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―「対の世界」で少女が紐解く、世界を揺るがす秘密とは?

並行世界「対の世界」に飛ばされた幸村凪。
祖母が隠した“世界を揺るがす秘密”を巡り、秘密警察SPTと宗教団体ミレニアの争いに巻き込まれる。

凪は、SPTの幹部の焔や八咫烏のヤトに助けられ、記憶にないその秘密に戸惑いながらも、次第に自らの運命に立ち向かう決意を固めていく。

祖母が遺した禁断の力とは何なのか?今、凪の運命が大きく動き出す。

【登場人物(第一章・第二章)】

・幸村凪…主人公。高校2年生。剣道部所属。素直で優しい性格。
・焔…秘密警察SPTの幹部。内に闘志を秘めた銀髪の戦士。厳しくも凪を見守る。
・ヤト…八咫烏。人間の言葉を喋ることができる。明るい性格。

・丹後志門…SPT幹部。凪の祖母、藍子を恨んでいる。喧嘩っ早い。
・天宮昂生…SPT幹部。天宮財閥の御曹司。温厚な性格。
・瓜生蓮華…SPT幹部。幹部唯一の女性。美人なしっかり者。
・江藤律…SPT幹部最年少。やんちゃな赤毛の青年。

・橘龍之介…SPT長官。藍子と面識がある。
・上木凛…SPT隊員で瓜生の部下。無口で狐面で顔を隠す。

・幸村藍子…凪の祖母。「対の世界」の研究者だった。


【登場人物(第三章)】

・財前光流…関東の極道「紅牙組」の若頭。喧嘩好きのドスケベ。
・花丸耕太…凪と同じ世界の青年で、外科の研修医。命を絶とうとして「対の世界」へ迷い込み、なぜか紅牙組へ。
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 恋をするのに免許証が必要となった時代。

「俺と付き合ってよ」

 高校1年の春休みの2日前、日野原 結衣は人生初の告白をされ、人生初の彼氏ができる。
 相手は、学校内でも人気の高い翔先輩。
 これから訪れる春休みに期待は大きく膨らむ。

 ――だけど次の日、先輩はとある罪で停学となってしまった。
 それは、恋愛免許証・偽造の罪。


【恋愛法 第4条】
『恋愛をし、告白しようとする者は、公安委員会の恋愛免許証を取得しなければならない』


 ストーカー、DV、離婚……。
 多発する恋愛がらみの事件や問題に対抗すべく、政府は【恋愛法】を制定する。
 これにより、無免許での恋愛は重大な法律違反となった。

 更に先輩は他にも付き合っている人がいて、安全恋愛義務違反となる脇見恋愛の常習犯。
 そのほか出会ってすぐに告白するスピード違反や、相手の状況・立場を考えない一時停止無視違反など、数々の余罪があった。

 こうして先輩との交際が1日で破局となった結衣は、
「もう恋なんてしない!」
 と、免許証を返納してしまうのだった。


 それから数日が過ぎて新学期。
 2年生になった結衣は、親友たちと同じクラスになれたことを喜び合っていた。
 ——そのとき、

「そこ、俺の席なんだけど」

 不意にかけられる静かな声。
 それは小学校の同級生で結衣の初恋の人、月島 蓮だった。
 別々の中学に進学した二人は、実に4年ぶりの再会。
 クールな姿に成長した彼に、結衣の胸は高鳴りを覚える。
 再び動き出す二人の時、その心の行方は……!


 これは、恋を失った結衣が仲間と共に今を駆け抜ける青春ラブストーリー。
 あなたは、恋の免許証を持っていますか?
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連載中·36·9.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
*毎日、12時頃に更新しています!

ある日を境に、脳死となった遺体が東京を中心に日本全国で発見された。
発見された遺体には外傷も脳出血もなく、何の予兆もなしにある日突然に起こることから突発性脳死現象と呼ばれた。

しかし、この現象は真相とは少し異なる。
日本政府は真相を世間に公表することはせず、秘密裏に警視庁公安部に名目上の対策室を作った。
それが「警視庁公安部第六課 突発性脳死現象対策室」である。

六課では、なぜか現役の高校生などが所属する特殊な構成となっていた。
内気な性格の高校生である伊瀬祐介(いせ ゆうすけ)は、ある事がきっかけでその六課に特別捜査官として配属されることになる。
そして伊瀬は、転校先のクラスで隣の席となった天野悠真(あまの ゆうま)と出会う。
実は、天野は伊瀬と同じ六課に所属する特別捜査官であった。

配属初日と転校初日が重なっていた伊瀬は慣れない環境に戸惑いながらも、天野やクラス委員の佐藤陽貴(さとう はるき)、清水咲希(しみず さき)と昼食を共にコミュニケーションをとっていた。

少しずつ新しい環境に慣れてきた伊瀬だったが、突如として伊瀬と天野の二人に事件が起きたことを知らせる一報が入った。

転校・配属早々に、伊瀬にとって最初の事件が始まろうとしていた――


*この作品はフィクションです。 実在の人物や団体などとは関係ありません。
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連載中·25·4.1万字
現世で大切な人を失った主人公の陽日。
突然にも、母親を失い哀しみの日々を過ごす。

とはいえ、父親と共に進めていた研究を無駄にもできず、仲間と共に物体を転移する開発に取り掛かかる。こうして寝る間を惜しみ開発に没頭するも実現には至らず。
しかし、どうしても諦めきれなかった陽日は、何度も実験を繰り返す内にあることを閃く。

それは、当初計画していた過去や未来を行き来する《タイムトラベル》ではなく、意識だけを時空に飛ばす《タイムリープ》の開発に切り替えた。

なぜなら、これだとリスクも少なく時空の歪みを最小限に抑えられる。
これにより、陽日は物体転移から意識転送に開発を切り替えることにした。そして、どうにか試作品まではこぎつけた。

『あと少し、あと少しで僕の目的は果たされる……』

けれど、陽日には時間がなかった。ゆえに、ある事情から自らで試作品を試す。
ところが、それは1度しか使用出来ない片道切符。

意識転送すれば、脳は破壊され現世の肉体も崩壊してしまう恐れがある。
では何故、そのようなものを?

それよりもまず、過去に戻るという事は、タイムパラドックスが発生するのではないか。
であるなら何度繰り返そうが元に戻そうとする作用が発生するはず。

たしかに、過去に物体を移動させた時点で次元に歪みが生じ、なにかの働きが時間を戻そうとする。
とはいえ、意識のみであればタイムパラドックスを解消する事ができるかも?

こう考えた陽日は、物体ではなく意識を飛ばそうと計画を変更した。
ところが、それとて過去で干渉をおこなえば何かの作用が発生するに違いない。

では、どうすれば……。
だが陽日には秘策があった。現世で起きた事は一切変えず、変えるものはただ一つ。

そして陽日は、装置に座標を打ち込みカプセルに仰向けになった。
すると、仕込まれた電磁コイルが動き出し、周囲を高速で回転し始める。

そして片道切符を理解したうえで、ゆっくりと目を閉じた。
再び目を開けないかも知れないというのに……。

しかし、陽日は運良く過去にたどり着く。ところが、転送した姿に驚いてしまう。
やがて、陽日の前に一人の重要人物が現れた。

その人物と出会い、想いを変えるべく因果に立ち向かう事になる。
こうして、相棒同士となった二人の世にも奇妙な珍道中。不思議な物語の開幕である。
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連載中·20·5.5万字
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※※※《第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP01)金賞受賞作》※※※

——その令嬢、腹黒につき!

侯爵令嬢ウェルシェ・グロラッハ。彼女は妖精のように儚げな美少女……見た目だけは。その可憐な外見に反し、中身は利益重視の恋愛音痴な残念腹黒令嬢だった!
一方、純情王子エーリックはウェルシェの外見に騙され一目ぼれ。二人の婚約は互いの思いが一致した婚約であったのだが……学園に入学したウェルシェに横恋慕する男子生徒が続出!
しかも、転生ヒロインや悪役令嬢、攻略対象などなど二人の婚約を引き裂こうとする者達まで続々登場!

だけど、そんな妨害なんのその。ウェルシェは猫かぶりとイタズラ心を武器に周りの者達を振り回し己の欲望に突き進む!

だって、ウェルシェは富と権力をもたらしてくれる――「あなたのお嫁さんになりたいです!」

――これは、乙女ゲームに転生したヒロインと転生悪役令嬢の物語……ではなく、その争いの煽りを食らった最凶腹黒可愛い令嬢ウェルシェと頑張る純情王子エーリックのドタバタ痛快ラブコメディ。

※これよりしばらく毎日1話更新!
※小説家になろう、カクヨムなどにも連載しております。

この度、第1回「ネオページ・サポート・プログラム」(NSP)賞で金賞を受賞しました。
これもひとえに皆様の応援のおかげです。拙著をお読みくださりありがとうございます。
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連載中·27·4.5万字
暴力描写有り
【ネオページオンリー】
現世で巡り逢う二人。

惹かれ合う心は、偶然か必然か。

そして、口伝のように伝えられた昔話。

時を越えて、何度も出逢う二人の恋。

しかし、それは決して報われない愛。

愛おしく想うほどに、その恋は引き裂かれるもの。

はたして、この因果関係はいかに?

切なくも愛おしい、恋愛物語。



この物語の世界観はですね、日本を舞台としたもう1つの世界。
実在する滋賀県の白髭神社から始まります。

ベースは日本神話が少しばかり入っており、最終的にはどうして日本という場所ができたのか。
日本に無数に存在する鳥居、これは一体なんのために必要であったのか。

その謎を解きながら旅をしていく主人公。
そして魂魄という道教の概念である魂は天に昇り、魄は地に帰る。

輪廻転生という形で魂を送るわけではないですが、地に落ちた魄をもある条件により人のような姿で蘇らせるのが主人公の烏兎。
それを可能にさせるのが「紅鏡・こうきょう」と呼ばれたもう1つの世界です。

1話では天国をイメージするかも知れませんが、それ以降は現代と並行して存在します。
ですが、そこへ行くには限られた者しか行くことは出来ません。

そんな不思議な世界を行ききする恋愛ファンタジーです。
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連載中·13·3.8万字
暴力描写有り
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連載中·40·6.4万字
せかい は”みえないかたち”でできている

七夕の日、二人の旅の終着点には、どこまでも伸びる壮大な天の川を背景に、まるで羽衣伝説のように幻想的な5次元の世界と、胸を打つ感動の瞬間が待っていた。

信越の田舎に住む天文学者の青年ひかると空想好きな女子中学生愛理栖。
二人は愛理栖の本当の名前を探すために
ひと夏の旅に出ます。
SFと恋愛が交差する物語の中で、彼らは時間と空間を越え真実の先にある愛を見つけることができるのでしょうか。
七夕の日、二人の旅の終わりに待っているのは、幻想的な5次元の世界と、深い感動の瞬間。
果たして、ひかると愛理栖は真実の愛を見つけ、運命の結末を迎えることができるのでしょうか。心温まるSFファンタジーが、今ここに。


「一緒に、私の名前、探してもらえませんか?」

これは、
信越《しんえつ》の田舎を舞台に
ぼくと愛理栖《アリス》が 名前をさがし旅をする
ある夏・ものがたり。

※完結までストック有

主な登場人物

•ひかる
長野県の天文台で働いている25歳の青年。

•愛理栖《ありす》
ひかる の前に現れた中学生の少女。
長い水色の髪と栗色の瞳が特徴的。

•愛理栖のおばさん
ズボラな性格の30歳の女性。

•空《そら》
30歳の女性写真家。
山で一人自給自足の生活をしながら大自然をテーマに写真を撮っている。
女性にしては短髪の髪を後ろで結い、
長袖のポロシャツにジーンズに登山靴と、
みるからに登山家を思わせる服装をしている。


•小学生の頃の空《そら》
自称 あたし
母を早くに亡くし、家庭は貧しく、父親からは虐待を受けていた。

•みどり
『空』の小学校の頃のクラスメートで親友。
穏やかな口調で話す心の優しい女の子。

•奏《かなで》
新潟の港町出身の20才の女性。
東京に上京し、ギター片手にシンガーソングライターを目指し頑張っている。

•詩織《しおり》
奏の妹。
実家近くの総合病院に長く入院している。
童話作家を目指し頑張っている。



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連載中·316·82.2万字
暴力描写有り
「小説家になろう」「カクヨム」にて累計170万PV突破の学園青春へっぽこファンタジー。月~土朝9時更新です

サンバ仮面、ダメステアイドル、【柴犬?】いいえ、一番おかしいのは主人公!

これは、ダンジョンが当たり前にある世界の中で、冒険者科在籍なのにダンジョン一辺倒ではない女子高生の、かなーりおかしい日常を描いています。

県立高校冒険者科の女子高生・柳川柚香(やながわ ゆずか)は友人と訪れたダンジョンで首輪を付けていない柴犬に出会う。
誰かが連れてきたペットの首輪が抜けてしまったのだろうと思った柚香は、ダンジョン配信をしながら柴犬を保護しようとするが、「おいで」と声を掛けて舐められた瞬間にジョブ【テイマー】と従魔【個体α】を得たというアナウンスが流れた。

柴犬はめちゃくちゃ可愛い! でもこれ本当に柴犬なの? でも柴犬にしか見えないし! そして種族を見たらなんと【柴犬?】って! なんでそこにハテナが付いてるの!?
ヤマトと名付けた【柴犬?】は超絶力持ちで柚香を引きずるし、魔物の魔石も食べちゃうなかなかの【?】っぷり。
見ている分には楽しいけれど、やってる本人は大変なダンジョン配信は盛り上がりを見せ、なんと一晩で50万再生というとんでもない事態を引き起こす。

アイドルを助けたり謎のサンバ仮面が現れたり、柚香の周囲はトラブルだらけ。(原因として本人含む)
しかも柚香は、そもそも冒険者になりたくて冒険者科に入ったのではなかったのです! そこからもう周囲に突っ込まれていたり!

過激な多方面オタクで若俳沼のママ、驚きの過去を持ってたパパ、そしてダメステータスすぎてブートキャンプさせられる口の悪いリアル癒やし系アイドル()に個性の強すぎるクラスメイトや先輩たち。

ひよっこテイマーの日常は、時々ダン配、日々特訓。友達の配信にも駆り出されるし、何故かアイドル活動までやっちゃったり!? 悩みがあれば雑談配信で相談もします。だって、「三人寄れば文殊の知恵」だからね!
夏休みには合宿もあるし、体育祭も文化祭も大騒ぎ。青春は、爆発だー!

我が道を行くつよつよ【柴犬?】、本当はアイドルしたくない俳優志望のアイドルたちと共に、「50万再生の豪運シンデレラガール・ゆ~か」は今日も全力で突っ走ります!

他サイトにも投稿しております。
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連載中·69·17.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
子爵令嬢シャレア・アルカポーネは、転生者である。前世は日本の女子大生。就職活動中に不慮の事故に巻き込まれ、かつて散々周回プレイしていた乙女恋愛ゲーム「ロマンスは星のきらめき」に酷似した世界へと転生を果たした。そのゲームは、近世ヨーロッパ風の文明をベースとする剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、耽美系男子が多数登場し、選択肢により様々なルートへ分岐する恋愛ストーリー。基本の恋愛AVG要素に加えて、RPG、SLGの要素もあり、剣と魔法による戦闘、国家同士の戦争、魔王との戦いなどがメインストーリーに盛り込まれている。そんなゲーム内において、シャレア・アルカポーネは、メインストーリーには一切影響を与えない、名有りのモブキャラクターでしかなかった。転生した彼女にとって、シャレアの設定は好都合だった。彼女は前世から――「ロマ星」のメインストーリーに思い入れはあるものの、主役は他人にやってもらい、自分は気楽な第三者として「推しキャラ」「推しカップル」を応援するのが理想という、ミーハー気質だったからである。モブ転生という境遇を幸いに、嬉々として「推し」たちの応援へ邁進しようとするシャレア。しかし、シャレアは思い出す。よりによってシャレアの「最推し」カップルは、ゲーム内のいかなるルートを辿ろうと、必ず悲劇に見舞われ、決して結ばれることのない運命だったことを。せっかく転生したこの世界。できうるなら、彼らの悲劇を回避し、ゲームではありえなかった幸福な未来を「最推し」たちにもたらしたい――。そのためにシャレアが思いついた方法は。
「わたしが強くなって、こっそり全部解決しちゃえばいいんじゃないかな?」
そうして、持ち前の行動力と、前世で培ったゲーム知識を駆使し、地上最強の魔力と戦闘力を身につけたシャレアは、王国狭しと暗躍を開始する。すべては「最推し」たちの幸せな未来のために。
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連載中·44·12.2万字
性描写有り
⭐︎毎週、日、水、最新話更新⭐︎


身体だけと割り切ったはずの、もどかしい恋心。好きな気持ちは溢れていくのに、2人の関係は拗れていってしまう……。2人が選んでいく道は?

秋斗(あきと) 大学3年のある日、興味半分で出会い系サイトに登録し、その後セフレ数名と関係を待っていった。しかし、トラブルが続き、嫌気がさして出会い系の条件欄をかなり厳しくした。本当に身体だけの割り切った関係しかしたくない。しかし、そう簡単に相手は見つからず大学卒業、就職し、半年が経った。
 そんなある日『初めてをして欲しい』と連絡があり、興味半分で陽向(ひなた)に会う。
こんな綺麗な子がゲイ?喜んで身体を重ねる。一夜限りのつもりが、陽向と連絡先を交換する。その日を境に、毎日毎日なぜか陽向へ連絡をしてしまう自分の行動に驚く。その後数回身体を重ねる関係が続いた。もうさすがに陽向へのこの切なくて、苦しくて、愛おしくてたまらないこの気持ちを、きちんと伝えようとした夜、陽向から「今日で会うのはおしまいにしたい。」と告げられる。


陽向(ひなた)は駅中の人気カフェで働いている20歳。
 本当に男が好きなのか、本当に男に抱かれたいのか、一生このまま誰とも付き合えないままなのかと不安になり、思い切ってゲイの出会い系アプリに登録する。
この人なら、割り切ってセックスだけしてくれそう、とAKITOに連絡をする。
一夜限りの条件のはずのAKITOに関係を続けたいと言われる。 何度も身体を重ねるうちに、AKITOへの気持ちをはっきりと自覚する。バレなければこのまま会ってもらえるし、抱いてもらえるそう思っていた。
 しかし、そんな報われない恋、好きな相手に身体だけと思われている辛さに耐えられなくなり「今日で会うのはおしまいにしたい。その代わり、最後に沢山抱いて欲しい。」と告げる。
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連載中·6·1.3万字
暴力描写有り
18歳で都会へ上京する主人公の夏樹。田舎育ちの彼にとって、東京とは憧れの場所。
その場所で営業職の仕事に就く彼は、会社に成果を残そうと必死に頑張っていた。

しかし、世の中そんなに甘くはなかった……。
2年もの間、契約どころか、成約ですら残せないでいた夏樹。

ゆえに、同僚達からは白い目で見られ、上司の所長には給料泥棒と罵られていた。
そんな夏樹ではあったが、唯一の安らぎはチームメイトからの温かい言葉。

こうした支えもあり、どうにか諦めることなく頑張ってきた。
けれど、それもつかの間の出来事。ついに、所長の口からある辞令が通達される。

内容は、4月の人事異動によって、地方の協力会社へ転勤ということであった。

この異動によって苦渋を味わう事になる夏樹。
だが、そんな夏樹の心を癒してくれたのが新しい職場の仲間達。

同僚から温かく迎えられたことで、結果、異動して良かった感じていた。
そんな日々を過ごし、1年が過ぎた4月のこと……。

妙なきっかけで、夏樹はある女性と巡り逢うことになる。
それは、交通事故に遭い掛けた女性を助けたことによる出会い。

ところが、不思議なことに、その出来事が夢だったのか? 現実なのか? よく思い出せずにいた。このような思いを胸に秘めたまま、書類を届けるために会社へと向かっていた。

すると――、偶然にも前夜の女性とバッタリと出会う夏樹。
女性の方から声をかけられ、話を何度かしていく内に意気投合することになる。

こうして、同じ時間・同じ場所・同じ想い。その同じ安らぎを共に過ごす二人。
日常の生活に違和感を感じながらも、夏樹は次第にその女性に惹かれていった……。

はたして、この出会いは偶然なのか? 必然なのか? もしくは、運命の悪戯なのか?
夏樹の下に忍び寄る影。何かの時が刻一刻と迫りくる――。

やがて、ゆっくりと緩やかに解かれていく1本の生命線。
次第に明るみになる事実によって、衝撃的な結末を迎えようとしていた…………。
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連載中·28·4万字
私立八百万学園に通う「和徒村 英一(わとむら えいいち)」。
通称『ワトソン』。
全ての学生はどこかの部活に所属しなければいけないという学園の規則に従い、
仕方なく部員割れによって廃部寸前だった新聞部に入ることになった和徒村。

そんな彼の所属する新聞部に伝統として伝わっている部訓がある。
「百の特ダネより、一つの謎解き」
学園新聞を発行することよりも大事なことは、謎を解くことだという初代部長の信念である。
そんな新聞部としてあるまじき信念を持つ初代部長、ホームズの愛称で呼ばれる「片難 六駆(かたなだ ろっく)」と、
副部長のミス・マーブルこと、新聞部紅一点の「馬淵 純(まぶち じゅん)」。

そんな3人が学園で起こった事件に挑む学園ミステリー。

伝統といってもまだ誰にも受け継がれていない部訓に疑問を持ちながら、
先輩二人の迷推理に常日頃から振り回されているワトソン君。

そんなある日、片難は学園七不思議の一つである「見知らぬ女生徒」を見た生徒がいるという噂を聞きつけた。
招集される新聞部一同(3名)は、その噂の真相を調べるべく乗り出したのだったが……。

八百万学園を舞台に新聞部の面々が活躍(?)するオムニバス形式のミステリーです。
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連載中·36·10.7万字
わたしこと火野麻衣華(ひのまいか)は、大人気VTuberアイドル・柊アクア(ひいらぎあくあ)の生配信を毎日リアルタイムで閲覧することを日課にしていた。
アクアのことが好きすぎて、どうしても認知されたくて、スパチャを投げまくるほどののめり込みっぷりだった。

そんな麻衣華には秘密があった。

麻衣華はアクアのことが好きすぎて好きを通り越してしまい、柊アクアの精巧なアバターを作り出していた。
冒険者の顔も持つ麻衣華は、アバターを身に着けて、柊アクアになりきりプレイで夜な夜なオークロードをソロ討伐していたのだ。

オークロード討伐の目的は、オークロードから低確率でドロップするという超レアアイテム「スキルストーン」を手に入れるため。オークロードからスキルストーンを入手できれば、≪オーク召喚≫のスキル習得が可能になるといううわさを信じてのものだった。
崇拝するアクア様の決めゼリフ『スパチャもしないでアクアに話かけるなんて、子分のオークに襲わせるわよ!』をリアルに再現することができてしまうのだ。

いつものように、深夜のダンジョンでオークロードをソロ討伐していると、妙な初心者風の冒険者に声をかけられる。
その初心者風の冒険者は、自分が「柊アクア」本人であると名乗る。
そして、麻衣華に自分の代わりに柊アクアになりきり、一緒にペアでダンジョン配信をしようと迫るのだった。
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連載中·61·27.5万字
【毎週月・水・金の17時頃に更新予定&商業連載作品。すでに最終話まで原稿完成済、未完の心配はありません(※閲覧モードは『原稿モード』を推奨します)】

とある時間軸の日本。ここでは『魔法少女』たちが現実に存在し、異次元から訪れる脅威である『影奴』を撃退していた。
同時に、魔法少女たちが生み出す魔力は国を支える重要なエネルギー源となっており、『魔法少女発電所』は世界にとってなくてはならない存在であった。

そして魔法少女たちは『魔法少女学園』に通うことを義務づけられており、学園の中枢部は政府ですら手出しができないほどの権力が集中していた。
権力は密かに腐敗を生みだし、魔法少女たちを都合がいいように管理し、情報統制によって純粋なる少女たちは自分が知らないうちに搾取されていたのだ。

そうした歪みは魔法少女同士の対立すら生み出し、彼女たちは『改革派』『現体制派』『武闘派』に分かれて争っていた。そう、影奴という共通の敵がいたとしても、一つにはなりきれていなかったのだ。
このような状況の中で、また新たな魔法少女が生まれる。
その名前は、『ヒナ』。優れた素質故に「世界すら支配しかねない力」を持つと評されながらも、ただ家族との再会を願って戦う少女。
そんな彼女が『カナデ』という魔法少女と出会ったことで、物語はゆっくりと幕を開ける。

これは少女たちが、『世界』に反逆する物語──。

番外編はこちら→https://www.neopage.com/book/30261368110452600
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連載中·25·10.7万字
暴力描写有り性描写有り
ゲーム世界に転生した不遇外科医が、驚異の能力を持つスライム娘の協力×前世チート×錬金術で理不尽を切り抜け、平和な生活を手に入れるまでの物語。もっとも、最大の理不尽は尽くし系スライム娘がかわいすぎて困る点だけど。

【詳しいあらすじ】
―― 14歳で母親と死に別れて以来、努力を重ねて外科医となった田辺林大朗(リンタロー)。
だが手術中に父親が心筋梗塞で亡くなったことをきっかけにPTSDと鬱(うつ)を発症、手術ができなくなり、病院をやめる。
内科医として再起を図ろうとするも直前、ストーカーに刺されて生命を失う――
目が覚めたら、幸せだった子どものころにプレイしていたゲームにそっくりな世界にいた。
せっかくなら好きなことをして皆の役に立ちつつ平和な生活を送りたい。
錬金術師として第一歩を踏み出した主人公の前にあらわれたのは、なんと、しゃべる水たまり。
なんで水たまりが、しゃべるんだ?
―― 現実主義な主人公、目の前で起こる理不尽にツッコミ入れつつ、授かった特典能力と前世の知識をフル利用して人助け&無双する。 
最大の理不尽は 「恩返しするまで離れません!」 とあの手この手で主人公を喜ばせようとしてくる超チートなスライム娘が、かわいすぎて困る件かもしれないが。

※本作で行われている医療行為はフィクションです。病気・怪我の治療は医師や薬剤師にご相談ください。

◆毎週火・金曜 12時30分更新予定

©️砂礫零
無断複写・転載を禁止します。
Unauthorized reproduction prohibited.
版权所有。
복제 금지.
転載禁止
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連載中·24·6.1万字
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連載中·17·4.9万字
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性描写有り
連載中·46·14.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
■腹黒ヒロインに勝利して乙女ゲーの皮を被ったデスゲームを王子と生き残れ!■
【更新:月・水・金】※年末年始はお休みをいただきます。

事故死した元OLの私を、悪役令嬢として乙女ゲーム世界に
送り込んだ娯楽の神様は、神界の配信者だった!

この世界は、娯楽の神のチャンネルで神界にLIVE配信されている。
スパチャが飛べば神アイテムでテコ入れが!!

さらに神は、手違いで婚約者の王子様役まで転生者を送り込んでしまった。
彼は元大学生のゲーマーで、ファンタジーMMOの世界で無双する予定だったから大変!
勝手の分からない乙女ゲームの世界で困惑しきり……。

ゲームのストーリー上、王子様は王室の抗争に巻き込まれて
つねに暗殺の危機に。私は腹黒ヒロインの計略による処刑が待っている。
このままでは、どちらも地獄行き!!

こうなったら協力して、神アイテムの【セーブボタン】と
王子様のギフト【超回復】を駆使し、
見えない敵を炙り出して全ての障害を排除するしかない!!

で、王子様とのロマンス……?
それどころじゃないわよ! こっちは命かかってるんだから!
え? 視聴者さんが期待してるって? 無責任な!

とはいえ乙女ゲームの攻略対象だから、
もちろんイケメンなんだけど……。

は、果たして、戦友は恋愛対象になるのでしょうか?!
※大丈夫です!(作者・談)

【更新:月・水・金】ぜひブックマークを!
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連載中·71·18.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
闇の神マゴスの力を封じ込める聖女を数多、輩出してきた由緒正しきクラヴェウス家の長女として、聖女となるべく教育を受けてきたソフィア。しかし、彼女にはその資格がなかった。それでも諦めない祖母の狂気により、孤独を抱えたまま悪女に相応しいふるまいを見せるソフィアだったが…。

あまり仲良くもなかった同級生、マニエルの死を目撃したことで前世で友人がハマっていたゲーム「セイント・オブ・ラバーズ」の世界である事を思い出す。
さらにソフィアはヒロインに立ちふさがる悪の元凶…。

だけど、そんな事はどうでもいい。

「貴女に会うために生まれ変わったのに…」

ゲームのヒロインであるマニエルに転生したであろう友人に再会する事を願っていたはずなのにその事実を忘れて、悪役令嬢を演じてきた事に罪悪感が募っていく。
一度はショックから生きる希望を失うソフィアであったが、ゲームで聖女となるはずのマニエルの死は予想外の展開でもあって…。

しかもそれは殺人事件の可能性も示唆していた。それも容疑者はゲーム内における攻略対象者達!!

ソフィアは犯人を探し出し、彼女の復讐を遂行しようと行動を開始する。
彼女の力は胸に秘めた友への想いかそれとも新たな出会いか?
聖女のいなくなった滅亡寸前の世界を舞台に元悪役令嬢が事件の真実を追いかける。

※小説家になろうにも投稿しておりますが、若干内容が異なる場合がございます。
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連載中·23·9万字
残酷描写有り暴力描写有り
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連載中·210·36.6万字
【ガチ恋?てぇてぇ?……それはない。彼女が好きなのは『姫宮ましろ』だから】

Vtuber事務所『Fmすたーらいぶ』の1期生として活動する、清楚担当Vtuber『姫宮ましろ』。そんな彼女にはある秘密がある。それは中の人が男ということ……。

そんな『姫宮ましろ』の中の人こと、主人公の神崎颯太は『Fmすたーらいぶ』のマネージャーである姉の神崎桃を助けるためにVtuberとして活動していた。

同じ事務所のライバーとはほとんど絡まない、連絡も必要最低限。そんな生活を2年続けていたある日。事務所の不手際で半年前にデビューした3期生のVtuber『双葉かのん』こと鈴町彩芽に正体が知られて……

この物語は正体を隠しながら『姫宮ましろ』として活動する主人公とガチで陰キャでコミュ障な後輩ちゃんのVtuberお仕事ラブコメディ

※2人の恋愛模様は中学生並みにゆっくりです。温かく見守ってください

※配信パートは在籍ライバーが織り成す感動あり、涙あり、笑いありw箱推しリスナーの気分で読んでください

※配信パートは一応分かりやすいように
「」が枠主、またはその場にいる人(オフコラボなら全員これ)
《》通話越し

にしてあります。
登場人物が多いので、一応私なりに区別をつけてるつもりですが、似たような喋り方のライバーがいる時があるので、ノリで脳内変換してくださいw(すいません)
60
連載中·38·4.5万字
残酷描写有り性描写有り
不老不死の少女40億年遡る壮大な一人旅

17歳のカムラは大切な母にひどい言葉を言い後悔していました。そんな中彼女は不思議な薬を飲みます。それは永遠に若くいられるけど40億年遡り永遠に生きる呪いの薬でした。

カムラは気づいたら40億年前の地球にいました。そこには人間どころか動物さえまだいません。

カムラは母親、そして些細なすれ違いから疎遠になった大切な親友の少女の事を片時も忘れたことはありませんでした。
カムラは神様からの罰でこんな場所に放り出されたのかもしれません。

カムラはサイコロを振りながら、いろんな時代を旅することになりました。恐竜がいる時代、人間が生まれる時、未来の世界など、いろんな時代を行き来します。

その旅の中で、カムラは素敵な風景を見たり、いろんな時代の愉快な仲間たちと出会ったりします。
でも、永遠の命はずっと一人でいることも意味します。愛する人と別れ、新しい出会いを繰り返すことになるのです。

カムラはこの長い旅の中で、自分自身と向き合い、世界の本当のことを知ろうとします。これはただ逃げるための旅ではなく、自分の心の平穏を見つけるための旅でもあります。

カムラはこの呪いから逃れ、母親、そして親友の女の子に謝って、本当の幸せを見つけることができるのでしょうか。

完結までストック有

主な登場人物

•蓮姫《カムラ》
17歳の主人公の少女。
古代ガンガラ大陸のとある小国の王宮に住むワガママなお姫様。
まるで絵に描いたような典型的なジャイアン系女子。
世の中にまかり通っている不条理に対しては
真っ向から立ち向かう粋な一面を持つ。


【追憶編】
•カムラのおばちゃん
蓮姫《カムラ》の血縁の祖母。
いなくなったカムラの実の両親の代わりにカムラを育てている孫思いの優しいおばあちゃん。

•蓮姫のお母さん
家出をし、行く宛の無くなったまだ幼い
カムラを引き取り育ててきた里親。
王族のお妃様。

【(1)原始のいのち《地下生物圏》編】
•オイロス
真っ暗な水中の世界で蓮姫が出会った年の頃小学校低学年くらいの幼い少年。

•マザー様
オイロスを含め村人達が創造主としてあがめている謎の存在。
マザー様という呼称からも想像できるように、みんなに分け隔てなくせっする偉大で優しいお母さんのような存在らしい。

61
連載中·5·1.3万字
暴力描写有り
【私は『最強無敵』のギルド冒険者の超絶美少女だから!】

「エルン。悪いがこれ以上お前とは一緒にいることはできない。今日限りでこのパーティーから抜けてもらう。」

またか…… ギルドに所属しているパーティーからいきなり追放されてしまったエルン=アクセルロッドは、何の優れた能力も持たず、ただ何でもできるという事から、ギルドのランクのブロンズからシルバーへパーティーを昇格させるための【便利屋】と呼ばれ、周りからは無能の底辺扱いの嫌われ者だった。

そして今日も当たり前のようにパーティーを追放される。エルンは今まで29回の追放を受けており次にパーティーを追放されるか、シルバーランクに昇格するまでに依頼の失敗をするとギルドをクビになることに。

ギルドの受付嬢ルナレットからの提案で同じギルドに所属する、パーティーを組めば必ず不幸になると言われている【死神】と呼ばれているギルドで嫌われている男ブレイドとパーティーを組むことになるのだが……。

そしてそんな【便利屋】と呼ばれていた、エルンには本人も知らない、ある意味無敵で最強のスキルがあったのだ!

この物語は29回の追放から這い上がり『最強無敵』になった少女の最強の物語である。
62
連載中·47·14.6万字
63
連載中·13·2.2万字
66
性描写有り
連載中·9·2.6万字
残酷描写有り暴力描写有り
※水・金週2更新(時々週3→その場合月・水・金)です

人は糸で結ばれている。その糸は色によって意味が違う。
代表的なものでいうと、黒は不運。白は幸運。赤は好かれている人の数。
太さによって効果や思いの重さが違うその糸が見えるのは、葛葉神社の巫女のみ。
切ったり、結び変えたりできるのも、巫女のみ。
それらの糸の中で滅多にない色がある。
それが、運命の糸。
色は金色(こんじき)。
金色の糸で結ばれたものは、必ず結婚することになる。
運命の糸は巫女であっても解いたり切ったり出来ないほど強い力を持つ。
しかし、輝かしいその色の糸に出会うことは、めったにない。
30歳になっても、自分から伸びる糸が見えることのなかった巫女、楠葉は自分には縁のない糸たちなのだろうと割り切って巫女としての仕事に生涯を注ぐことに決めていた。
そんなある日、空が真っ赤に染まった夕暮れ時。
巫女である楠葉が葛葉神社の鳥居の下を2回くぐった、刹那。
金色の糸が現れ、その先には黒い袴を纏った茶髪の男が居た。
しかしその正体は、人間に化けた狸。しかも不死身で倒すことのできない、悪戯好きの妖怪バカ狸。
あまりの驚きで妖怪と認識する前に、見たことのない美男な容姿に見惚れてしまった楠葉は幻惑をかけられて結婚させられることに。
その結婚生活は勿論平和なわけがなくて……!?

これは、三十路になって男に対して耐性のない気の強い巫女と、悪戯好きからかい好き迷惑行為大好き妖怪の化け狸の夫婦による奇想天外の結婚生活物語。
67
連載中·49·12.5万字
残酷描写有り
■第1回NSP賞佳作頂きました!■私の名前はアナスタシア。 公爵令嬢でいわゆる悪役令嬢という役回りで異世界転生した。 
 ――その日、我が学園の卒業パーティーは、豪華客船にて行われていた。
 ――ですが。
 もうこの時点でお察しですよね。ええもう、沈みましたとも。
 沈む直前、ここにいるヒロイン、クソ王子withその他攻略対象の皆さんに私は船上で婚約破棄イベントで断罪されていた。
 その最中にタコの魔物に襲われて。これ乙女ゲームですよね? そして気がつけば見知らぬ無人島。 
 私はそこで一人の青年に出会うのです。
 ネタバレすると10年前に行方不明になった第一王子だったんですけどね!!
 この王子、人と接していなかったものだったから、心が小さな子供のままでした。
記憶もなくしているようで。 そう、つまり彼はピュアな少年のハートの持ち主なの、です。

 ※※※
 R15ですが品がない方面に舵を切ってますので、何でも許せる方向けです。
 下品系が許せない方はご注意ください。

 魔法のシステムは私の他の作品から流用したり、新しく追加したりしてますが、特にそちらを読まなくても大丈夫です。

●なろうさん、アルファポリスさん、カクヨムさんにも載せてます。

69
連載中·7·2万字
73
連載中·11·2万字
【なるほど・・・やはり本の知識は優秀なのですね!】

「アリーゼ=ホーリーロック。お前をカトリーナ教会の聖女の任務から破門にする。話しは以上だ。荷物をまとめてここから立ち去れこの「異端の魔女」が!」

カトリーナ教会の聖女として在籍していたアリーゼは聖女の証である「聖痕」と言う身体のどこかに刻まれている痣がなくなり、聖魔法が使えなくなってしまう。

それを同じカトリーナ教会の聖女マルセナにオイゲン大司教に密告されることで、「異端の魔女」扱いを受け教会から破門にされてしまった。そう聖魔法が使えない聖女など「いらん」と。

でもアリーゼはめげなかった。逆にそんな小さな教会の聖女ではなく、逆に世界を旅して世界の聖女になればいいのだと。そして自分を追い出したこと後悔させてやる。聖魔法?そんなの知らないのです!と。

そんなアリーゼは誰よりも「本」で培った知識が豊富だった。自分の意識の中に「世界書庫」と呼ばれる今まで読んだ本の内容を記憶する能力があり、その知識を生かし、時には人類の叡知と呼ばれる崇高な知識、熟練冒険者のようなサバイバル知識、子供が知っているような知識、そして間違った知識など……旅先の人々を助けながら冒険をしていく。そうこれは世界中の人々を助ける存在の『聖女』になるための物語。

※追放物なので多少『ざまぁ』要素はありますが、W主人公なのでタグはありません。

※基本はアリーゼ様のほのぼの旅がメインです。

※追放側のマルセナsideもよろしくです。
75
連載中·5·1.2万字
【珍しいジョブの『スカウト』の私が霞んでる……私が一番まともなんだけど……これ?】

「朝早くからすまんな。エステル。お前は今日限りでこのパーティーを抜けてもらう。今までご苦労様」

 主人公のエステルはパーティーのリーダー、グラン=デルタニアに呼び出されいきなり追放宣言をされた。

 理由はもっと強い仲間を探している。だから弱いお前はいらないんだよ。と簡単な理由。そして更に「お前のジョブはなんだ?『スカウト』だろ?なら尚更役立たずじゃねぇか。時代遅れなんだよお前のジョブは。」

 エステルのジョブは珍しい『スカウト』。敵の気配を感じ取り事前に察知したり、罠の発見をしたり出来るジョブ。戦闘ではあまり役に立たない、それでも一生懸命サポートをしていたがエステルの頑張りは誰も認めてくれない。周りからは「時代遅れのジョブ」と思われているだけだった。

 しかしエステルはダンジョン攻略に必要な『危険回避』『マッピング』『罠解除』『索敵』『開錠』『アイテム係』すべての能力を持ち合わせているサポートマスターだった。彼女が不得意なのは『戦闘』だけ。

 今までの給料「銅貨2枚」を握りしめ、貧民街に行き、そこで『妖精の隠れ家』と呼ばれる酒場を経営している、元冒険者のマスター アリシア=フォン=ルーザリアと出会うのだが……。

 この物語は今時珍しいジョブの『スカウト』のエステルがスカウトされ新たな『妖精の隠れ家』で、「おしゃべり陽キャのアサシン」「怪力の破壊魔少女」「腰痛持ちの剣聖」「超絶美少女の男の娘クレリック」……etc

 超絶個性派な仲間たちと成り上がっていくファンタスティックストーリーです!
76
連載中·15·3.8万字
性描写有り
77
連載中·5·0.9万字
【私。この『なんでも屋』で高級ラディッシュになります(?)】

「今日であなたはクビです。今までフローレンス王宮の宮廷魔法士としてお勤めご苦労様でした。」

アイリーン=アドネスは宮廷魔法士を束ねている筆頭魔法士のシャーロット=マリーゴールド女史にそう言われる。

理由は国の禁書庫の古代文献を持ち出したという。そんな嘘をエレイナとアストンという2人の貴族出身の宮廷魔法士に告げ口される。この2人は平民出身で王立学院を首席で卒業、そしてフローレンス王国の第一王女クリスティーナの親友という存在のアイリーンのことをよく思っていなかった。

もちろん周りの同僚の魔法士たちも平民出身の魔法士などいても邪魔にしかならない、誰もアイリーンを助けてくれない。

自分は何もしてない、しかも突然辞めろと言われ、挙句の果てにはエレイナに平手で殴られる始末。

王国を追放され、すべてを失ったアイリーンは途方に暮れあてもなく歩いていると森の中へ。そこで悔しさから下を向き泣いていると

「どうしたのお姉さん?そんな収穫3日後のラディッシュみたいな顔しちゃって?」

オレンジ色の髪のおさげの少女エイミーと出会う。彼女は自分の仕事にアイリーンを雇ってあげるといい、山奥の農村ピースフルに連れていく。そのエイミーの仕事とは「なんでも屋」だと言うのだが……

アイリーンは新規一転、自分の魔法能力を使い、エイミーや仲間と共にこの山奥の農村ピースフルの「なんでも屋」で働くことになる。

そして今日も大きなあの声が聞こえる。

「いらっしゃいませ!なんでも屋へようこそ!」

78
連載中·102·39.5万字
残酷描写有り暴力描写有り
82
連載中·14·7.6万字
【毎週火・木の17時頃に更新予定(※閲覧モードは『原稿モード』を推奨します)】

少しだけ未来の日本。この国では人と人の出会いを決定づける要素…『因果律』をも測定することが可能となっており、因果にて結ばれるべきと判断された組み合わせは生涯にわたって幸福に満ちた人生が歩めるとされていた。

よって日本では因果律に従った交際および婚姻が推奨されており、建前は民主主義国であるがゆえに因果に従うかどうかは自由となっているものの、因果律にて認められたペアが結ばれることは国家の発展に関わることもあり、政府は様々な方法にて因果律に従うように画策していた。
同時に、多くの国民は因果律に従うことを是としていた。

一方、因果律に従わない、あるいは逆らうために悪行へと走る人間も存在しており、そういった人間たちを秘密裏に捕縛および処理する『エージェント』たちもいた。
彼らは政府直轄の組織である『因果律研究所』に所属しており、戦闘行為も含めた荒事に対応すべく訓練された、一般には知られていない存在だった。

また、因果律研究所では後天的に因果律を操作された存在…Causal Manipulation Children、通称『CMC』も育てられており、彼らは因果律がどれだけ素晴らしいか自己の存在を持って周囲にアピールしつつ、とくに優れた子供たちはエージェントとしても訓練されていた。

CMCとして育てられた主人公『三浦円佳(みうらまどか)』は『辺見絵里花(へんみえりか)』との因果を与えられ、この二人もエージェントとしての役割を担うことになる。
クールではあるものの情が深い円佳はいじっぱりで面倒見がいい絵里花を大切に思いつつ、それでも自分の気持ちが与えられたものなのか、それとも本当のものなのか悩んでいた。

そんな彼女たちも高校進学を機に交際を始め、CMCとして因果律で結ばれることの正しさを周囲に知らしめつつ、ときにエージェントとして過酷な任務に赴く。
与えられた因果の果てになにが待っているのか、それは誰にもわからない。しかし、円佳は願っていた。

「いつか私も、絵里花のことを『好き』になれますように」

これは少女たちの数奇な『因果』をたどる、愛と出会いの冒険譚である──。

(※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません)
85
性描写有り
連載中·53·4万字
残酷描写有り暴力描写有り
主人公上田仲頴は長安学園の高校二年生なのだが、彼は自身の大きな体躯とハーフと言う事もあり、幼小の頃から幼馴染や同級生達に虐められながら、2100年の日本と呼ばれた国のC国の自治区となっている都道府県で暮らしていたのだが。
彼は自分が通う長安学園の理事長姉妹や校長先生と会い、接した事で、自分の過去が何者かを悟り、英霊持ちだと、自分の前世の者……。

それも大変に悪しき者であった後漢の魔王董卓仲頴だと教わるのだが、現世の彼は、完全に幼馴染に牙を折られた可愛い豚ちゃんだから、前世のように荒々しい者、悪しき者にはならずに、毎日虐めに遭う生活を続けていたけれど。
ふとした事で彼の前世である董卓仲頴が目覚めてしまい。彼が通っている学園の他校にも睨みが利くヤンキー達と紛争……。前世のように自分の配下とすれば彼も、自分の学園の生徒達を他校のヤンキー達や県内の不良達から守る自衛団へと入れば。今度は彼は自分の暮らす自治区、県の有権者がおこなっている闇の中華マネーの学園同士の紛争へと、自分の通う学園の援助金を手に入れるために董卓仲頴として他校の英霊持ち達と抗争を始めるのだった。

学園同士の抗争、魔法と剣、戟、肉弾戦による三国志の英霊達のタイマン喧嘩話でございます。



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連載中·9·1.4万字
残酷描写有り暴力描写有り
93
連載中·59·13.2万字
【月・水・金更新予定】

 ──義を尽くし、愛を為せ。女神ライザの名のもとに。
 
 主人公の桐谷優子は、ゆるオタ気質の会社員。
そこそこブラックな環境の職場に勤めつつ、サブカルをそれなりに楽しみながら毎日を過ごしていた。

 彼女が学生時代にハマっていた恋愛シミュレーションゲーム「魔法も奇跡も貴女のために(通称:魔奇あな)」が発売十周年を記念してアプリ版をリリースするニュースを知った夜、優子の意識はそのゲームと瓜二つに構成された異世界・ライゼリアへと飛ばされてしまう。目覚めた彼女は、ゲーム内キャラクターの一人、悪役令嬢のアリシアとなっていた。

 優子が元々生きていた世界の人々が鈍感になってしまっただけで、言葉の持つ力は本来強大であり、言葉や思念の力によってライゼリアは架空の世界ではなく実在のものになったのだ。
 また、近頃、負の言葉や感情が大量に押し寄せてライゼリアをゆがませ、そのひずみがキャラクターに影響を与えていた。特に悪役令嬢のアリシアは非常に悪辣な存在になっていたという。よって、この世界の神によって悪役令嬢は断罪され、魂の流刑に処される。魂の抜け落ちた体の処遇を決定しようとした時、主人公・優子の意識がアリシアの体と同化してしまったらしいのだ。

 アリシアとして転生した優子は事情を把握し、ヒロインを一切いびらないことで自らの苦境を避けようと思い付く。だが、アリシアは弟王との婚約を破棄され、辺境荘園で謹慎の身となり、果ては元々ゲーム内の攻略対象キャラクターではなかった獣人貴族・レオの優しさに惹かれて……と、どんどん思わぬストーリーに巻き込まれていく。

 果たして彼女は、女神ライザに「恐れずに為すべきを為しなさい」と言われたように、この世界で立派に生き抜けるのだろうか?

【キャラクターデザイン・イラスト/やま太郎】

【編集部からの勧めもあって、週3回更新で2000~3000字前後をアップしていきます。まとめて読みたい派の方にとってはこま切れな字数ですが、お付き合いいただければ幸いです。コメントや応援チケット、励みになります。感謝!!!】
94
連載中·62·16.1万字
*毎週月・水・金に更新中*
【魂を呪われし仙女、転生する先々で、どうあがいたって溺愛される!】

男女の色恋が禁じられている仙界。
突然襲った邪龍を命懸けで倒した愛花と星藍だが、想い合うふたりは呪われてしまう。
仙界での居場所を失ったふたりは、輪廻をへて、現代日本へ転生する。
そしてふたたびめぐり合うふたり──花梨と星夜。
前世の記憶を失った花梨だが、他人の好感度が『ゲージ』によって見える特殊能力に目覚めていた。
そんなとき、はじめて出会ったはずの星夜の好感度がMAX寸前で……

「あり得ない、絶対おかしい!」

恋に奥手な花梨は、星夜の好感度を下げるために奮闘。
しかし嫌われるどころか、星夜の好感度は上がるばかり。

「きみとのやり取りをふと懐かしく思うのは、なぜだろうな」

星夜のまっすぐな想いに、しだいに花梨も惹かれてゆき、やがて思い出す。

──嫉妬、欲望、悲哀、恐怖、憤怒──
男女の色恋は負の感情、『五悩』を引き起こす。
そのために、仙界から追放されたことを。

「ひとを愛することは、罪などではない」

そのことを証明するため、『五悩』を克服するふたりの試練がはじまった。
あるときは現代JK令嬢×若社長、あるときはアニメの中の男装騎士×元奴隷従者──
さまざまな世界に転生しながら、ふりかかる困難は愛の力ですべて解決!

入り乱れる現代と異世界、そして仙界。
これは糸を織りなすように繊細で、極彩色のように鮮やかな、中華風転生ロマンスファンタジー。