足利を自宅まで連れて帰ると、「独居」と言ったはずなのに、かわいらしい孫娘が2人も飛び出してきた。 高齢の足利は、もし自分に何かあれば、孫娘2人の面倒を見てほしいと佐々木に頼み込むのだが…。 剣豪が美少女になって転生するという、よくあるネタです。 ネオ書きコン1に参加するために、作りかけていたプロットを字にしてみました。 ホラーっぽいダークファンタジーのつもりで書き出したのですが、なんだか最終的にいつものコメディになりそうで怖いです。 ※残虐な描写があります。血生臭いのが苦手な方はご注意ください。 【注意】この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。 【注意】この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
47未来の宇宙軍士官、現代日本にタイムスリップする―スキルや魔法がなくても超科学でダンジョン攻略できるよね—
連載中·16·4.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
51マスター・ワールドヘリテージ ~天狼域の守護者たち〜
連載中·12·2.8万字
残酷描写有り
“進化”によって、全人類が獣人《ホモ・ルプス》となった惑星〈ルカリシア〉。 そこでは、自然界の頂点に君臨する“空翔る”狼、天狼《てんろう》を巡る、長きにわたる人と獣の歴史が刻まれていた。 「――おばあちゃんがくれたこの命で、今度はあたしが誰かの命を救うの!」 そんな決意を胸に抱くは、一人の天才少女、桜田ナルミ。 彼女は、祖母から受け継いだ古くて新しい“心臓”を胸に、最高の人工心臓を開発するため、世界最高の医療技術を誇る〈LC・ファーマ〉への就職を目指す。 「――民には、真実を知る権利があるわ」 一方、永世中立企業王国ラクリキアでは、若き王女、ヴァヴァリアが民のために心を砕いていた。 謎の死を遂げた弟の悲しみを背負い、王務を放棄した父王に代わって、気丈に王国を導こうと日夜奔走する。 出逢うはずのなかった二人。 しかし、復讐の炎を宿す「もう一人の王女」の出現によって、彼女たちの運命は交錯する。 「――妾が、真のラクリキア女王じゃ!」 未来に希望を灯す少女の願いが――。 泪の過去を背負う少女の願いが――。 復讐の炎に燃える少女の願いが――。 三人の少女が邂逅するとき、それぞれの胸に脈打つ“心臓”の秘密が、世界を大きく揺るがす――。 己の宿命に抗い、未来を掴もうとする少女たちの、壮大なる現代ファンタジー、ここに開幕。
53琴宮アカリは黄泉がえりたい。~死にかけたりもしたけれど、私はげんきです~
完結済·46·11.9万字
【完結済み】 【ネオ書きコン1参加作品】   花も恥じらう女子高生・琴宮アカリは、子犬を助けようとしてトラックにひかれてしまった。  血は噴き出て肋骨は飛び出し足はぐちゃぐちゃ。  更には大股開いてパンツ丸見え。 『あまりに情けない恰好。でもまあ、辞世の句も読んだし、あとはお迎えを待つだけだ』  そんな諦めの境地にいたアカリだったが、いつまでたっても死は訪れなかった。  ――それどころか、身体が全回復している!?  これというのも全て、手の中にある丸い石が原因だった。 「嬢ちゃんはワイの魔力の影響で、死んだか死んでないかわからんくらいのギリで助かったんや」  と、エセ関西弁でしゃべる石。  なんとか仮の命で生き永らえたアカリ、しかし石と離れると事故のダメージが戻ってきて死んでしまう。 「一生このままなのか……」  嘆くアカリに、石は提案を投げかけた。 「ワイに体があれば、蘇生魔法で完全に生き返らせてやれるで!」  ――ただし。 「条件は、死んで48時間以内の外傷の少ないフレッシュな死体であること」 「死体にフレッシュとかあるんかい!」 「もちろんや。腐ってたらゾンビになってまうやないか」  わけも分からず説得されてしまうアカリ。 「そや、もう一つ条件があるんやが……」  かくして黄泉がえりJK琴宮アカリは、厄介な条件付きの“やんごとなき死体”を探すことになってしまったのだった。
61VTuberアイドルになりきってダンジョン攻略していたら、本人降臨でペア♡配信が始まったんですが
完結済·84·21.9万字
わたしこと火野麻衣華(ひのまいか)は、大人気VTuberアイドル・柊アクア(ひいらぎあくあ)の生配信を毎日リアルタイムで閲覧することを日課にしていた。 アクアのことが好きすぎて、どうしても認知されたくて、スパチャを投げまくるほどののめり込みっぷりだった。 そんな麻衣華には秘密があった。 麻衣華はアクアのことが好きすぎて好きを通り越してしまい、柊アクアの精巧なアバターを作り出していた。 冒険者の顔も持つ麻衣華は、アバターを身に着けて、柊アクアになりきりプレイで夜な夜なオークロードをソロ討伐していたのだ。 オークロード討伐の目的は、オークロードから低確率でドロップするという超レアアイテム「スキルストーン」を手に入れるため。オークロードからスキルストーンを入手できれば、≪オーク召喚≫のスキル習得が可能になるといううわさを信じてのものだった。 崇拝するアクア様の決めゼリフ『スパチャもしないでアクアに話かけるなんて、子分のオークに襲わせるわよ!』をリアルに再現することができてしまうのだ。 いつものように、深夜のダンジョンでオークロードをソロ討伐していると、妙な初心者風の冒険者に声をかけられる。 その初心者風の冒険者は、自分が「柊アクア」本人であると名乗る。 そして、麻衣華に自分の代わりに柊アクアになりきり、一緒にペアでダンジョン配信をしようと迫るのだった。
63かみみみこ ~神社の神様をお助けしたら、大変な事件に巻き込まれました!!~
完結済·53·10万字
※別サイトで評価していただけたので、ネオページ様のアカウント開設に伴いコピペ掲載しました。 『神社の神様』が《視える》女子高生が大変な事件に巻き込まれる話です。 (⋆ᵕᴗᵕ⋆) 神様の姿を《視る》ことができる貴船 由佳(高3)は、猫の姿をした神様をお助けします。 その神様は、およそ猫とは思えない程お身体が巨大化していました。 神様が仰るには、お賽銭箱に1万円を入れられたので巨大化してしまったとの事。 そんな神様をお助けしたことで、由佳は1万円をお賽銭箱に入れた「犯人」を見つけ出さなくてはならなくなりました。 その「犯人」は、由佳と「同じクラス」にいるようなので、高校のクラスメイトを調べていきますが── クラスメイトたちの恋愛感情、大学受験、夏祭りなど、高校3年生ならではのドタバタとわちゃわちゃを描きつつ、昨今の神社やお寺に参拝する観光客のマナーや、オーバーツーリズム問題についても触れています。 皆さまに「面白い!」と思っていただけるよう頑張ります。 (๑•̀ㅂ•́)و スロースタートで最初は当たり障りのないお話が続きますが、8話目で事件が発生し、9話目でドカーンと物語が展開します。 そこで「面白い!」と思っていただけたなら幸甚と存じます。 (⋆ᵕᴗᵕ⋆) 1話あたりの文字数は少な目なので、サクサク読んでいただけると思います。 お付き合いいただけますと幸いです。宜しくお願い致します。 ※新海誠先生のアニメ映画や「サイダーのように言葉が湧き上がる」のようなアオハル感のある作品を書いてみたくてはじめました。  少しでもそんな雰囲気が出ているのいいのですが……。
64異世界秩序機構~勇者を取り締まる者たち~
連載中·87·20.5万字
【毎日投稿中】 異世界秩序機構は、転生した勇者たちが異世界で悪事を働いた場合、その勇者を元の世界に連れ戻すために設立された組織である。 吉崎恵介(よしざき けいすけ)は、高校に通いながらその異世界秩序機構でアルバイトをしている。 彼がこの仕事を引き受けているのには、生活費を稼ぐ以外にも理由がある。それは、幼馴染を探すためだ。 3年前、恵介の幼馴染が突然姿を消してしまう。残されたのは、幼馴染が乗っていた自転車のみ。 どこを探しても幼馴染の姿は見つからず、何の手がかりもなかった。 そんな中、恵介は異世界秩序機構にスカウトされ、異世界秩序機構の一員として転生した勇者たちを取り締まる仕事に携わることとなった。 異世界が存在することを知り、恵介は、幼馴染が異世界に転生したのではないかと考える 異世界を行き来しながら幼馴染の行方を追う恵介。 相棒の北條院 結姫(ほうじょういん ゆいひめ)と共に、日々一癖も二癖もある勇者たちと向き合いながら、恵介は幼馴染を探し続ける。しかし、異世界で起きる出来事は次第に彼を新たな謎へと導いていく。 果たして、幼馴染を見つけることはできるのか?そして、幼馴染が異世界に転生したその理由とは?
65異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
完結済·182·44.4万字
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」  ――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。  異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。  残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。  一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。  そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。  そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。  異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。  やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。  さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。  そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。 【本作は、カクヨムにて完結済みです】 [第9回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考突破作品]
71Nightfall-ブレイカーズ-
連載中·107·37.9万字
75ダンジョン・マンション ~地方公務員の隠れたお仕事?現代陰陽師はスマートグラスで無双する!
連載中·4·1.1万字
暴力描写有り
76僕のサッカー日誌2020 ~高校サッカーレベルの僕だけど、本気で天皇杯優勝を目指す。~
連載中·6·1.2万字
78法律の法は魔法少女の法
連載中·16·4.1万字
 謎の魔法少女が、ドイツの古城で新宗教により復活させられた鬼神イフリートを倒してから二ヶ月以上あと。  〝見たら死ぬ動画〟の都市伝説が巷で囁かれる中、独自の正義感を持ちアルビノの容貌から〝フェンリル〟のあだ名で呼ばれる不良、桐堀敬雅《きりほりけいが》が法之宮第一高校に転校してきた。  地元で有名な不良の転校に、当然、高校は大騒ぎ……にはならず。校内にはフェンリルなぞ足下にも及ばない変人が、すでにいた。  世界最古の魔女アラディアを称するその生徒はどう見てもコスプレ女だが、透明化することで自身が扱う魔法が本物であることを証明して見せる。さらに彼女は、女警官である理田香奈々ら特殊御霊会部隊SGTとやらへの協力を敬雅へと求めるのだった。  弱みを握られ、初めは半ば脅迫される形で応じざるを得なくなった敬雅は、まもなく魔法の法律が支配する世界で行われる悪事を目の当たりにすることになる。  同級生への襲撃、連続不審死、偽札作り。それらの背後に横たわる、魔術の影。こうなっては放っておけないのが彼だった。  やがて〝見たら死ぬ動画〟の裏に隠された罠を前に、方向性の違いから喧嘩別れしそうになる敬雅たち。それでも短期間で養われた彼らの信頼は、どうにか事件を解決に導いていく。
80銀色の稲妻と呼ばれた落ちこぼれヒロイン、 最推しの上司に見てもらえるように、最強へと至るまで
連載中·85·25.9万字
残酷描写有り暴力描写有り
——少し違った歴史を辿った過去、そして大きく違った歴史となった現代の日本。 「ヒーロースキル」と呼ばれる現代の異能が目覚めた新人類「ヒーロー」が闊歩し、道を外れた犯罪者「ヴィラン」が夜を支配する魔都と化していた。 夜な夜なヒーローとヴィランの戦いは激しく続き、人々は恐怖に慄いていた……が、案外人間とは慣れるもので、この両勢力の戦いをマスメディアは面白おかしく書き立て、ネットメディアなどでも紹介される人気コンテンツへと変貌していた。 そんな東京二十三区の端っこ、川を渡るとそこはもう別の県へと入ってしまうようなちょっとのどかな街に住む一人の女性が住んでいる。 彼女の名前は市嶋 雷華(いちじま らいか)、都内にあるヒーロー団体の事務所に所属する一九歳の少女だ。 人よりも少し恵まれた容姿と、誰よりも優れた才能を持ちながらも今ひとつ自分の仕事に自信を持てずに悩んでいた。 「シルバーライトニング」 雷華の持つヒーロースキルはたった一秒間だけ稲妻のように超加速できるヒーロースキル……超レアスキルではあるものの、慣れていない雷華からすると地味で使い所に困る微妙な能力。 生来の引っ込み思案な性格な性格もあり、ヒーロー活動でドジを連発……「逃げ足だけは早い女」という不名誉なあだ名までいただいてしまい、毎日が楽しく過ごせない。 ヒーロー活動なんかもう無理だと考え、普通のOLにでも転職してそこで知り合った男性と結婚して幸せな家庭を……と考えていた彼女の前に、指導員役として現れたのは彼女が少女時代に憧れていた先輩ヒーロー「ヘラクレス」だった。 雷華の上司として教育を任されたヘラクレスは彼女のレアスキルに可能性を感じて、自ら教育役を買って出たのだ。 最推しの先輩ヒーローに教えてもらえる喜びと、彼に振り向いてもらいたい一心でそれまでの自分を捨てるように努力を始める雷華。 そしてそんな雷華をみて次第に彼女のひたむきさや、心優しさに惹かれていくヘラクレス……。 これは役立たずだった落ちこぼれヒロインが、推しの後押しを受けて最強へと成長していく過程と、恋を描いた物語である。
82ファンタジア
連載中·41·5.7万字
第一話 小料理屋で奇妙な男と知り合いになった。幼い頃生き別れた母親に合わせてくれると言うのである。酔っぱいのジョークだと受け流していると、翌日その男が現われて・・・。 第二話 気がつくと肩に天使がいた。天使はいつも適切なアドバイスをしてくれる。好きな女性が二人現われた。どちらを奥さんにするか迷っていたが天使のアドバイスは意外なものだった。 第三話 銀婚式を迎えた夫婦は記念に海外ミステリーツアーに参加する。最後に玉手箱のようなものを持たされて帰ってきたが、これを開けるととんでもないようなことが起きるような気がして躊躇をしているとなにも知らない娘が開けてしまう。 第四話 京都在住の主人公は彼女を連れて京都大文字焼きを観に行く。するとふたりの魂が天高く昇っていく。主人公は彼女のために大文字焼きにまつわる言い伝えを実践する。 第五話 主婦美波は退屈な日々を送っていた。ある日偶然学生時代の手紙を見つけ、面白半分で自分あてに手紙を書いてみた。すると過去の自分から返事が来たのだった。 第六話 ホームセンターにペットを買いに来ていた母と娘。娘が一匹の猫を見つけた。娘にだけその猫の話している言葉が聞こえたからだ。レイは母親に駄々をこねてその猫を買ってもらった。 第七話 夜中の岸壁で女を乗せたタクシー。無口なその女性を家まで送り届けたのだったが・・・ 第八話 暗黒異次元世界が世界を飲みこもうとしていた。しかし何も知らない主人公は、車に愛犬を乗せて遅刻しそうな会社に向かったのだった。 第九話 亜理寿はハロウィンの日に姉の家を訪ねているのが習慣だった。しかし義理の兄はそんな義妹をおいていつも外に遊びに行ってしまうのだった。 第十話 プロゴルファーのトムはゴルフ場の池で神さまと出逢う。神様はトムにどんなパットでも入れることができる金のパターを授ける。ただしそれを使うと必ずひとつ大切なものが失われてしまう。 第十一話 主人公の主婦は毎年ひとりで自分へのご褒美としてとっておきのワインで乾杯する。そこへ王国からの使いが現われて、実はあなたはさる王国の姫君なのだと告げられる。 第十二話 主人公は好きな彼女に公衆電話で電話をかけようとする。するといきなり公衆電話が鳴り出して、主人公に奇妙な暗合めいたことを叔父に伝えるよう指示をしてくるのであった。 第十三話 病弱の四歳の瑠璃が最後に神様にお願いしたのは
88闇のメトロノーム
連載中·24·35.7万字
残酷描写有り暴力描写有り
[あらすじ:近未来の荒廃した都市、ノヴァシティ。特殊な能力を持つ人々が存在し、「エレメントホルダー」と呼ばれている。彼らは神のような組織によって管理されているが、組織には闇の部分が存在する。 主人公は記憶を失った少年で、ノヴァシティの片隅で孤独に暮らしていた。ある日、彼は自分の名前を求めて旅に出る。途中で彼は記憶を操作する能力を持つ少女、アリスと出会う。 アリスは「シンフォニア」と呼ばれる組織の一員であり、彼女の任務は特殊な能力を持つ人々を見つけ出し、組織に連れ戻すことだった。彼女は主人公に協力を求め、共に行動することを提案する。 旅の中で、主人公とアリスは組織の闇の部分や謎の指導者に迫る。彼らは他のエレメントホルダーたちと出会い、それぞれの過去や思いを知ることで、彼らの内面や苦悩に触れていく。 彼らは力を合わせて組織に立ち向かい、真実を追求していく。だが、組織との戦いの中で、主人公とアリスは道徳的なジレンマに直面する。正義と犠牲の間で葛藤しながら、彼らは自分たちの信念を貫こうとする。 ノヴァシティの外に広がる未知の領域や他の都市を探索しながら、彼らの旅はさらなる展開を迎える。新たな組織やキャラクターとの出会い、音楽の力や道具・技術の活用が物語に絡んでくる。 主人公とアリスは、組織との最終決戦に挑む。エレメントホルダーたちと共に立ち上がり、自身の運命と存在意義を見つけるために奮闘する。彼らの絆と信じる心が、世界を救う力となる。 物語は感動的な結末を迎える。主人公とアリスは組織との最終決戦を終え、世界に平和を取り戻す。彼らは新たな旅に出るかもしれないし、過去の傷を癒しながら平穏な生活を送るかもしれない。 キャラクターの掘り下げや世界の探索、道具や技術の紹介、モラルディレンマなどを盛り込んだ、読者を悲しみや感動、熱い展開に引き込む荒廃SF小説となる。]
89戦え! 佛雁(ぶつかり)おじさん
連載中·40·6.5万字
暴力描写有り性描写有り
多くの人と欲望が行き交う繁華街、池袋。 この地には人知れず”呪いの女王 ヨウコ”による「三日に一度、左足の小指をタンスの角にぶつける呪い」がかけられ、何気ない顔で道行く人々もひっそりと小指の痛みに苛(さいな)まれていた。 そんなことは露(つゆ)とも知らず、今日も朝の通勤ラッシュで賑わう池袋駅のホームにて。スマホに夢中で前も見ずに歩く無謀な女子高生のことを、渾身のショルダータックルで以てわからせている男が一人。 男の名は佛雁(ぶつかり)穣二(じょうじ)。42歳。独身。 時価総額30兆円を誇る超巨大企業”黒杉コーポレーション”傘下で、主に男性用パンプスを手がけるシューズメーカー”ブラックシダー”池袋支店長。 昼は部下への教育的指導(パワハラ)、夜はキャバクラでオキニにガチ恋、そして朝は池袋駅での慈善活動(悪質タックル)と、充実した日々を送る彼のキャリアは至って順風満帆そのもの・・・・・・の、はずであった。 いつも通り、朝の慈善活動を済ませた佛雁の前に現われたのは、駅構内で何故か白衣を着ている自称研究者の謎の少女・白鷺エレナ。 ヨウコの呪いを解く方法について研究しているという彼女。その研究成果を実践に移すためには、佛雁の力が必要なのだとか。 主人公(悪質タックラー)×ヒロイン(マッドサイエンティスト)×男装執事(暴力的)のトリオが送る、ドタバタぶつかりックコメディ。 ※この作品は駅でのぶつかり行為・盗撮・その他諸々の犯罪等を推奨するものではありません
94Program:Scenario Rewrite
完結済·24·10.3万字
[First Mode] 乙女ゲーム『永遠の花園』の主人公である「花菱櫻子」は、突如としてシナリオに存在しない一学年下の転入生「伊崎鈴音」によって婚約者が奪われる。鈴音は櫻子の婚約者以外にも次々と男性を篭絡していくが、明確な交際関係は持たずに何かを目的としているかのようにひたすら「イベント」をこなしていく。本来ならば櫻子がメインとなるはずだったイベントも、すべて鈴音のものになってしまっていて…… 世界の秩序を乱す「異常」として、櫻子は「伊崎鈴音」を排除することを決めるが、櫻子自身も「本物の花菱櫻子」ではなく……? [Second Mode] ゲーム制作会社に勤める三十路過ぎの主任・廣川あずみ。 春から上京して同居を開始した異母妹と会社の後輩が同じ乙女ゲームにハマっていることを知って関係をつなげ、その時に後輩から「不思議ちゃん」の話を聞く。どことなく「不思議ちゃん」に違和感を覚えるが…… そんなある日、宅飲み会を自宅ですることに。若い女性四人がわいわいと乙女ゲームの話で盛り上がるのを眺めながらダイニングで静かにウイスキー片手に個人制作のゲームをつくる作業をしていた時、「不思議ちゃん」が「ただの不思議ちゃん」ではないことに気づき……? 世界の異常として「不思議ちゃん」を元の世界へ帰すことにしたあずみだが、そのあずみ自身もまた「本物の廣川あずみ」ではなく…… [???] あなたがファンタジーであると信じる限り、この作品はファンタジーです。
95英雄武装 〜伝説の魂を継ぎし者、令和の世に戦う〜
連載中·35·7.9万字
暴力描写有り
主人公、[名前]は、特別な力を持たない普通の高校生。だが、ある日突然、彼は授業中に明治時代、名剣を手にすることとなる。その剣は単なる古い武器ではなく、かつての英雄、名剣客の魂が宿る物。この剣は、選ばれし者にのみその力を与え、過去の戦士の意志を引き継ぐ存在に変える。剣を手にした瞬間から、主人公の運命は大きく変わり、次第にその剣に宿る魂の力を使いこなしていく。しかし、彼の前に立ちはだかるのは、今の政府に対して反旗を翻す組織「新維新志士」だ。 彼らは、過去の武士や革命家たちの意志を引き継ぎ、国家を革命によって新しい秩序へと導くことを目指している。しかし、その手段は過激で暴力的なもの。時には無慈悲な戦闘や破壊活動を行い、次第にその影響力を広げていく。彼は「新しい時代を切り拓くためには、古い体制を倒さなければならない」と信じており、そのためにはどんな犠牲も厭わない。 彼の目的は、単なる政治的な革命ではなく、社会全体を根底から覆すことにある。主人公は、新維新志士の過激な行動に巻き込まれ、彼らと対立することになる。剣を手にしたことで、彼の身に宿る過去の英雄たちの意志が次第に目覚め、彼はその力を使いこなしながら、自分の正義とは何かを模索していく。 だが、戦いが激化する中で、主人公は次第に自らの家族の秘密を知ることとなる。実は、彼の家族もまた、過去の英雄たちと深い関係があり、彼は次第に、自らの力とその意味を理解し、新維新志士との最終決戦に向けて、己の心の葛藤と向き合わせられることになる。剣を使うことの重み、過去の英雄たちの意志を継ぐことの意味、そして新しい時代を作るために何が必要なのか。主人公は、そのすべてを背負いながら、革命と破壊の渦中で戦い続けることになる。
96TS魔法少女マジカル💗ジュキちゃん
連載中·47·12.4万字
20XX年、埼玉県内の地下鉄延伸工事中に突然、異界とつながる大穴が開き、次々とモンスターがわいてきた。だが日々自衛隊が対処に当たり、事態は沈静化したかに見えた。 しかしある日、大穴から知能の高い女魔人が現れ、人々は戦慄を覚えた(主に露出度の高いビキニアーマーに)。 橘樹葵(たちばなジュキ)は十六歳の男子高校生。 幼児期に戦隊ヒーローに憧れたことはあるものの、現在はギターを抱えて一人曲作りに没頭する陰キャである。密かにロックスターになりたいと夢見てオリジナル曲を動画サイトにアップしているが、全く人気が出ない。 宿泊学習の夜、ジュキの泊まる部屋のベランダに人間の言葉をしゃべる猫がやって来た。猫はジュキに魔法のステッキを渡し、 「女の子と口づけを交わせば変身して、女魔人に対抗できる魔法を使えるようになるニャ」 と話す。 変身して戦うことに胸を躍らせるジュキだが、女子とのキスに動揺する。 だがジュキの部屋に遊びに来ていた女子生徒、七海玲萌(ななみレモ)はなぜかものすごく積極的で、自分からジュキの唇を奪う。 レモとキスしたことでジュキは魔法少女に変身する。かっこいいヒーローになれると思い込んでいたジュキはショックを受ける。だが市民を守るため女魔人と戦う。 女魔人は強かったが、ジュキの可愛らしさにメロメロとなり弱体化した。 魔法少女になったジュキの姿はニュースや動画サイトを通じて人々に知られていき、誰もがその天性の愛らしさに魅了されていく。 鳴かず飛ばずだったジュキのオリジナル曲も、魔法少女姿で歌ったことで評価されていく。 これは華奢な体つきと可愛らしい顔立ちをコンプレックスに思っていた少年が自らの魅力に気付き、堂々と羽ばたいてゆく成長物語である。