1元婚約者に捨てられたのに、翌日には財閥御曹司の花嫁に!?
連載中·34·8.1万字
性描写有り
霧島誠司と出会って24年、交際して8年。 小早川美月は、彼こそが“たった一人の相手”だと信じていた。 けれど―― 幼なじみとの積み重ねた時間は、突然現れた「運命の人」には勝てなかった。 つらいときほど、霧島は何度も美月を置き去りにした。 結婚式を間近に控えたある日もそうだった。 ウェディングドレスの試着中、美月をひとり残して、彼は“あの人”のもとへ向かった。 高熱に苦しむ彼女へ、電話越しに冷たく放たれた言葉―― 「薬でも飲んで寝とけよ」 その背後から聞こえた甘い声――「誠司、お風呂入ったよ〜」 その瞬間、美月の中で、何かが音を立てて崩れた。 積もり積もった想いは、とうとう限界を超える。 「……婚約、解消させていただきます」 そう告げた彼女に対し、霧島は笑って言った。 「また拗ねてるだけだろ? どうせ冷静になったら戻ってくるって」 なにせ、小早川美月が霧島誠司を“好きすぎる”ことは、誰もが知っていたから。 彼女が本気で去るなんて、誰ひとり思っていなかった。 ――けれど。 数日後、美月は静かに、ある財閥の御曹司と婚姻届を提出していた。 そしてその後。 霧島は彼女の足元にひざまずき、必死に縋る。 「……悪かった。戻ってきてくれ。胃が痛くて、眠れないんだ。頼む、もう一度だけ……」 返事をしようとした美月の腰に、背後からそっと回される腕。 「――俺の妻に、勝手に触るな」 凍るような低い声に、霧島が顔を上げる。 目の前には、美月を抱き寄せたままの御曹司。 「スカートに汚い手をかけないでいただけますか。……不快です。お引き取りを」 そうして、美月は裏切られた過去を超えて、“本当にそばにいてくれる人”と出会ったのだった。
2元夫に中絶を強要され、離婚したけど、なぜか執拗な求愛をはじめてくる
連載中·48·12.6万字
【更新スケジュール】 毎日 18:00 に、2話ずつ 更新していきます!お楽しみに~ これからも応援よろしくお願いします! ********************************* 東雲たくまは嗤いを飛ばした。離婚を切り出したのは篠宮初音の「逃げるふりして引っ張る」小手先の策略だろうと思い、迷うことなく承諾した。 周知の事実だった――篠宮初音は東雲たくまに心底夢中で、どんなに辱められようと、どんなに嘲笑されようと、決して彼から離れようとしなかった。 東雲たくまは確信していた。10日も経たぬうちに、篠宮初音が泣きながら復縁を懇願してくるに違いない。 しかし10日が過ぎ、1ヶ月が過ぎても、篠宮初音は現れなかった。 再会した時、彼女は輝きに満ちており、三人の優れた男たちが彼女に夢中で、この世のすべての美しいものを彼女に捧げようとしていた。 東雲たくまは動揺した。篠宮初音を壁際に追い詰め、こう言った。 「篠宮初音、お前は俺を愛しているはずだ。もう一度愛することを許可してやる」 篠宮初音は東雲たくまをぐいと押しのけた。 「東雲さん、私はとっくにあなたを愛していません」 愛していない?そんなはずがない! 東雲たくまには信じられなかった! ある日、東雲たくまは涙を流しながら篠宮初音の前にひざまずき、慎み深く卑屈な態度で訴えた。 「初音、お前が欲しいものは何でもやる。もう一度だけ俺を愛してくれ。他の男を愛さないでくれないか?」
4流産の日、元夫は初恋のペットと妊娠検査に付き添った
連載中·41·10万字
【毎日夕方18:00に二話更新!ผ(•̀_•́ผ)】 結婚して7年、出会って8年。 神崎梨紗と神崎紀康の関係は、まるで薄い蝉の翼のように脆く、彼女はその関係を必死で保とうとする。しかし、どれだけ尽くしても、彼からの愛情は得られず、彼女はただ一度の振り返りを待ち続けた。 ある晩、酔った紀康が彼女を強く抱きしめながら、「なな」という名を口にした時、梨紗は初めて気づく。自分が彼の心の中にはいなかったことを。 その瞬間から、すべてが崩れ落ちた。 梨紗が病院に向かう直前、届いた妊娠検査薬の写真。彼女が命をかけて産み落とした子供が、病室で「ななちゃん」と呼ぶその瞬間、彼女の心は完全に冷め切った。 紀康は若菜に映画を投資し、花火を上げ、夫としての義務をすべて果たしていた。しかし、彼女の存在を人前で決して認めることはなかった。目が覚めた梨紗は、もはや彼に依存することなく、自己を取り戻し、事業に没頭する。そして、彼女が輝き始めたその時、紀康はようやく彼女の大切さに気づく。 しかし、その頃にはもう遅かった。梨紗は新たな愛を見つけ、再婚を決意する。そして、結婚式の招待状を元夫に手渡し、こう告げる。 「私は再婚することにしました。」 ****** 気軽にコメントしてくださいね! また、応援チケットもありがとうございます!!ヾ(≧▽≦*)o
6社長、奥様はもうずっと前から離婚をお考えですわ
連載中·17·4.3万字
残酷描写有り
結婚七年、藤原悠真の陽菜への態度は冷たいままだった。それでも藤原陽菜は微笑みを絶やさなかった。 陽菜は悠真を深く愛していたから。 いつかきっと、この冷たい心を温められると信じていたから。 しかし待っていたのは、悠真が別の女性に一目惚れし、寵愛を注ぐ現実だった。 それでも陽菜は婚姻を守り続けた。 誕生日当日、はるばる海外まで悠真と娘の景子を訪ねた陽菜を待っていたのは、空っぽの部屋だけだった。 悠真は娘を連れてあの女性のもとへ向かっていた。 その瞬間、陽菜の心は完全に冷め切った。 自分が育てた娘が他の女を「お母さん」と呼んでも、もう胸が痛むことはなかった。 離婚届けを作成し、親権も放棄。陽菜は潔く去り、父娘との一切の関わりを断った。 悠真が離婚届にサインするのを待つだけとなった。 家庭を捨て事業に打ち込んだ陽菜は、かつて自分を蔑んでいた人々が舌を巻くほど莫大な富を築いた。 ところが、いくら待っても悠真から離婚の話は出てこない。 むしろ、かつて家に帰らなかった男が頻繁に帰るようになり、べったりとまとわりついてくる。 「離婚? あり得ない」 かつて高慢で冷徹だった悠真が、彼女を壁に押し込めてそう宣言した時、陽菜は初めてこの男の本質に気づいた――
8えっ、離婚した元夫が子連れで復縁希望!?
連載中·24·6.2万字
性描写有り
17お隣の梅乃宮くんは片想いの真っ最中です。
連載中·27·3.3万字
暴力描写有り性描写有り
20冒険者ギルドの受付嬢ですが元勇者パーティーの剣聖というのはナイショです
連載中·24·4万字
23ギルド『ストレイキャット』へようこそ!~最強ギルド受付嬢のパーフェクトマニュアル~
連載中·20·8.2万字
広大な領土と豊かな資源、高度な文明を誇る大陸一の大国リーベル。王都の宿屋の一室で、ギルド冒険者パーティー『精霊の剣』のリーダーのリリスから驚きの発言が飛び出す。 「実は私……パーティーを解散したいんです」 それもそのはず『精霊の剣』は王国で5本の指に入る程の実力。またリーダーのリリスは24歳という若さですべてのジョブをマスターしたとんでもない人物であった。 そんな『精霊の剣』に元商人の荷物持ちとしてパーティーにいる主人公のエミル。そしてリリスの理由に更に全員が驚愕をする。 「ギルド受付嬢になりたいんです」 その言葉に激怒し、呆気なくパーティーは解散する。部屋に取り残されたエミルとリリス。しかしエミルはとんでもないものを目撃する。 それはお淑やかで温和な性格だと思われたリリスからの止まらない毒舌の嵐…… 成り行きでギルド『ストレイキャット』のマスターになったエミルと、受付嬢として働くことになったリリス。 2人は初級冒険者たちを支え、色々な問題を解決しながら、初心者大歓迎の安心安全の唯一無二の冒険者ギルドを目指していく。 これは凸凹コンビが織りなす、笑いと感動のギルド経営ストーリー 【契約作品】火、木、日更新。 ※都合により変更する場合もございます
31その婚約破棄は誰のため?
連載中·9·1.9万字
『専属侍女は見た!~貴族子女の集まる学園で繰り広げられる婚約破棄の裏に隠された秘密!』 私、シーナ・サウスが愛してやまないご主人マリーン・アトランテ様は才色兼備で人当たりも良い完璧令嬢。ですが、マリーン様もまだまだ未熟な恋に恋する15歳。女生徒達を食い物にしている教師レッド・ブラックシーに騙され付き合っております。私とても心配です。 そんな折、お嬢様と第二王子ヴァルト殿下の婚約が決まりました。これでレッドと別れてくれるでしょう。私はホッと胸をなでおろしました。 ところが、間もなくして殿下が浮気をなさっているとの噂を耳にしました。そこで私はお嬢様の身を案じて学園へ潜入したのですが、なんと男達がお嬢様を取り囲む断罪劇が繰り広げられていたのです! 殿下達の側近、お嬢様の想い人レッド・ブラックシー、そして、自らをヒロインと名乗るピスカ・シーホワイト達がお嬢様一人を責め立てる。 もう我慢なりません! 私の拳でお嬢様に仇なす貴様らを粉砕する!――と思ったのですが、お嬢様とヴァルト殿下の様子がどうにも変で…… この度、「ネオ書きコン3 1次選考」を通過しました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。最終選考へ向けて頑張って執筆していきますので、これからも応援をよろしくお願いいたします。
34【人違いTS転生】おい、女神! だから俺は石野建造93歳じゃねぇって!
連載中·30·8.3万字
【ネオ書きコン2・1次選考通過しました】 明日に大学受験を控え、気持ちが高ぶり眠れなかった主人公・板野賢治18歳。 深夜に外の空気を吸いがてら、軽くジョギングで汗を流していた。 交差点で積載量オーバーのトラックが横転。積まれていた荷がほどけて、荷台から電信柱が落ちてくる。 ああ、これは死んだな。と思い目を閉じた。 『石野さん、目を開けてください』 透き通るような声。 でも俺は石野じゃなくて板野だし。と思いながらも目を開く。 さっきの交差点でも、病院のベッドでもなく、光に包まれた部屋。 そして目の前には天使の羽の生えた女性。 そう、異世界転生である。 『あなたは石野建造93歳ですね』 「違います」 普通に見たら93じゃないのはわかるだろう。と心の中でツッコミを入れるも、羽の生えた女性――女神様は取り合ってくれない。 『石が好きで石と共に歩んだ人生。石加工職人として生涯現役を貫き、最期は石の下で眠りたいという遺言を残されていますね。お疲れ様でした。それではご希望通り、石の下で眠れるように取り計らわせていただきます』 まったく人の話を聞かない女神である。 ここで死ぬ運命だった石野建造(93)と死ぬはずのなかった板野賢治(18)。 決してミスを認めようとしない女神。 人違い転生者・賢治。 ギャグ満載で波乱万丈な、スローライフ生活が今始まる? いや待てって! 俺、赤ん坊に……しかも女になってるぅ⁉ 人違い転生者・賢治。 ギャグ満載で波乱万丈な、≪TS≫スローライフ生活が今始まる!
41転移した黒髪黒目の少女は異世界を無双する
性描写有り
連載中·146·52.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
気合いの籠った魔法を放ち魔物を倒す黒髪黒目の少女。 転移前の彼女はどこにでもいる普通の女性だった。 そしてあの日も大好きなゲームに没頭していた黒髪黒目の女性、美緒。 気付けば大好きだったゲームに酷似した異世界に佇んでいた。 色気溢れる登場人物に翻弄されながらも、たまに訪れる『ちょっとえっちい展開』に、美緒は毎日ドキドキさせられながらも成長していく。 知識チートを発揮しながら黒髪黒目の少女は大好きな登場人物たちと肩を並べ、神の用意したシナリオを覆す! 徐々に集まる大好きな仲間たち。 そして得る大切なお友達。 色々『危ない』彼女は成長を重ねやがてたどり着く超絶美女の称号。 美緒の知っているゲームと徐々にずれていくこの世界。 幾つもの経験でやがて彼女はここが現実であることを心の底から思い知る。 「一番シナリオに囚われていたのは私だ」 気づいた美緒は完全に覚醒を果たし全てのシナリオを無視してがむしゃらにみんなを救うためさらなる高みへとその力を増していく。 原初の摂理、定めし絶対者。 彼女はその摂理を覆す最後の希望だった。 ゲーム世界というご都合主義の世界。 彼女はやがて最強へと上り詰める。 可愛い神様に幼女好きの変態エルフ。 重篤な中二病患者に魔物を捕食する最強美少女。 個性豊かなメインキャラクターたちがゲームマスターにつき従う。 超絶最強吸血鬼の真祖の少女と感情を代償とする禁忌の魔女たちからの重い愛を受け、今日も美緒は前を向く。 やがて目指すはゲームに無い本当のハッピーエンド。 さあ、最後の決着をつけよう。 待っていなさい、全ての元凶!! 私がお仕置きしちゃうんだから!!! だって私はゲームマスター。 この世界の主人公なのだから。 あうっ、だ、だからね?!リアにレグ? そ、そんなに私の体、触らないで―――!!
45大聖女、冥界を導く女神となる
連載中·32·8.2万字
残酷描写有り暴力描写有り
47記憶と神巡る『平安』物語
連載中·28·5.1万字
時は平安時代……壇ノ浦の戦の場面から始まる。 いよいよ源平合戦が終局を迎え、平家一門が滅びようとする、その時。 平氏の指揮を執っていた平知盛が海に沈みゆく中聞いたのは、不思議な声だった。 『……時に、この世界の先のどこかには、ふぁんたじぃな世界があるようじゃが』 「……ふぁん、た……なんだって?」 『次はその世界へ生まれ落つる可能性が高いようじゃよ。じゃけぇ、そぉじゃな……そこでの貴殿の氏は【伊月】でええかの。俺がお主だと、分かるように』 「……ええかのと言われても」 半ば意味不明だが、この先に待つのは滅亡と再生を繰り返した果ての世界……『疑似平安時代』と呼ばれる世界だった。 この世界の言い伝えでは、『神が顕現する』そして……時々、『前世の記憶を持ったまま生まれる人がいる』世界だという。 そしてその世界では。 この世界で「僕」こと【伊月 晃】は、前世の記憶が一切ない、ごく普通な中学生として生活をしていた。……が、時折ひっかかる記憶と、この地に根付いた平氏への関心の高さ、そして目の前に現れた同年代と思われる不思議な少年との出会い等によって、少しずつ自分の前世に関心を持つようになる。 自分や近しい人たちとの前世でのつながりは一体どのようなものだったのだろうか。 また、この不思議な少年の正体とは……。 記憶と神の存在をめぐる、平安時代な転生×歴史ファンタジー、ここに開幕します。 ※所々歴史上人物や史実等時代背景描写も出てきますが、事実と関係ない場合も多く、またファンタジー色が強めのフィクション作品となります。苦手でなければ、ぜひお付き合いいただけましたら幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。
49とある高校女子剣道部の合宿メシ
連載中·36·12.4万字
52エグゼブレイブ~レガリアに選ばれし者たちの戦い~
連載中·9·2.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
「レガリアチェンジ! トランス・オン!」  その掛け声は選ばれた者たちにとって戦いの合図となる。  太古より人間の恨みや怨念から生まれし魔物――『ゴースト』――。奴らは人間に牙を向き人々を食らう。そんな化物から人々を守るために人知れず戦う者たちがいた。彼等は聖なる力を宿した霊石――『レガリア』――に選ばれた者であり、その力を振るいゴーストを討伐し人々に希望の光を灯した。  しかし、時が経つにつれ継承されていく力は薄れつつあった。  時は現代。  堂森町(どうもりちょう)にゴーストの魔の手が忍び寄る。  少年――五条晴也(ごじょう はるや)は高校三年生の夏休み前日に初めて彼女が出来た。陰キャな自分とはかけ離れた存在であり、とびっきり可愛くて美人で陽ギャルな彼女に浮足立っていた。  そんな幸せな一日を送ったはずの晴也にゴーストの魔の手が忍び寄る。黒い悪魔のような姿した怪人に絶望の淵へと追いやられる。 「死にたくない」  そう思った時、颯爽とパワードスーツを全身に纏った女戦士が現れた。女戦士は晴也に希望を与えると同時に瞬く間にゴーストを切り伏せた。しかし、その希望は後に変貌し、晴也に新たな運命を背負わせることになる。  現代科学で蘇ったレガリアの力。そして、生身で受け入れることになってしまった少年の最愛の彼女を守るための戦いが今始まる。
53異世界転移したニセ幼女は、大魔導師様(ライバル)を救う為に頑張ります!
連載中·12·3.9万字
──これは、愛する人を救うために、世界と時間を超える主人公の物語。 子供の頃から義母に虐待されていた私、平沢圭子は心身ともに疲れ果てていた。 そんなある時、私は謎の白い光に包まれ意識を失ってしまう。 そして目覚めた場所は、見知らぬ森の奥で。 どうやら異世界に転移したらしく、しかもその影響か私の身体は子どもになっていたのだ。 私は偶然、森で出会った冒険者のヤースコさんに拾われ、成り行きで森の奥に住む大魔導師の元へ行くこととなる。 そうして対面した大魔導師エドヴァルド様は、実年齢と合わない綺麗な顔をした若い男の人で──。 初対面なのに、何故か私との再会を喜ぶエドヴァルド様。 どうやらボケてきたのでは、と噂されている通り、幼くなった私を想い人の「カティ」と勘違いしているらしい。 異世界で行くあてのない私は、ヤースコさんの提案でエドヴァルド様のお世話係兼弟子として、屋敷に置いて貰うことに。 私を「カティ」として優しく扱うエドヴァルド様に戸惑いつつ、魔法を教えてもらいながら、楽しく充実した日々を過ごしていたある日、私の運命を大きく変えてしまう出来事が起こってしまい……? *週2回(月・木)18時に更新予定です* お付き合いいただけたら幸いです。 どうぞよろしくお願いします。
58誘惑に溺れる社長、虜になった釣り針
連載中·27·6.6万字
神戸の夜、誰よりも深くひとりの男を愛し続けた女・小林玲奈がいた。 彼女が執着したのは、高橋慎也。人を見下し、感情を弄ぶことを厭わない冷酷な男だった。周囲が嘲笑する中でも、玲奈はその傍を離れなかった。彼の顔が、亡き初恋・鈴木悠斗に似ていたから。 どれほど傷つけられても、彼に呼ばれれば必ず駆けつけた。 だが、ある夜、慎也の命令で唐辛子入りの酒を飲まされ、額をグラスで割られたその瞬間、玲奈の中で何かが音を立てて崩れ落ちる。 それでも「好きだから」傷つくことを選び続けた自分が、滑稽に思えた。 慎也が新しい恋人・美咲を仲間内に紹介したことで、玲奈はようやく「終わり」を決意する。 グループチャットを退会し、最後の別れを告げる玲奈。 しかし、それを信じられない慎也は、「どうせまた戻ってくる」と高を括っていた。 だが、彼女は戻らなかった。 神戸ポートタワー、出会いと別れの場所。再びその地に立った玲奈の姿を、動画で知った慎也は動揺し、駆けつける。 「死んで気を引こうとしているだけだ」と罵る彼に、玲奈は初めて反論する。 「もう、あなたを追いかけない。あなたは悠斗じゃない。まったく似ていないの。」 五年前に亡くした恋人を想いながら、三年の執着に自ら別れを告げる玲奈。 どんなに似ていても、「代わり」にはなれない。 それに気づいた時、ようやく彼女の人生は、前に進み始めた。
63事後、夫が『元カノとやり直す』と言って離婚届を差し出してきた!? ~国宝級修復士の私、愛は修復不可ですか?
連載中·16·5.4万字
68ダンジョン超人は女体化ペットと無双する〜30年ぶりにダンジョンから出た地上は、女子率99.999%のハーレム世界でした〜
連載中·30·5.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
 202X年。  日本各地に突如大量の大空洞が出現した。  そこから色々な調査が行われて。  未知の生命体、未知の鉱物、物理学にすら反する超常的な人工物が発見された。  ビデオゲームなどの創作物から、大空洞は迷宮やダンジョンと呼ばれ定着し。  未知の生命体はモンスターと呼ばれた。  数年後、203X年。  ダンジョンの慎重な調査が行われていた中で。  突如としてダンジョンからモンスターたちが溢れ出して、人々を襲いインフラを破壊した。  これを政府は災害と認定し、迷宮災害と呼んだ。  自衛隊による迷宮災害対策作戦が決行され、避難や仮設住宅の設立、原子力発電所の防衛と同時進行でモンスター群の駆逐とダンジョンの消滅を進めた。  しかし、ここで未知の感染症が日本に蔓延。  感染し発症すると男性の場合は高確率で死亡、または女性になるか。  感染力が凄まじく、男性の大量死が発生。  生き延びた男性のほとんども肉体が女性となり。  男性比率九割以上だった自衛隊や警察は、ほぼ壊滅。  感染症対策のため、各国は日本への海外派遣を拒否。  渡航制限も付いた。  政府は急遽、共鳴現象によりモンスターを使役する力を持った民間人への協力を募り集めた。  つまり、攻略者が迷宮災害対策に乗り出した。  まあ元は盗掘犯の民間人。  大した成果も上げられるわけもなく。  感染症により、女性出生率が上がり。  じわじわと人口を減らし、札幌以外の七大都市も陥落。  日本は窮地に追い込まれていった。  三十年後、206X年。  札幌近郊、千歳ダンジョンから一人の男が現れる。    男は三十年前の迷宮災害対策でダンジョンに潜った若き自衛隊員。  部隊からはぐれ、迷い続けて三十年。  一人、生き延び続け。  感染症の被害にも遭わなかった。  そして何故か年はとらず、老いることもなかった。  ただひたすらに日本のために戦って生き延びた、超人。  そして男は、この国から災害を一つ消すために動き出す。  しかし、三十年ぶりの地上は。  女子率99.999パーセントのハーレム世界へと変わっていたのだった。 ※閲覧モードは原稿モードを推奨、縦組み横組みは両対応しています。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
72死に戻った私は離婚したけど、なぜか元夫の忘れない女になりました
連載中·26·6.9万字
性描写有り
78悪役令嬢に転生した母は子育て改革をいたします~結婚はうんざりなので王太子殿下は聖女様に差し上げますね~
連載中·53·11.4万字
暴力描写有り
◆書籍第一巻、ツギクルブックス様から発売中! ◆コミカライズも配信中!Palcy様にて先行配信、コミックDAYS様、pixivコミック様にて追っかけ連載中です!! 各配信書店様にて1位獲得! コミックス第一巻5/29発売、第二巻は7/30発売です! 目覚めると大好きな小説「トワイライトlove」に登場する悪役令嬢オリビアに転生していた。 前世は3児の母、ワンオペで働き詰めていたら病気に気付かず死亡……私の人生って… 悪役令嬢オリビアは王太子の事が大好きで粘着質な公爵令嬢だった。王太子の婚約者だったけど、ある日現れた異世界からの聖女様に王太子を奪われ、聖女への悪行三昧がバレて処刑される結末が待っている。 転生した先でもバッドエンドだなんて、冗談じゃない! 前世で夫との仲は冷え切った関係だったし、結婚はうんざりだった。 王太子殿下は聖女様に差し上げて、私はとにかく処刑されるバッドエンドを回避したい。 そう思って領地に引っ込んだのに……「躾のなっていない猫には、主からの調教が必要だな」王太子殿下が領地にまで追いかけてきます。 せっかく前世での子育てスキルを活かして、自由気ままに領地の子供たちの環境を改善しようとしたのに 殿下の執着という名の溺愛が止まりません! 中身は30代の包容力抜群子供大好き公爵令嬢オリビアと、ちょっぴり強引で俺様なハイスぺ王太子殿下との恋愛ファンタジーです。 他サイト様(アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ)でランキング1位獲得作品です^^ ※少しミステリーな世界観ありです。ざまぁ、グロはなし。 ※健気な主人公が大好きな方は応援よろしくお願いします! ※ラブコメ要素あり、最後はハッピーエンドです。
79未来の宇宙軍士官、現代日本にタイムスリップする―スキルや魔法がなくても超科学でダンジョン攻略できるよね—
連載中·16·4.1万字
残酷描写有り暴力描写有り
98からっぽな俺の○○スキル…いや、マルマルってなんだ!?〜どん底人生、虚しさままに終わった俺が異世界で幸せをつかむまで〜
連載中·52·16.1万字
「あなたのスキルは【○○】です」 「マルマルって何!?」 前世は何一つ報われる事なく、心からっぽのままに35歳で生涯を終えた後、この世界に転生したアルテナッシに、16歳の時に与えられたのは、自分の虚しかった人生と同じく、何も無いスキルだった。 役立たずと追放された彼、前世の母親からのトラウマ――産まれてこなければ良かったのに、という言葉が甦って、実際に死を選ぼうとした時、この世界の最強モンスターである"スライム"に襲われているメイドを見つける。 せめて、最期くらい誰かの役に立とうと、自分の命と引換に助けようとした。しかし、逆にメイドに助けられたアルテナッシは、自分は死んでもいいから、この人を助ける力が、スキルが欲しいと願う。 すると、ステータス欄が輝き出して―― 【○○】スキル -ランク [空白に言葉を入力してください] からっぽだと思ってたスキルが実は最強! 【○○】になんでも入れ放題――あれ、ちょっと待って? 【○○。】 なんかちっちゃい○増えてるぅ!? このスキル、どうなっちゃうの!? 前世に全てを奪われた男、メイドや幼馴染みや剣士や聖女、ワイルドイケメンな狼獣人、その他沢山の仲間達と供に、学園ライフに秘境の冒険や、つよつよモンスターとの戦いを、【○○】スキルを使いまくって、今度こそ幸せなハートフルデイズを目指す! 「メイド長から教わりました、からっぽの心を満たすのは――」 コメディたっぷりちょっぴりシリアス! 冒険日常バトルもラブも山盛りで! 幸せ掴む異世界転生王道冒険ファンタジー、開幕! ・更新情報 6月中は新規契約連載スタートダッシュキャンペーン! 6月7日まで毎日2話、7:00と18:00に更新! 6月8日から30日までAM7:00に更新致します! ブックマーク、いいね、コメント、応援の方お待ちしてます! 誤字脱字の修正などは、週末などにまとめて行いたいと思います!
99初恋の双子の弟と再会、ドSな彼と恋に!?
連載中·20·6.6万字
性描写有り
主人公の高橋花怜は、高校1年生の頃、2学年上のサッカー部のキャプテン岡本優輝先輩に憧れていた。 勉強もスポーツも出来て、尚且つイケメンで優しい先輩は、完璧な人だった。 でも、その先輩には同じ歳の素敵な彼女さんが居て、花怜の恋は、ただの憧れで告白も出来ないまま片思いで終わってしまった。 その後、大学生になり、どうしても優輝先輩の面影を重ねて彼選びをしてしまっていた花怜。 何度かお付き合いをしたが所詮先輩とは違う。なので、長続きはしなかった。 そして、花怜は大学を卒業し、人材派遣会社 初愛に就職した。 なんと、同じ部署に、優輝先輩に似ている! と思うイケメンが居た。 が実は、それは双子の弟ドS優星先輩だと分かった。 家庭の事情で岡本から桐生に苗字が変わっていたので、すぐには気づかなかった。 2人は、一卵性双生児のため、そっくりでじっくり見ないと見分けが付かない。 ましてや、会ったのは高校生以来、苗字も変わっているし、下の名前だけでは分からなかった。 高校生の頃は、私に意地悪ばかり言うドSな弟だった。 なのに、同じ会社の同じ部署になり、優星先輩も社会人になって成長したからなのか、割と優しくなっていた。 指導係の山岸さんに頼まれて、仕方なく1日営業の勉強の為、優星先輩と一緒に外回りに出た時、 一緒にご飯を食べて、優しくなっていた優星先輩のことにも驚いたが、超絶方向音痴の花怜が優星先輩とぶつかった時、ぎゅっと抱きしめられ、なぜかキュンとしている自分に気付いた花怜。 実は優星は、高校の頃から花怜のことが好きだった。しかし、花怜は、いつも兄の優輝のことばかり追いかけていたのを知っていた。なので告げることも出来なかった。 まさか同じ会社に就職して来るなどと思いもせず、驚いたが嬉しかった優星。 そして、ある出来事がきっかけで優星は、ついに花怜に告白をする。 優しくされたことにより、花怜もしだいに優星に惹かれて行く……この2人の恋の行方は……
100王子様がお迎えです!
連載中·15·4.7万字
性描写有り